オーシャンズ8の紹介:2018年アメリカ映画。全世界で社会現象を巻き起こしたオーシャンズがスケールアップして帰ってきた。新生オーシャンズを率いる司令塔はあのダニー・オーシャンの妹、デビー・オーシャン。彼女が声をかけたのはいずれも才能と個性の溢れる犯罪のプロたち。彼女らのターゲットとなるのは世界最大のファッションの祭典メットガラに登場するダイヤモンド。カルティエのクリエイティブ・ディレクターの名前からトゥーサンと名付けられた3キロのダイヤモンドを擁する総額1億5000万ドルの宝石。世界中から600人以上のセレブが集い、世界一の最高難度のセキュリティに守られた宝石を奪うことができるのか?『オーシャンズ』前3作の監督、スティーブン・ソダーバーグをプロティーサーに迎え、ゲイリー・ロスがメガホンを取った。たった1秒の狂いが命取りというゴージャスな作戦と豪華キャストのチームワークは必見。
監督:ゲイリー・ロス 出演:サンドラ・ブロック(デビー・オーシャン)、ケイト・ブランシェット(ルー)、アン・ハサウェイ(ダフネ・クルーガー)、ミンディ・カリング(アミーダ)、オークワフィナ(コンスタンス)、サラ・ポールソン(タミー)、リアーナ(ナインボール)、ヘレナ・ボナム=カーター(ローズ・ワイル)、ジェームズ・コーデン(ジョン・フレイジャー)、リチャード・アーミティッジ(クロード・ベッカー)ほか
映画「オーシャンズ8」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「オーシャンズ8」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
オーシャンズ8の予告編 動画
映画「オーシャンズ8」解説
この解説記事には映画「オーシャンズ8」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
オーシャンズ8のネタバレあらすじ:起
5年の刑期を経て仮出所審査の面接を受けるデビー・オーシャン(サンドラ・ブロック)。かつて”オーシャンズ”を率いて大掛かりな強盗を次々と成功させてきたダニー・オーシャン(ジョージ・クルーニー)を兄に持つ生粋の強盗ファミリーの一員です。
「犯罪者との接触はせず、質素な生活をする」と面接官に涙ながら訴え、出所が認められたデビーが向かったのは、過去に相棒を組んでいたルー(ケイト・ブランシェット)のもとでした。デビーは刑務所生活を送っていた5年もの間、考え抜いた強盗プランを打ち明けます。
ターゲットは世界最大のファッションの祭典”メットガラ”で、ハリウッド女優ダフネ(アン・ハサウェイ)が身に付ける1億5000万円のカルティエ製宝石”トゥーサン”。デビーは早速、プランを実行すべく、ルーと共に”新生オーシャン”結成のために仲間を集めます。
オーシャンズ8のネタバレあらすじ:承
まず仲間に加わったのはハッカーのナインボール(リアーナ)と、落ち目デザイナーのローズ(ヘレナ・ボナム=カーター)でした。門外不出の地下金庫から宝石を奪うためには、ダフネに「トゥーサンを身に付けたい」と思わせる必要がありました。
そこでダフネがライバル視している若手女優ペネロピーとローズが手を組む記事を捏造し、ダフネの嫉妬心を煽ります。こうしてダフネにローズを指名させトゥーサンを身に付ける計画を固めました。
次にローズは仲間の宝石職人アミーダ(ミンディ・カリング)を伴い、「創作活動の一環」という名目でトゥーサン拝覧のためカルティエ本社へ乗り込みます。これをカメラ付き特殊メガネでスキャンし、宝石のコピーを作ります。会場にはあらゆるところに監視カメラが置かれています。ナインボールはこれをハッキングし操作。トイレ近くに死角を作りました。
表向きは主婦の盗品ディーラーであるタミー(サラ・ポールソン)は、どこにでも馴染む人当たりの良さを駆使して、イベント主催者であるVOGUEに潜入して工作をしかけます。また内部情報を入手し、過去にデビーを陥れた元恋人クロード(リチャード・アーミティッジ)とダフネがくっつくように仕向けました。
