青い春の紹介:2001年日本映画。『鉄コン筋クリート』や『ピンポン』などで知られる松本大洋原作。THEE MICHELLE GUN ELEPHANTの曲にのせて、不良たちのギラギラした生き様が観るものを圧倒する。
監督:豊田利晃 キャスト:九條(松田龍平)、青木(新井浩文)、雪男(高岡蒼佑)、木村(大柴裕介)、大田(山崎裕太)、吉村(忍成修吾)、江上(コンマニセンチ・竹永善隆)、オバケ(瑛太)、野球部の1年(塚本高史)、レオ(山中零)、タロウ(鈴木圭)、セブン(三浦アキフミ)、鈴木(鬼丸)、他校の番長(渋川清彦)、水口(KENTA)、花田先生(マメ山田)、さぼーる(おばちゃん)(小泉今日子)、シンナー中毒の学生(ピース・又吉直樹)、馬場(コンマニセンチ・堀内貴司)ほか
映画「青い春」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「青い春」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「青い春」解説
この解説記事には映画「青い春」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
映画 青い春のネタバレあらすじ1
舞台は朝日高等学校という男子校。春から3年生になる九條、青木、雪男、木村、大田、吉村の不良グループ6人は、これから学校を仕切る番長を決めるために屋上でチキンレースを始めます。それは、転落防止柵の向こう側に立ち、何回手を叩けるかを競うという「ベランダゲーム」。クールで無口な九條が8回という記録をうちたて、学校を仕切ることになりました。しかし、九條はそんなことには関心がなく、どこか超然としています。
映画 青い春のネタバレあらすじ2
九条をボスとして、秩序ができたかに見えた不良グループ。しかし、いきなり雪男が包丁で太田を刺し殺してしまいます。その後、雪男は泣きながらパトカーに乗せられます。一方木村は、ヤクザの先輩と付き合うようになっていきます。グループ内に亀裂が入りはじめました。そんなとき、レオという2年生が九條に反旗を翻します。九条はレオとベランダゲームを行い、9回手を叩いたところでレオが手すりをつかめずあわや転落、というところで九條に助けられます。
映画 青い春のネタバレあらすじ3
青木は敗北したレオをボコボコにしますが、九条はまたもそ知らぬふり。これに青木がキレてしまいます。さらに、学校中に青木は九條のパシリだという噂が広まっていることでに、彼は抑えていた想いが爆発するのを止められません。その後、青木は頭に剃り込みを入れ眉毛を反り、目つきも残酷になり、別人のようになってしまいました。青木があらたに不良の後輩たちを従えて校内を歩いてたところ、九条と出くわします。
映画 青い春の結末
青木は九條に対し、日ごろの不満をあくまで冷徹に伝え、宣戦布告します。日が暮れてから昇るまでずっと、屋上に立つ青木。登校の時間になり、やってきた九条は屋上を見上げます。すると狂ったようにベランダゲームを始める青木が見えます。嫌な予感がして九條は屋上へ駆け出していきます。屋上に着くと、13まで数えた青木がゆっくり落ちていくところでした。青木が屋上に描いた黒い何かが不気味に映り、映画は終わります。
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