パシフィック・リム:アップライジングの紹介:2018年アメリカ映画。超巨大人型兵器、イェーガーが謎の巨大生物KAIJUに挑むSFアクション超大作「パシフィック・リム」の続編。物語は前作の10年後。再び現れたKAIJUに、人類は新たなパイロットとイェーガーで立ち向かう。監督は前作と変わり、スティーブン・S・デナイト。主演は「スター・ウォーズ フォースの覚醒」のジョン・ボイエガ。日本人キャストに菊地凛子、新田真剣佑を迎える。
監督:スティーブン・S・デナイト 出演:ジョン・ボイエガ(ジェイク・ペントコスト)、スコット・イーストウッド(ネイト・ランバート)、カイリー・スパイニー(アマーラ・ナマーニ)、菊地凛子(森マコ)、チャーリー・デイ(ニュートン・ガイズラー)、ジン・ティエン(リーウェン・シャオ)、バーン・ゴーマン(ハーマン・ゴッドリーブ)、マックス・チャン(チュアン司令官)、新田真剣佑(リョーイチ)
映画「パシフィック・リム2:アップライジング」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「パシフィック・リム2:アップライジング」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
パシフィックリム アップライジングの予告編 動画
映画「パシフィック・リム2:アップライジング」解説
この解説記事には映画「パシフィック・リム2:アップライジング」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
パシフィックリム2 アップライジングのネタバレあらすじ:起
人類が巨大生命体KAIJUとの壮絶な闘いを繰り広げた前作から10年後。街は復興しつつありますが、一部では破壊された建物やKAIJUの亡骸が未だに残っています。そんな街でジェイクはその日暮らしの生活を送っていました。ジェイクは前作のイェーガー(人型兵器)のパイロット、イドリス・ペントコストの息子ですが、父とは違う生活を求め、毎日遊んで生活していました。ある日、ジェイクは一攫千金を狙い、イェーガー廃棄場に忍び込みます。イェーガーの部品は高値で売る為、ジェイクはその中で最も高価な動力源を探します。しかし、仲間の裏切りでジェイクは追われる羽目になり、その隙に別の侵入者に動力源を奪われてしまいます。ジェイクは動力源を横取りした者を追うと、大きな倉庫へたどり着きます。中に入ると、廃品を集めて作ったイェーガーがありました。ジェイクが見惚れているとアマーラが現れます。アマーラは処理場から盗んだ部品でイェーガーを作っていたのです。そして、ジェイクから動力源を奪ったのもアマーラでした。すると突然地響きがして、本物のイェーガーが現れ、出頭するように要求してきます。しかし、アマーラは自作イェーガーに飛び乗り、強行突破を図ります。ジェイクもイェーガーに乗り込み、何とか脱出しますが、結局捕まってしまい連行される事になります。
パシフィックリム2 アップライジングのネタバレあらすじ:承
ジェイクは留置所の取調室にいると、マコ(前作のパイロット)がホログラムで現れます。マコは一通り説教をした後、「ここを出る方法がある」と持ちかけます。それは、ジェイクがPPDC(環太平洋防衛軍)の教官として隊員に指導するというものでした。実はジェイクは過去にPPDCに所属し、優秀なパイロットとして成績を収めていましたが、ある事をきっかけに除隊していたのです。ジェイクは無罪放免と引き換えにPPDCに向かう事にします。そして、アマーラも同行する事になります。一方、中国のシャオ産業は、無人人型兵器、ドローン・イェーガーを開発します。PPDCは、ドローン・イェーガーの導入の賛否をオーストラリアのシドニーで会議を開く事になりますがそこへ突然、パイロット不明の黒塗りのイェーガー、オブシディアン・フューリーが現れ、会場を襲撃します。オブシディアン・フューリーは、マコが乗っているヘリコプターを襲い、ヘリは墜落。マコは死亡してしまいます。しかし、マコは死の間際にフューリーの情報をPPDCに送信しており、アラスカの工場に手掛かりがあると判明し、ジェイクと相方のネイトはイェーガーに乗り、現場へ向かいます。到着すると、フューリーが現れ、ジェイクらは苦戦を強いられましたが何とか倒し、機体を回収します。PPDCに戻りフューリーを解体すると、ある事が分かります。
