危険な関係の紹介:1959年フランス映画。感情に流されずに愛人たちとの関係を楽しんできた男女に起きる危機。1782年にラクロによって書かれた同名小説の最初の映画化。現代のフランスに舞台を置き換えている。公開当初は海外輸出禁止になった問題作。監督のロジェ・ヴァディムは映画の冒頭で自らこの映画の主題について解説している。ジェラール・フィリップの生前に公開された最後の出演作品。音楽はセロニアス・モンク。映画後半のパーティーで演奏するのはアート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズ。
監督:ロジェ・ヴァディム 出演者:ジャンヌ・モロー(ジュリエット・ヴァルモン)、ジェラール・フィリップ(ヴァルモン)、アネット・ヴァディム(マリアンヌ)、ジャン=ルイ・トランティニャン(ダンスニ)、ジャンヌ・ヴァレリー(セシル)その他