暴動・オブ・ザ・デッドの紹介:2012年アイルランド映画。アイルランドの工場で感染してゾンビになった青年を自宅でかくまう一家を撮影するために訪れた撮影隊とその家族の物語です。前半は撮影風景主体、後半になるとゾンビ映画らしくなる珍しいタイプのアイルランドのゾンビ映画です。
監督:ビング・べイリー 出演者:パトリック・マーフィー(ビリー)、ジェラルディン・マカリンデン(リジー)、ローリー・ミュレン(ダニー)ほか
映画「暴動・オブ・ザ・デッド」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「暴動・オブ・ザ・デッド」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「暴動・オブ・ザ・デッド」解説
この解説記事には映画「暴動・オブ・ザ・デッド」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
暴動・オブ・ザ・デッドのネタバレあらすじ:起
アイルランドの精肉工場で発生した感染症によりビリーがゾンビになりました。父親のマーフィーと母親のリジーはビリーを自宅に連れ戻しました。拘束服を着たビリーを部屋に隔離し面倒を見ることになりました。この情報を聞きつけて映画の撮影クルーがやってきました。監督はゾンビになったビリーを支える家族の物語を撮るためでした。ビリーにはイーファという彼女がいました。イーファは妊娠中で、噂によると感染後に妊娠したという事です。マーフィー家にはビリーのほかに弟と娘がいました。この家族の様子をインタビューを交えながら淡々と撮影が進みました。
暴動・オブ・ザ・デッドのネタバレあらすじ:承
イーファがビリーの口輪を外しました。噛みつき防止の口輪です。その途端ビリーはイーファに噛みつき、イーファを食いはじめ、さらにお腹の中の胎児まで食べました。その頃、この町の住民らが、マーフィー一家を町から追い出そうと署名運動をしていました。かつてマーフィーも町からマフィアを追い出した仲間でしたが、リーダーはそんな話は聞いてもくれませんでした。更にギャング達が、ゾンビを退治してやると言って武装して乗り込んできました。そんな時ビリーが弟のダニーの手に噛みついてしまい、ダニーは感染しないように手首を切断しました。更に母親のリジーは自分の肉を切り取り、ビリーに与え始めていました。
暴動・オブ・ザ・デッドのネタバレあらすじ:転
悪化する状況の中、マーフィーはビリーをゾンビを集めた地区に逃がす決意をしました。話を聞いた映画監督はせっかくの撮影が終わってしまうのを避けるため、あえてビリーを逃がしました。逃げたビリーを探す両親とダニーでしたが、ダニーが噛まれてしまいゾンビになりました。更にダニーが母親に噛みつき、リジーまでもゾンビになりました。この状況に撮影クルー達は監督に、一緒にやってられないと辞めることを申し出ましたが、逆に報酬を上げられ居残ることになりました。そうしている間にもビリーから感染したゾンビは増え続けていました。
暴動・オブ・ザ・デッドの結末
撮影クルーも次々に噛まれてゾンビになっていきました。ビリーが逃げたことを知らない住民たちが、マーフィーの家の前にやって来ました。抗議をするもゾンビ軍団に襲われました。ギャングの一人もゾンビに噛まれました。決意したマーフィーは息子であるビリーを撃ち殺しました。そして自分も頭を撃ち抜こうとした時、娘が駆けつけ止めました。町に乗り込んできたギャング達がゾンビ達を皆殺しにし始めました。そのころ映画監督は手を噛まれていました。ギャング達が監督を椅子に座らせ、ゾンビになるのを待って頭を撃ち抜きました。
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