イコライザーの紹介:2014年アメリカ映画。1980年代のテレビドラマ「ザ・シークレット・ハンター」のリメイク版で、元CIA工作員で今はホームセンターで働く無敵の殺しのプロが法で裁けない巨悪に立ち向かう、ハリウッド版「必殺仕事人」ともいうべきアクション映画です。
監督:アントワーン・フークア 出演者:デンゼル・ワシントン(ロバート・マッコール)、マートン・ソーカス(テディ・レンセン)、クロエ・グレース・モレッツ(テリー)、デヴィッド・ハーバー(マスターズ)、ヘイリー・ベネット(マンディ)ほか
映画「イコライザー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「イコライザー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「イコライザー」解説
この解説記事には映画「イコライザー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
イコライザーのネタバレあらすじ:起
ボストンのホームセンターで働く平凡な中年男のロバート・マッコール(デンゼル・ワシントン)は、仕事帰りに深夜営業のカフェに立ち寄り、紅茶を飲みながら亡き妻が遺した本を読むことを何よりの楽しみとしていました。ある日、マッコールはカフェの常連客である若い娼婦のテリー(クロエ・グレース・モレッツ)と知り合い、親しくなっていきます。将来は歌手になるという夢を持つテリーに、マッコールは「君はなりたいものになれる」とエールを送ります。しかしある夜、テリーは何者かによって連れらされてしまいます。その翌日、いつものようにカフェに向かったマッコールは、オーナーからテリーが瀕死の重傷を負って集中治療室に運ばれたと聞きます。マッコールはテリーの娼婦仲間マンディ(ヘイリー・ベネット)から娼婦の元締めであるロシアン・マフィアのスラヴィ(デヴィッド・ムニエ)の情報を聞き、早速アジトに向かいます。
イコライザーのネタバレあらすじ:承
テリーは見せしめのためスラヴィ一味に半殺しにされたのです。マッコールは金を用意してテリーを開放するよう交渉しましたが一味は見下しながら拒否します。その時、マッコールは時計を見ると、スラヴィをはじめその場にいた手下全員を鮮やかな暗殺術で抹殺しました。その間わずか19秒でしたが、マッコールは少し不満げでした。マッコールの正体は元CIA工作員にして凄腕の暗殺者だったのです。間もなくスラヴィの親玉である本国ロシアの巨大マフィア組織は、報復のため殺し屋のテディ(マートン・ソーカス)をボストンに送り込み、犯人捜しにあたらせます。テディはマフィアに内通している地元の警察官からの情報でマッコールに辿り着き、殺害しようと企みます。
イコライザーのネタバレあらすじ:転
一方のマッコールもCIA時代の仲間だったスーザン(メリッサ・レオ)からロシアン・マフィアの情報を入手し、徹底的に叩き潰す決意を固めます。マッコールはマフィアとの繋がりがあるマスターズ刑事(デヴィッド・ハーバー)を締めあげ、マフィアに関するデータ全てをFBIに提供すると、マフィアが所有する石油タンカーを爆破、大金を隠している工場を閉鎖するなど徹底的に資金源も断ち切っていきました。激怒したマフィアのボス・プーシキン(ウラジミール・クリッチ)はテディに決着を命じます。テディは手下と共にマッコールの勤め先のホームセンターを占拠し、同僚らを人質に取って立てこもります。
イコライザーの結末
しかし、テディの行動は完全な誤算であり命取りでした。マッコールにとってはまさにこの店は我が家も同然、マッコールは店を停電させると、店の棚にあるドリルや釘、有刺鉄線、バーナーなど様々な日用品を用いてテディの手下を次々と処刑していき、最後はテディもあっさりと釘打ち機で惨殺しました。その3日後、マッコールはロシア・モスクワに飛び、プーシキンの屋敷に乗り込みます。そして、マッコールが立ち去った後には、感電死させられたプーシキンをはじめ、マフィア全員の死体が転がっていました。帰国したマッコールは、無事退院したテリーと再会します。娼婦から足を洗い、堅気の仕事に就いたテリーはマッコールに感謝の気持ちを伝えました。そしていつものようにカフェに入ったマッコールはパソコンを開き、かつてのテリーのような逃げ場のない人から助けを求めるメールを受け取ると、すかさず「YES」と返信しました。
物静かで心優しい親切な主人公マッコールが19秒で敵を倒しまくる。
その場にあるものを使って敵を倒していくのだが、優しい顔とは裏腹に結構エグい殺し方もするので要注意です。
倒していく手際が良くて見ていて気持ちいいです。
特にピンチらしいところも少なく主人公が無敵です。