パシフィックリム2 アップライジングのネタバレあらすじ:転
フューリーを操っていたのは人間ではなく、KAIJUの細胞だったのです。機械とKAIJUの融合に危機感を抱いたPPDCは、シャオ産業のドローン・イェーガーの採用を決定し、開発担当のニュートンが基地に運び込むように手配します。全ての機体が揃ったその時、ドローン・イェーガーが勝手に動き出し、基地を襲い始めます。これも、中身はKAIJUのイェーガーだったのです。実は、ニュートンは10年前にKAIJUの脳とリンクした経験がある為、それ以降KAIJUを地球に送り込んでいる異星人、プリサーカに操られていたのです。そして、シャオ産業の社長リーウェンにバレないように密に作戦を練っていたのです。ドローン・イェーガーは、海へ向かい円形を作り、海底へエネルギー波を照射し、異次元からKAIJUを呼び込もうとします。この事を知ったリーウェンは、何とかドローン・イェーガーの動きを止めますが、3体のKAIJUが侵入して来てしまいます。KAIJUは3体ともある方向へ進んでいきます。その直線上には日本が。KAIJUの血と、富士山に含まれているレアメタルが融合すると、爆発的なエネルギーが生じる為、富士山を起爆剤にして環太平洋火山帯を噴火させるのが狙いでした。何としてもKAIJUを止める為、ジェイクとネイトが乗るジプシー・アベンジャーを始め、計4体のイェーガーが日本へ向かいます。
パシフィックリム2 アップライジングの結末
ジェイクらが東京へ到着すると、既にKAIJUは破壊活動を始めており、街はパニックに陥っていました。4体のイェーガーは互角に戦いますが、ニュートンがシャオ産業の日本工場で生産した小型怪獣が3体のKAIJUを繋ぎ合わせ、巨大な1個体に変形します。イェーガーは息を合わせて応戦しますが、ジプシー・アベンジャー以外のイェーガーは破壊されてしまいます。ジプシーもコックピッドを破壊され、ネイトが負傷してしまいます。そして、代わりにアマーラがジェイクと共に操縦する事になります。KAIJUは今にも富士山のふもとまで辿り着きそうで、このままでは間に合いません。すると、リーウェン社長がアマーラが作ったイェーガーを遠隔操作し、ジプシーの腕にロケットを溶接します。ジプシーはロケットで大気圏まで突入し、怪獣の元へ落下。無事にKAIJUを駆逐し、人類の危機は回避されます。
以上、パシフィックリム2 アップライジング のあらすじと結末でした。
「パシフィック・リム2:アップライジング」感想・レビュー
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ロボット、怪獣が主役?!の人気作の続編。前作から10年後の怪獣のいない世界が舞台。
10年という月日はおそろしいほど森マコを大人にしていました。ある意味衝撃的でした(笑)
シュッとしたデザインのロボットや怪獣はほぼ出てきません(たぶん)
むしろ古き良き時代のロボット好きが好きなように作った様なガチャガチャ感。
アメコミの吹き出しをそのまま映像にしたような迫力ある演出が好きな人におすすめです。
後半の舞台は未来的な日本になるので、どのように破壊されていくかも今作の魅力かもしれません(笑)
敵に回ったニュートン博士、マコの死などショッキングな出来事も。
しかし力技、ごり押し、そんなのあり得るの?!と怒涛の突っ込みすらも楽しめる!観た後だれかと話したくなります!
ロボット・怪獣好きはもちろんあまり興味がない人にもおすすめできる作品です。
ロボットアニメ&怪獣映画ファン待望のパシフィック・リム続編が現在公開中なのも記憶に新しいですが、パシリムのお約束要素を盛り込みつつ、更に脳筋感がパワーアップした印象に(笑)。
前作に比べ怪獣の出番は少し減りましたが、前作なかったロボ同士のバトルも用意され、更にアクションシーンのインフレ具合が溜まらない(笑)。
敵イエーガーのオブシディアン・フューリーの王道悪役もさることながら実態がもろハカイダーなのにも驚きでした(笑)。
とはいえ、劇中マコを殺したり、ニュートン博士が敵に回ったりと、前作が熱狂的な好きな人には好き嫌いがはっきり分かれる印象になっているのもまた事実(このあたりショッキングでしたねぇ・・・)。
とはいえツッコミどころ満載で頭空っぽにすれば楽しめる事間違いなしです!!