スティーヴン・セガール 沈黙の鎮魂歌の紹介:2009年アメリカ,カナダ映画。スティーヴン・セガールのライフワークともいえる“沈黙”シリーズの一作品となる本作品は、セガール扮する元ロシアンマフィアが元妻を殺して娘に重傷を負わせた者たちに復讐していく姿を描いています。
監督:ジェフ・F・キング 出演者:スティーヴン・セガール(ルスラン・ドラチェフ)、ローラ・メネル(レニー・ドラチェフ)、イゴール・ジジキン(ミカエル・アブラモフ)、ドミトリー・チェポヴェツキー(ステファン・アブラモフ)、ロバート・ウィスデン(テリー・ゴールドスタイン)ほか
映画「沈黙の鎮魂歌」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「沈黙の鎮魂歌」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
スティーヴン・セガール 沈黙の鎮魂歌の予告編 動画
映画「沈黙の鎮魂歌」解説
この解説記事には映画「沈黙の鎮魂歌」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
スティーヴン・セガール 沈黙の鎮魂歌のネタバレあらすじ:起
元ロシアンマフィアのボスで今は犯罪小説家のルスラン・ドラチェフ(スティーヴン・セガール)は、元妻のキャサリン(インナ・コロブキナ)から娘で検事のレニー(ローラ・メネル)が結婚すると聞き、住まいのあるカリフォルニアから生まれ育ったニューヨークに飛びました。キャサリンの再婚相手で弁護士のテリー・ゴールドスタイン(ロバート・ウィスデン)の邸宅でレニーと再会したルスランは、レニーの結婚相手がかつて対立していたライバルのマフィアのボス、ミカエル・アブラモフ(イゴール・ジジキン)の息子ステファン(ドミトリー・チェポヴェツキー)であることに驚きを隠せませんでした。しかし、父とは違ってステファンは今まで一度も人を殺めたことのない善良な男で、レニーを本気で愛しているのです。
スティーヴン・セガール 沈黙の鎮魂歌のネタバレあらすじ:承
しかし、結婚式の当日、キャサリンは何者かによって殺害され、レニーも瀕死の重傷を負ってしまいます。怒りに燃えるルスランは復讐を誓い、テリーに何か怪しげなものを感じながらも武器屋で武器を調達しました。続いてルスランが向かったのはステファンとミカエルの元でした。ミカエルは協定仲間のイリア(セルゲイ・ナシボフ)と図り、機に乗じてルスランを始末する作戦を考えました。一方、ルスランはステファンと共に実行犯のアジトを突き止め、黒幕を吐かせようとしましたが、暴走したステファンは実行犯グループの一人を殺害しました。やがてルスランとステファンは次々と迫り来る実行犯グループと闘いながら、事件の黒幕がミカエルであることを突き止めました。
スティーヴン・セガール 沈黙の鎮魂歌のネタバレあらすじ:転
更に調べを進めるうちに、テリーはミカエルの顧問弁護士となっており、ミカエルは自分たちの活動を脅かす検事であるレニーの始末を目論んでいました。一方、キャサリンはテリーの違法行為を告発しようと考えていましたが、多額の借金があるテリーはキャサリンに多額の保険金をかけたうえで殺害したのです。実行犯の主犯格を殺したルスランとステファンはテリーに銃を突きつけましたが、その時一命を取り留めたレニーが入院している病院から連絡があり、異変を感じ取ったルスランらはレニーを安全な場所へ移動させようとしました。しかし、ミカエル一味は警察官に扮装して病院に侵入、医者を拷問してレニーを探し出そうとしました。
スティーヴン・セガール 沈黙の鎮魂歌の結末
ルスランらはレニーをガードしながら工事中の病棟へ連れて行きましたが、重火器で武装したミカエル一味はルスランとレニーを親子共々抹殺しようと執拗に迫ってきました。ルスランは警察に連絡しながら一味を始末していき、ミカエルを一騎打ちの末に殺害しました。ルスランはテリーを殺そうとしていたステファンを諭し、テリーは警察に引き渡されていきました。やがてレニーは意識を取り戻し、ステファンを娘の結婚相手として認めたルスランは「父や俺のようになるな。娘を幸せにしろ」とレニーのことを託しました。元の生活に戻ったルスランは、レニーがハネムーンから帰った報告を笑顔で受けました。
この映画の感想を投稿する