少林少女の紹介:2008年日本映画。ずば抜けた体力とスピードを持つ凛が、中国の少林拳学校から9年ぶりに帰って来ました。祖父の道場を継ぐつもりでしたが、道場は無くなっていました。そこで凛は仲良くなったミンミンの通う大学に編入し、ラクロス部に所属することになりましたが・・・という内容の柴崎コウ主演の青春ドラマです。
監督:本広克行 出演者:柴咲コウ(桜沢凛)、仲村トオル(大場雄一郎)、岡村隆史(田村龍司)、江口洋介(岩井拳児)、キティ・チャン(ミンミン)ほか
映画「少林少女」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「少林少女」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
少林少女の予告編 動画
映画「少林少女」解説
この解説記事には映画「少林少女」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
少林少女のネタバレあらすじ:起
中国で少林拳学校で9年間の修行をした凛が、日本に帰って来ました。凛は少林拳を日本で広める為、子供たちにまで少林拳をやろうと声をかけますが、変なお姉ちゃんと思われ逃げ出されました。おじいちゃんの道場に帰りつくと、廃屋になっており誰もいませんでした。そこで凛は少林拳の先生の岩井が店長をする中華料理店に行きました。そこで岩井に会った凛でしたが、岩井はすでに少林拳も先生も辞めたと言いました。店にはミンミンという女子大生が働いていて、凛がミンミンに少林拳をやろうというと、ミンミンもうなづきました。そしてミンミンは国際星館大学のラクロス部に所属していることを聞き、凛もラクロスをやるといいました。ラクロス部に招かれた凛は、持ち前の、驚異的な体力とスピードでラクロスのボールを投げ込み、主将や部員たちは驚きました。この飛び過ぎたボールを持って監督の田村がやってきました。
少林少女のネタバレあらすじ:承
凛が大学の生徒でない事から田村が編入の申請をすると、凛はすんなり受け入れられ、めでたくラクロス部の部員になりました。そしてラクロス部のコーチに凛の先生の岩井が招かれました。岩井は少林拳の精神と同じ教え方をしました。部員たちはみるみる上達しました。一方凛は岩井から練習中もはずされていました。しばらくして練習試合が他大学と行われました。岩井は凛をメンバーから外しました。前半戦は2対2の同点でしたが、一人負傷したため凛が後半戦から出場しました。しかし凛はスバ抜けた体力で個人プレーに徹し、試合は負けました。チームプレーをしない凛に主将以下、ミンミンまで凛を責め立てました。打ちひしがれた凛はラクロス部から身を引きました。
少林少女のネタバレあらすじ:転
一人になった凛は、少年サッカーの練習を見ていました。コーチがしきりにチームプレイを要求していました。その練習に参加した凛は、チームプレーの事を理解しました。この様子を見ていたラクロス部の部員たちは凛を呼び戻し、さらに凛と少林拳の練習もやり始めました。凛がチームプレーに徹したことで、ラクロス部の試合は連戦連勝でした。岩井が凛に中国に行かせた理由を話しました。それは技を鍛えるのではなく心身を鍛える為だったのでした。そのころ国際星館大学の学長らが動き出しました。配下の男達に凛を襲わせました。岩井に少林拳で絶対に戦うなと言われた凛は戦いませんでした。学長の大場が岩井の所にきました。攻撃する大場に対し、岩井は攻撃をせず、耐えました。徹底的に痛めつけられた岩井でしたが、それでも凛には手を出すなと言いました。
少林少女の結末
大場の配下の男たちが中華料理店を襲いました。ミンミンをさらい店をガス爆発させました。道場に帰った凛でしたが、道場は燃やされていました。そして中華調理店に行くとミンミンがさらわれたことを知り、凛は岩井に、私は戦うと言い、大学の体育選手エリート養成棟に向かいました。配下の男たちは凛の敵ではなく、全滅させ大場の待つ場所に着きました。戦う二人ですが、大場は凛が子供時代に少林拳に引き入れた少年でした。そして凛が少林拳を教えたのでした。やがて二人は抱き合い、棟のプールが崩壊し大量の水が下に流れ落ちました。戦いが終わり、すべてが終わった時、凛が部員たちの待つラクロス部に帰って来ました。
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