悪魔のはらわた(別題:フレッシュ・フォー・フランケンシュタイン/アンディ・ウォーホルの フランケンシュタイン)の紹介:1973年イタリア,フランス映画。完璧な男と女を作り出す計画を実行したフランケンシュタイン男爵が、間違ってゲイの男の頭を取り付けてしまったことから、計画が狂い、凄惨な結末になってしまうというモンスターホラー映画です。公開当時は成人映画指定になりましたが、今となっては普通のスプラッターホラー映画です。
監督:ポール・モリセイ 出演者:ウド・キア(フランケンシュタイン男爵)、ジョー・ダレッサンドロ(ニコラス)、アルノ・ジュエギング(オットー)、モニク・ヴァン・ボーレン(カトリン)ほか
映画「悪魔のはらわた」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「悪魔のはらわた」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
悪魔のはらわたの予告編 動画
映画「悪魔のはらわた」解説
この解説記事には映画「悪魔のはらわた」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
悪魔のはらわたのネタバレあらすじ:起
フランケンシュタイン男爵は妻カトリンと二人の子供がいました。妻カトリンは実の姉で近親相姦でした。フランケンシュタイン男爵は助手のオットーと人造人間を作っていました。彼は完璧な男女を作り、この二人に子供を産ませようという計画でした。すでに女性の方は完成していました。フランケンシュタイン男爵の家にはニコラスという若い男の召使いがいました。そのニコラスは女好きでした。女好きの絶倫男が人造人間の男に最適だという事で、フランケンシュタイン男爵とオットーと一緒に村を探していました。その頃、ニコラスが友人の男を誘って売春宿に入ってきました。
悪魔のはらわたのネタバレあらすじ:承
女二人と交渉しニコラスと友人は入って行きました。友人のほうは実はゲイでした。女の誘いに全く反応せずニコラスの方は裸になってベッドインしましたが、トカゲが体にまとわりついて女二人が裸で叫びながら外に出てきました。そしてゲイの友人が二人の女を呼び戻すためドアから顔を出しました。この光景を偶然見かけたフランケンシュタイン男爵らは、ゲイとは知らずその男が女二人を相手にしていると勘違いし、ゲイ男性に目をつけました。そして帰り道で待ち伏せ、ニコラスを木の棒で襲って気絶させ、ゲイ男性の首を鎌ばさみではねました。持ち帰った首を人造人間の男の体に縫い付けました。本来ならニコラスが最適だったものが、ゲイ男性の頭をつけてしまったのです。
悪魔のはらわたのネタバレあらすじ:転
実はニコラスはフランケンシュタイン男爵の妻カイルの愛人でした。部屋でいつも関係を持っていました。一方フランケンシュタイン男爵にも異様な趣味がありました。制作中の女人造人間の内臓を取り出し、腹の中に手を入れて官能の世界に浸るのでした。そして人造人間の女と交わるのでした。やがて男女の人造人間が完成し、電流を流して命を吹き込みました。フランケンシュタイン男爵は食事のテーブルに男女の人造人間をつかせました。早速カトリンが男の人造人間に色目を使っていました。その夜、カトリンとニコラスの行為をフランケンシュタイン男爵が覗いていました。いよいよ人造人間の反応を見る時がやって来ました。女が男にキスをし誘惑します。しかし男はゲイの頭がついているため無反応でした。
悪魔のはらわたの結末
カトリンとニコラスの関係は悪化していました、そこでカトリンは男の人造人間を部屋に呼んでベッドインしますが、女には興味が無い為、カトリンを殺してしまいます。一方ニコラスは自分の友人が人造人間にされていることで実験室へ調べに行きました。しかしオットーに捕まり、吊るされてしまいました。オットーは女人造人間を舐めはじめました。興奮のあまり縫った腹を裂いてしまい、内臓が飛び出て死んでしまいました。帰って来たフランケンシュタイン男爵は死んだ女人造人間を見て怒りオットーを殺しました。そこに男人造人間がやってきました。狙いはフランケンシュタイン男爵でした。フランケンシュタイン男爵を追い詰め、手首を切り取り、腹を槍で突き刺しました。そして男人造人間はニコラスと言葉を交わした後、自分で内臓を引きずり出して死にました。騒ぎを聞いて二人の子供が入って来ました。ニコラスは吊るされたままでした。
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