のんちゃんのり弁の紹介:2009年日本映画。入江喜和の同名マンガを原作にした実写映画で、東京の下町を舞台に、ダメ亭主と離婚して自立した一人の女性として一人で子育てしようと決心した30代の主婦が、得意の料理の腕を活かしてお弁当屋を開こうと奮闘する姿を軽妙なタッチで描いたハートフルドラマ映画です。小春が作るお弁当にも必見です。
監督:緒方明 出演:小西真奈美(永井小巻)、岡田義徳(永井範朋)、村上淳(川口建夫)、佐々木りお(永井乃里子 / のんちゃん)、山口紗弥加(玉川麗華)、岸部一徳(“ととや”の主人・戸谷)、倍賞美津子(原フミヨ)、ほか
映画「のんちゃんのり弁」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「のんちゃんのり弁」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「のんちゃんのり弁」解説
この解説記事には映画「のんちゃんのり弁」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
のんちゃんのり弁のネタバレあらすじ:起
ある朝、小春はお弁当を作り、乃里子をいつもの様に幼稚園の制服に着替えさせ、テーブルに離婚届を置き、大荷物を抱えて家を出ました。そして、いつもの幼稚園のバスには乗らずに電車に乗って小春の実家へ戻って来ました。小春は夫の範朋に対して養育費も慰謝料もなにも請求せず、乃里子を養うためにも就職活動をする事にします。範朋は離婚に納得しておらず、小春と乃里子に会いに来て離婚を取り消す様に説得しました。しかし、小春は離婚を取り消すつもりはありませんでした。
のんちゃんのり弁のネタバレあらすじ:承
それから小春の就職活動は中々うまくいかなくて苦しんでいました。そんな時、保育士で小春の知り合いである麗華から水商売の仕事を進められます。最初は絶対に無理だと頑なに拒否していた小春でしたが、綺麗事だけじゃ乃里子を養う事が出来ないと指摘をされ水商売の仕事をすることに決めます。そしてお店で働いていましたが、酔っ払いのお客からキスをせがまれた事に対して怒ってしまいお店はクビになりました。そんな時、昔好きだった建夫に偶然会います。建夫は実家の後を継いで小規模ながらも写真館を営んでいました。学生の頃から付き合うことはなくても惹かれあっていた2人は、よく会う様になり次第にまた惹かれあいます。
のんちゃんのり弁のネタバレあらすじ:転
ある日、偶然通りかかって食べたととやというお店のサバの味噌煮が美味しくて、家でどうしたらこの味に近づけるのか研究します。それから試作したサバの味噌煮を街の人や保育園の先生に配ったりしていました。しばらく続けていると麗華がやって来て、「こんなに美味しいお弁当をタダで食べるのは申し訳ない。」とお金を受け取ります。その事から小春はお弁当屋を開こうと決意します。そして、ととやに「無給でいいから働かせて勉強させてほしい。」と頼み雇ってもらいました。
のんちゃんのり弁の結末
食品衛生責任者の資格もとって順調な小春にととやの亭主である戸谷は昼の間だけ店を貸すから弁当屋を開くという案を出してくれました。しかし、小春は自分の力でやりたいと断ります。すると、お金をしっかり貯めるようにと今までのお給料をいただいたのでした。そして建夫に会って話をしているとプロポーズされます。驚いているその時に麗華から乃里子が範朋に誘拐されたと連絡を受けます。そして、ととやで乃里子とご飯を食べていた範朋に小春は殴りかかりそこから大喧嘩となり警察も仲裁にくるほどでした。そして、ようやく範朋は離婚を受け入れました。その後、乃里子は無事卒園しました。そして、離婚も成立しました。小春は建夫のプロポーズは結局受けずにととやでお弁当屋さんを無事に開店することができたのです。
以上、映画のんちゃんのり弁のあらすじと結末でした。
続いて、より詳細なネタバレあらすじを解説します。
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