しあわせの雨傘の紹介:2010年フランス映画。旦那のお飾りとして退屈な日々を過ごしていた主婦が、生きがいをみつけ、自立していく姿を描いたハッピーなサクセスムービー。自分の生きるべき道を見つけた主人公の姿は、勇気づけられること間違いなしです。
監督:フランソワ・オゾン 出演者:カトリーヌ・ドヌーブ(スザンヌ)、ジェラール・ドバルデュー(市長)、ファブリス・ルキーニ(スザンヌの夫)、ジュディット・ゴドレーシュ(スザンヌの娘)、ジェレミー・レニエ(スザンヌの息子)ほか
映画「しあわせの雨傘」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「しあわせの雨傘」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「しあわせの雨傘」解説
この解説記事には映画「しあわせの雨傘」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
しあわせの雨傘のネタバレあらすじ:お飾りの主婦、スザンヌ
スザンヌは、雨傘工場を経営する夫を持つセレブ主婦です。家事はお手伝いに任せ、ジョギングや美容に勤しむ、優雅だけど退屈な毎日を過ごしています。夫のロベールは、スザンヌをお飾り扱いし、家事も仕事もさせず亭主関白として振る舞い、さらには、秘書と浮気までしています。娘は、夫の言いなりになっているスザンヌを見下しており、息子に至っては工場の跡を継ぐ気もなく、恋愛にうつつを抜かしているのでした。
しあわせの雨傘のネタバレあらすじ:工場で起きたストライキ
ある日のこと、雨傘工場でストライキが起こります。労働組合の要求を受け入れなかったロベールは、社長室に監禁されてしまいます。ロベールを助けるべく、スザンヌは昔、恋愛関係にあった市長に、ロベールを助けてもらうよう頼み込みます。スザンヌへの想いを断ち切れていなかった市長は、スザンヌに協力しロベールを助けるために尽力します。市長のおかげで、ロベールは助かりますが、持病の心臓発作から倒れてしまいます。
しあわせの雨傘のネタバレあらすじ:主婦からの脱却
ロベールが倒れてしまったため、工場の経営はスザンヌが運営する羽目になってしまいます。専業主婦で経営者としての経験がないスザンヌですが、従業員に対しても家族に対するような思いやりを持って接し、従業員からの支持を得ます。ストライキは終結し、工場の業績もうなぎ昇りになります。息子や娘もそんなスザンヌを見直し、母親をサポートするため尽力します。
しあわせの雨傘の結末:自らの手で勝ち取った栄冠
スザンヌは今までの退屈な毎日から解放され、打って変わっていきいきと仕事に取り組み始めます。
やっと、自分の生きがいを見つけたスザンヌのもとに、ロベールが退院して帰ってきます。スザンヌの成功を快く思わないロベールは、裏で手をまわし、スザンヌを工場から追放します。スザンヌは夫と離婚し、政治進出をすることを決意します。そして、スザンヌは市長選に見事当選し、市長としての栄誉を手に入れるのでした。
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