オーシャンズ8のネタバレあらすじ:転
ついに迎えた当日。ダフネをトイレにこもらせるために、栄養士に扮したルーがケータリング会社に指示をして毒物入りのスープをダフネに出すよう指示。嘔吐に苦しむダフネをスタッフとして潜入していた詐欺師のコンスタンス(オークワフィナ)が介抱すると見せかけて、トゥーサンを盗み出します。
さらに監視カメラの死角を利用して、何も知らずに通りかかるウェイターのトレイにトゥーサンを乗せて運び出します。キッチンで待機していたアミーダが素早く宝石を解体し、仲間の手から手へと渡されていきます。
首から宝石を失ったまま会場に戻ろうとするダフネですが、これに警護が気付き会場は封鎖。ゲストはいったん大広間から出されて宝石の捜索が始まります。ほどなくするとタミーが会場に張られた池から偽物を取り出し「ここに落ちていたわ!」と伝えます。
オーシャンズ8の結末
こうしてメットガラは幕を閉じました。しかし、トゥーサンを金庫に戻そうと思った係員は偽物であることに気付き驚愕します。すぐに保険調査員フレイジャー(ジェームズ・コーデン)が呼ばれて調査に乗り出しました。
無事に宝石を盗み出せたことを隠れ家で喜び合うデビーたち。そこへ来客が現れました。それは今回のターゲットであるダフネでした。早くからローズの下手な演技や周りをうろついていたデビーを見て、狙いに気付いていたのでした。
ダフネを仲間に引き入れたデビーは、さらにダイヤモンドの一部を元恋人クロードのジャケットに忍ばせており、フレイジャーに引き渡す形で復讐を果たしました。
ダフネが加わったことで取り分が少なくなることを心配したローズでしたが、デビーは明かします。宝石探しで会場が封鎖された時に、兄ダニーの仲間だったイェンも協力し密かに博物館に展示された数々の宝石を盗み出していたのでした。
後日、ダニー・オーシャンの墓石の前で、兄の愛したドライ・マティーニを飲みながら「あなたにも見せたかった」とつぶやくデビーの姿がありました。
以上、オーシャンズ8のあらすじと結末でした。
「オーシャンズ8」感想・レビュー
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大人気のオーシャンズシリーズ。今回は女8人の大泥棒劇ということで期待して観に行きましたが、期待を裏切らない、予想通りの大成功!という結末でした。
輝く大量の宝石が展示されるパーティ会場のシーンは見ているだけでも壮観でしたが、サンドラブロック率いる8人の女泥棒たちが、華美なドレスに着替えて会場に潜入するシーンも、見応えがあります。
高額な宝石が、次々と鮮やかな連携プレイで盗まれてゆく様は快感そのものでした。
「プラダを着た悪魔」では社会人になりたての初々しい女性を演じたアンハサウェイが、本作では色気と大物感を持つ女優役を演じているのも見どころでした。 -
この映画を見るために、オーシャンズ11、12、13を見返しました!なので、前作の人たちが(少しですが)出た瞬間ない「お~」って感動しました。ダニーは生きてるのかなぁ。
この作品では、美女たちが優雅に盗みを行っていく手際のよさに圧巻です。ってか最初から万引き(?)をするシーンでは、「その手があったか!」と感心してしまいました。自分ではやりませんが(笑)宝石を盗むまでもあざやかな計画で「ほお~」って思ってしまいますし、、あのダフネが!ってシーンも楽しいです。今後も見続けていきたいシリーズでした。
特殊な磁石がなければ外れないネックレスがどうして落ちていたのかとかもうちょっと詰めてほしかったなと思う部分はありつつ、女性たちがそれぞれの特技を活かしてネックレスを盗むさまは爽快でした。特に好きなのは盗んだ宝石を各々が持ち出すシーン。どのドレスもパンツスーツも素敵で颯爽としててとてもよかった。ダフネの二の腕がセクシーで大好きです。