隣之怪 壱談 「フレーム」の紹介:2006年日本映画。達也とあずさと息子の悠の3人家族は、砂浜で遊ぶあずさと悠を撮ったビデオフィルムに、黄色い帽子の少年が映っていることを不審に思い、今までのビデオを見返すと、全てに映っていました。ここから一家を襲う恐怖が始まる・・・というオカルトホラー映画です。日本特有の怖さがあります。
監督:横井健司、林田賢太 出演者:吉岡美穂(あずさ)、白石朋也 (達也)、南まい (さやか) 、里中あや、東原亜希、高味光一郎、入船加澄実、ほか
映画「隣之怪 壱談「フレーム」」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「隣之怪 壱談「フレーム」」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「隣之怪 壱談「フレーム」」解説
この解説記事には映画「隣之怪 壱談「フレーム」」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
隣之怪 壱談 「フレーム」のネタバレあらすじ:起
あずさと達也は小学生の悠という息子を持つ、3人家族です。一軒家に住み、あずさは専業主婦でした。夫の達也は息子の悠の成長とあずさをビデオに残していくのが趣味でした。この日も砂浜で、あずさと悠が砂の山を作る風景をビデオに収めていました。その夜、自宅で、達也とあずさは撮ったビデオを見て悠の成長を喜びました。翌朝、達也が出勤した後、悠は目覚まし時計が4回半鳴って起きました。あずさは悠に「いつもは3回半なのにね」と言いました。昼間、あずさは昨日のビデオを見ました。すると気になるものが映っていました。その日は達也は残業と接待で帰りが遅い為、友人のさやかにビデオを見てくれないかと頼み、明日、見ることになりました。深夜、帰って来た達也が酒に酔っていないようなので、二人でビデオを見ました。すると黄色い帽子の少年が一瞬映っていました。達也は他のビデオで見たことがあると言って、見たのですが見つかりませんでした。
隣之怪 壱談 「フレーム」のネタバレあらすじ:承
その夜、あずさは不気味な物音に寝付けませんでした。翌日、悠が病気気味のため学校を休ませました。昼間、さやかがやって来ました。あずさがビデオを見せると、確かに黄色い帽子の少年が映っていました。さやかは他のビデオも見てみようと言い出し、次々見直しました。するとすべてのビデオに映っていました。そしてあずさの妊娠中のビデオにまで映っていました。怖くなったさやかは、ビデオテープを処分した方がいいと言い出しました。その時、2階の悠の部屋から物音がしました。あずさが階段を上りはじめると、さやかが家を飛び出しました。さらにあずさには悠以外の人影が見えはじめました。あずさは達也に何度もメールを送りました。しかし達也からの返信は来ませんでした。
隣之怪 壱談 「フレーム」のネタバレあらすじ:転
地下街で仕事をしていた達也が地上に出ると、あずさからメールが60通も来ていました。異変に気付いた達也は、あずさに電話をするも、電話に出ないため、あわてて自宅に戻りました。玄関付近にあずさの携帯がありました。携帯にはさやかからのメッセージが残されていました。ビデオに映った黄色い帽子の少年の事で怖くなって帰ったという内容でした。リビングに行くと、あずさがビデオテープを全部引き出していました。達也とあずさは引き出したテープを燃やすために車で出て行きました。自宅に帰って、達也が一人でビールを飲んでいると、見たことのない少年の姿が見えました。
隣之怪 壱談 「フレーム」の結末
翌日、達也はパソコンに向かって仕事をしていました。あずさは悠の変な行動と物音に頭を痛めていました。そして玄関から2階をずっと見上げる悠がいました。あずさが見上げると、途中に子供服がかけられていました。どうして?と聞くと、あの子が来るから・・と言い、あずさは狂いそうになりました。部屋の中には確実に悠以外の誰かが居ることがわかりました。そのころ達也の携帯の画面がおかしくなっていました。あずさに電話するも通じず、自宅に電話しました。すると発信音の合間に子供の声が聞こえました。達也は必至で自宅に帰りました。自宅の中は家具が崩壊し足の踏み場もない状態でした。その中であずさを見つけた達也は、自宅を引っ越ししました。トラックの後を追って走り出した達也の車のドアミラーには、黄色い帽子の少年が映っていました。
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