プライド&グローリーの紹介:2008年アメリカ,ドイツ映画。ニューヨーク市警で働くレイの一家は警察一家でした。しかし義理の弟を中心とする警官たちの汚職が表面化し、警察一家は窮地に立たされます。家族を守るのか正義を貫くのか、揺れる心を描いた人間ドラマです。
監督:ギャヴィン・オコナー 出演者:エドワード・ノートン(レイ・ティアニー)、コリン・ファレル(ジミー・イーガン)、ジョン・ヴォイト(フランシス・ティアニー・Sr)、ノア・エメリッヒ(フランシス・ティアニー・Jr)、 ジェニファー・イーリー(アビー・ティアニー)ほか
映画「プライド&グローリー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「プライド&グローリー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
プライド&グローリーの予告編 動画
映画「プライド&グローリー」解説
この解説記事には映画「プライド&グローリー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
プライド&グローリーのネタバレあらすじ:起
警察の現場をしばらく離れていたレイでしたが、麻薬取引現場に踏み込んだ警官らが銃撃戦になり2人死亡したことから、兄であり署長であるフランシス・ティアニー・Jrから復帰をうがされ職務に戻りました。レイの一家は警官一家で、警察高官の父親、警察署長の兄、義理の弟も警官という警察一家でした。レイには別れた妻がいました。クリスマスプレゼントを送っても冷たくされ、レイのクリスマスは兄の家で迎えました、警察一家が勢ぞろいするもレイは一人浮いていました。レイは父親から警察組織のしきたりをいつも叩きこまれていました。そんなことがレイにとっては嫌でした。
プライド&グローリーのネタバレあらすじ:承
兄が署長を務める分署は汚職にまみれていました。麻薬が絡む事件で殺された男から、麻薬を抜き取り自分で使用したり、売人から売り上げをピンハネしたり、街の店の店主から用心棒代を巻き上げたりしていました。そしてその中心的存在は義理の弟のジミーでした。署長である兄は、ある程度の汚職は見逃していました。そんな時麻薬取引の元閉めの部屋に踏み込むことになりました。部屋にいた男たちを射殺するも、女が一人事前に逃げていました。この情報を聞き、問いただすと踏込情報を伝えていたのがジミーだと白状しました。ジミーは麻薬組織とも密通し、組織を操っていたのでした。やがて署長である兄の耳に入り、ジミーを責め立てますが家系を守るため不問にしました。
プライド&グローリーのネタバレあらすじ:転
レイはジミーらが麻薬取引の男の部屋に踏み込んでいる情報を聞きつけ、追って乗り込みました。そこにはジミーらがいて、男の口にパイプのようなものを突っ込んで殺していました。つまり口封じです。レイがジミーに殺したことを問いただすと、ジミーはレイの拳銃を取り、男に向け数発発砲しました。レイが射殺したことにしたのです。そして、ジミーが口裏を合わせるようにレイに話しますが、この事件は記者が情報を聞きつけ暴露したことにより大問題に発展しました。レイとジミーはそれぞれ事情聴取を受けました。ジミーは作り話をして、レイが正当防衛で射殺したと言いました。しかしレイはオレは撃っていないがそれ以上はしゃべらないと口をつぐみました。
プライド&グローリーの結末
レイに対し兄と父が、家系を守るため、嘘の自白をせよと説得しますがレイは受け入れません。逆に兄を説得しジミーが撃ったことを話すことになりました。これにより、ジミーらと一緒に街で用心棒代や売人からピンハネをしていた汚職警官たちは何もできなくなりうっぷんが溜っていました。逆に金を巻き上げられていた男たちは強気になっていました。辛抱が切れて店に用心棒代をたかりに行った警官に店主が発砲し、キレた警官が人質を取り店に立てこもりました。そこにレイが到着し警官を説得し投降させました。そこにジミーもやって来ますが、ジミーに恨みを持っていた男たちが暴徒と化しジミーを殴り殺しました。父と兄とレイはその後何もなかったように警察官として働いています。
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