マイライフ・アズ・ア・ドッグの紹介:1985年スウェーデン映画。母と兄と暮らす泣き虫の少年、イングマル。母が病床に伏したのを機に彼は林間学校に預けられることに。田舎で出会ったサガ、緑色の髪のマンネや叔父たちと充実した日々を送るが、大好きな母と飼い犬シッカンが心配でたまらなかった。
監督:ラッセ・ハルストレム 出演:アントン・グランセリウス(イングマル)、メリンダ・キナマン(サガ)、マンフレド・セルネル、アンキ・リデン、ラルフ・カールソン、ほか
映画「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
マイライフ・アズ・ア・ドッグの予告編 動画
映画「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」解説
この解説記事には映画「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
マイライフ・アズ・ア・ドッグのネタバレあらすじ:起
幼いイングマルの心には元気な頃の母の姿が浮かびます。彼の母は病に侵され、今はやせ細っています。おねしょをしたり、兄といさかいを起こして家の中で騒いだり、イングマルはやんちゃな男の子で母からいつも叱られていました。夏の間イングマルは兄や飼い犬のシッカンとも離れて母方の弟のいる田舎町で過ごすことになりました。
マイライフ・アズ・ア・ドッグのネタバレあらすじ:承
はじめは全く乗り気でなかったイングマルですが、叔父一家やガラス工場のベリット、芸術家の男、サッカークラブのサガと緑の髪の毛のマンネなど楽しい人々に囲まれて充実した日々を過ごします。夏があっという間に終わり、イングマルは地元に帰ります。兄は家で浮かない顔でした。早々に母に土産話を聞かせてやろうとしますが、彼女の病状は芳しくなく、すぐに話を遮って眠りについてしまいました。病院に預けられたはずのシッカンも家にはおらず、イングマルが林間学校に行っている間ずっと家には戻っていないようでした。
マイライフ・アズ・ア・ドッグのネタバレあらすじ:転
そのうち母は救急車で運ばれ入院してしまいますイングマルには父がいましたが、今は赤道エクアドルでバナナの出荷に携わっていて、すぐには戻ってこられないようです。イングマルと兄は父方の弟の家で暮らしますが、ついに叔父からも田舎で暮らすように言われ、手配されます。再び田舎町にやってきたイングマルですが、もう一人の叔父は夏と状況が変わってしまったことを引き合いに出して、かつての同居人のおばさんのところで寝泊まりするように言って聞かせました。イングマルに気の休まる場所はないように思えました。叔父の家の離れにある東屋でシッカンを引き取って一緒に暮らしたいと願いますが、叔父の話では引き取り手のないシッカンはやむなく殺されてしまったといいます。
マイライフ・アズ・ア・ドッグの結末
母と飼い犬を亡くし激しく涙にくれるイングマルを「時が傷をいやす」という同居人のおばさんの言葉が癒します。そうしている内に夏がやってきました。サガとマンネとイングマルはどろんこになりながら遊びます。ラジオからはスポーツ中継のナレーションが聞こえます。白昼夢の中のイングマルはサッカーで大活躍しているようです…。
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