携帯彼氏の紹介:2009年日本映画。携帯電話アプリの『あい・すくりーむ』は理想の彼氏を作り、恋愛シミュレーションが出来るという事で、女の子に人気でしたが、ラブゲージが0か100になると死ぬと言う噂も広まっていました。そんな時、里美の友人の真由美が自殺し、真由美もまた『あい・すくりーむ』をやっていたということがわかり・・・という内容のジャパニーズホラーです。
監督:船曳真珠 出演者:川島海荷(上野里美)、朝倉あき(小野寺由香)、石黒英雄(高原直人)、小木茂光(五十嵐勝)、星野真里(浅沼美紀)、大西結花(上野悦子)、落合扶樹(金田正敏)、前田希美(相川絵里)、桑江咲菜(斉藤久美)ほか
映画「携帯彼氏」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「携帯彼氏」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
携帯彼氏の予告編 動画
映画「携帯彼氏」解説
この解説記事には映画「携帯彼氏」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
携帯彼氏のネタバレあらすじ:起
由香は真由美と携帯電話で話をしていました。何か相談があるそうですが、由香は里美と一緒にいたため、真由美の部屋には行かず歩いていると、真由美が飛び降り自殺しました。その後、由香は里美に携帯シュミレーションゲームの話をしました。『あい・すくりーむ』というアプリで、理想の彼氏をアプリで作ってデートするゲームでした。ラブゲージが100になれば恋愛成就で、0になれば恋愛失敗という内容でした。真由美はこのゲームの中のリクという彼氏に殺されると言っていたと由香が話しました。そして真由美の携帯から赤外線を使って由香の携帯に転送しようとしましたが、すでにゲーム上の彼氏が居るので無理でした。そこで里美の携帯にリクを転送しましたが、里美はあまりタイプではない様子でした。
携帯彼氏のネタバレあらすじ:承
里美は、携帯彼氏のリクに対し、自分には年上の彼氏がいたとメールを送り、ラブゲージは減る一方でした。年上の彼氏とは高原直人で二つ年上の先輩でした。パソコンを教えてもらった事で二人は急接近し、交際するようになりました。ファスト・フード店でアルバイトをする里美が休憩室で、携帯でリクを見ていると、同僚の絵里に見られてしまいました。絵里は自分のタイプだといい、里美が就業中に、自分の携帯に転送しました。里美にリクを寝取ったと自慢し、やがてラブゲージが100になりました。化粧室で身なりを整えている絵里は床が水浸しになり、感電死しました。里美は刑事の五十嵐と浅沼の事情聴取を受け、携帯彼氏の話をしますが信じてもらえませんでした。
携帯彼氏のネタバレあらすじ:転
里美は直人に告白するためにカフェに誘いました。しかし2時間待っても直人は現れず、電話にも出ませんでした。そんな時、由香から電話がありニュースを見ろと言われました。それは女子中学生を集団レイプし、女子中学生が焼身自殺をしてビル火災になり、直人は死亡していました。直人はレイプ集団の仲間だったのでした。旧友の久美から里美に電話があり、会うと久美から携帯彼氏を転送させてくれという事でした。断った里美でしたが、画像を見ると直人そっくりだったため、転送を許しました。由香から携帯彼氏に殺される、と連絡がありました。里美は自分をクビにした店長の携帯に由香の彼氏を転送しました。その後店長は死亡しました。里美は刑事に相談しました。そして携帯彼氏らの画像を見せ、直人のレイプ事件の話もしました。信用しない浅沼は、自分の携帯に死んだ店長の携帯から携帯彼氏を転送しました。その後、浅沼は銃で自分の頭を撃ち自殺しました。
携帯彼氏の結末
五十嵐刑事は里美と『あい・すくりーむ』のサーバに乗り込むことになりました。そしてレイプ火災事件の全貌が見えてきました。直人はレイプ犯たちのフロアの上で、パソコンでアルバイトをしていました。火災が起こり、助けに行って焼死したという事でした。そのころ里美の携帯の直人が記憶を取り戻しました。直人は火災のあったビルで『あい・すくりーむ』のサーバ管理をしていたのでした。そして火災でレイプ犯が死んだ時、レイプ犯の魂が全員サーバに取り込まれ、『あい・すくりーむ』の携帯彼氏になって、そのレイプ犯たちが、女性を殺害していたのでした。里美はサーパのコンピュータに行き、直人の指示通り、サーバ内のレイプ犯達を抹消し、携帯登録も抹消させる命令を送りました。しかし、レイプ犯の携帯彼氏は残り、由香を襲っていました。直人は焼身自殺した女子中学生のデータが残っていることに気づき里美に消させました。全て解決し、由香と里美が街にいると、ビルから若い男性が飛び降り自殺しました。その携帯には「携帯彼女」がの画面が映っていました。
携帯を通じて恋愛をしていく内容なのですが女子高生や学生には面白いと感じる映画です。携帯小説などではよくある設定なのかもしれませんが大人になって見ると関心が湧かないので学生向けの映画だと思います。何かが迫ってくるシーンではずらして脅かしてくるのでそういった部分はそのじらしが感がなかなかいいなとも思いました。