こっくりさん 本当にあった怖い話の紹介：2007年日本映画。女子高で起こった同級生殺害事件を報道していた彩ら報道スタッフが、事件の当事者二人と仲良しだった千世から『こっくりさん』をやってからおかしくなったという話を聞き、調査を進めるうち、自分たちも『こっくりさん』をやって問題解決をしようということになるが…という、オカルトホラー映画です。
監督：福田陽平 出演者：大久保麻梨子（彩）、長崎莉奈（千世）、佐伯新、藤本ゆき、岡田由麻ほか
映画「こっくりさん 本当にあった怖い話」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「こっくりさん 本当にあった怖い話」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「こっくりさん 本当にあった怖い話」解説
この解説記事には映画「こっくりさん 本当にあった怖い話」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
こっくりさん 本当にあった怖い話のネタバレあらすじ：起
春日谷女子高校で、ある女子生徒が同級生の首をカッターで切り、殺害する事件が発生しました。被害者はミキという女子生徒でした。事件の現場に向かったテレビ局の彩と西田は、カメラ担当の関と原口と共に、現場からの実況に入りました。収録が終わると彩は、帰宅する一人の女子高生を見かけ、気になり追いかけました。彼女は千世で、服に血が付いていました。事件の真相を知ると見た彩は、携帯番号を教えて現場を去りました。その後、千世から連絡が入り、事件の事を話したいと言われ、放送局に千世を呼びました。そしてカメラを回しながら彩がインタビューを始めました。千世によると、ミキを殺したのはヨウコという親友で、ヨウコは自分の意志で殺したのではないと言い、話し始めました。
こっくりさん 本当にあった怖い話のネタバレあらすじ：承
千世、ヨウコ、ミキの3人は仲良し3人組で、放課後に占いの話をしていました。するとヨウコが『本物のこっくりさん』をやろうと言い出しました。嫌がるミキを説得し、3人は『こっくりさん』を始めました。やがてこっくりさんが現れました。名前を聞くと『さえ』と答えました。『さえ』に質問を続けるうち、ヨウコがこの中で嘘をついているのは誰？と問いかけました。すると『さえ』がミキと答えました。怖くなったミキが『こっくりさん』を途中で止めて帰りました。その時ヨウコに『さえ』が乗り移ったと言うのです。その後ヨウコはミキを殺したのでした。この話を聞いた彩は興味津々になりましたが、西田は馬鹿馬鹿しいと言い、千世は帰りました。そして西田は彩に『こっくりさん』は集団で掛かる催眠術のようなもので、恐怖心から妄想が見えるのだと言いました
こっくりさん 本当にあった怖い話のネタバレあらすじ：転
一方フィルム編集をする原口が、撮影したビデオにノイズが所々入っていると言いました。またビデオの中のノイズの位置が再生するたびに変わっていました。更に千世の影が動いているのも見つけました。西田は彩に『本物のこっくりさん』を発表した医師の佐々木マコトを訪ねるよう勧めました。佐々木を訪ねると12年前から入院中だと言いました。自分の妹が『こっくりさん』をやって錯乱状態になり、妹を助けるため『本物のこっくりさん』を見つけ、自分で『こっくりさん』をやって、妹に取り憑いた霊を自分に引き寄せて妹を助けたものの、自分が錯乱状態になり、両目を潰したということでした。そのころミキを殺したヨウコが自殺しました。原口と関はビデオの中の千世の影の中に、女性の顔を見つけ、怖くなって編集を止めました。そして関と原口は二人で酒を飲みに行くことになりました。
こっくりさん 本当にあった怖い話の結末
原口は関を駅のホームから突き落とし関を殺してしまいます。彩は『さえ』が20年前に、いじめが原因で自殺したことを知りました。そして彩は千世を助けるため『本物のこっくりさん』を実践することになりました。集まったのは彩、千世、西口の3人でした。『こっくりさん』を始めると、『さえ』の手が仲間に加わりました。そして彩の問いかけに全て『いいえ』と答えました。何度も繰り返すうちに『さえ』は消えました。全てが終わったと思い、彩は西田の車で帰路につきました。その時、自分たちが交通事故をする様子を彩が見ました。そして実際に事故を起こし、二人は死亡しました。千世は一人で喫茶店にいました。喫茶店を出た千世の後ろを黒い影が追いました。『さえ』はまだいたのです。そして喫茶店の窓ガラスが血で染まりました。千世も交通事故で死んでしまいました。
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