ミッドナイト・サン ~タイヨウのうた~の紹介:2017年アメリカ映画。少しでも太陽にあたると命に関わってしまう難病、色素性乾皮症(XP)と診断され幼い頃から日中は外出することができなかったケイティはある日、ふとしたきっかけでチャーリーと出会う。チャーリーもまた怪我によって夢を諦め塞ぎ込んでいた。そんな2人は情熱的な恋へ身を投じていき、次第に希望を取り戻していく。夜しか会えない2人の時間は限られているが、だからこそどの瞬間も輝いている。2006年にYUI主演で大ヒットとなった映画『タイヨウのうた』をハリウッドがリメイク。初恋の甘酸っぱさと、愛する人を支えたいと思う心の強さ、家族や友人たちの愛の深さが感動の涙を誘う作品。
監督:スコット・スピアー 出演:ベラ・ソーン(ケイティ・プライス)、パトリック・シュワルツェネッガー(チャーリー・リード)、 ロブ・リグル(ジャック・プライス)、クイン・シェパード(モーガン)、ケン・トレンブレット(マーク・リード)、スレイカ・マシュー(ポーラ・フレミング医師)ほか
映画「ミッドナイトサン タイヨウのうた」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ミッドナイトサン タイヨウのうた」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ミッドナイト・サン ~タイヨウのうた~の予告編 動画
映画「ミッドナイトサン タイヨウのうた」解説
この解説記事には映画「ミッドナイトサン タイヨウのうた」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ミッドナイト・サン ~タイヨウのうた~のネタバレあらすじ:起
17歳のケイティ(ベラ・ソーン)は太陽の光にあたることができない難病、色素性乾皮症(XP)と診断され、幼い頃から日中は家に閉じこもり、ギターを片手に曲を作ったり、詩を書いて過ごす毎日でした。それでも明るく日常を送ることができるのは、父ジャック(ロブ・リグル)と毎日のように家を訪ねてくれる親友のモーガン(クイン・シェパード)のおかげです。周りの高校生が卒業式を迎えた日、これまで勉強を教えてくれた父ジャックは卒業祝いとして、亡き母が大切に使っていたギターをケイティへプレゼントしました。
ミッドナイト・サン ~タイヨウのうた~のネタバレあらすじ:承
ケイティには想いを寄せている人がいました。それは幼少期より紫外線カットが施された窓から通学姿を眺めるチャーリー(パトリック・シュワルツェネッガー)という同級生です。何年も窓越しに見つめるだけの片想い。当然相手はケイティを知りません。ところがある日、ケイティがいつものように夜の駅でギターを弾いていると、彼女の歌声に惹きつけられたチャーリーが目の前に現れます。驚きのあまり、まともに会話ができず一目散に逃げ帰ったケイティ。大切な歌詞ノートを駅に置き忘れてしまいました。後日、このノートをきっかけに2人は再会し、親友モーガンの力添えがあり、瞬く間に惹かれ合い交際が始まりました。
ミッドナイト・サン ~タイヨウのうた~のネタバレあらすじ:転
病人だと思われたくないケイティは、付き合い始めてもチャーリーに病気のことを伝えられずにいました。チャーリーには、昼間は忙しいと嘘をつき、夜になると毎日のようにデートを重ねます。チャーリーは水泳部のスター・アスリートでしたが、事故で肩を怪我して大学の奨学金を断られた過去がありました。そんなチャーリーに再び夢に向けてチャレンジするよう鼓舞するケイティ。諦めてはいけないという言葉は自分にも言い聞かせていたのでした。しかし、楽しい時間はあっという間に過ぎます。日の出が近付いている時間を知ったケイティはパニックに陥り、訳の分からないままでいるチャーリーを怒鳴るように急がせ車を走らせます。家に着いたケイティはチャーリーに説明のないままドアを閉めます。心配で探し回っていたジャックとモーガンも帰ってきてチャーリーはそこで初めてXPという病気を知らされました。
ミッドナイト・サン ~タイヨウのうた~の結末
チャーリーに合わせる顔がなくなり、塞ぎ込んでしまうケイティ。メールを送っても無視され続けるチャーリーは、ケイティの言葉を思い出すように水泳の再テストを受ける決意をします。検査の結果、ケイティの脳は萎縮が始まっていました。100万人に1人の難病のため研究資金の予算もカットされてしまい、手の施しようがありません。ケイティの手には痙攣が出始め、次第にギターも弾くことができなくなっていました。今ある時間を大切に生きて欲しいと願うジャックは家にチャーリーを呼びます。それすら拒絶するケイティでしたが、チャーリーの深い愛を知りケイティは再び受け入れます。チャーリーはすぐさまケイティをレコーディングスタジオへ連れて行き、彼女が作った曲を収録。レコーディングの様子を動画に収めます。幸せを取り戻した2人ですが、確実にケイティの死期は近づいてきます。ある日、チャーリーが管理している船を見に行くために港へ行くことを告げた際に、ケイティは太陽のもとで船に乗りたいと言い出します。願っても叶わなかったこれまでの夢を最後に叶えてあげたいジャックは承諾しました。こうして幸せな最期を迎えることができたケイティでした。後日、チャーリーは奨学金が認められ大学進学が決まりました。お別れの挨拶にきた彼にジャックはケイティのノートを渡します。車に乗り込んだチャーリー。ラジオをつけると、亡きケイティが歌う「チャーリーの歌」が流れています。チャーリーは車を停め、ケイティのノートを開くのでした。
以上、ミッドナイト・サン〜タイヨウのうた〜のあらすじと結末でした。
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