007 スペクターの紹介:2015年イギリス,アメリカ映画。イギリスのスパイ映画として大人気を誇る007シリーズの24作目として制作されたスペクターでは、ついにボンドの宿敵が現れます。
監督 :サム・メンデス 出演:ダニエル・クレイグ(ジェームズ・ボンド)、クリストフ・ヴァルツ(フランツ・オーベルハウザー)、レア・セドゥ(マドレーヌ・スワン)、ベン・ウィショー(Q)、ナオミ・ハリス(イヴ・マネーペニー)、デイヴ・バウティスタ(Mr.ヒンクス)、アンドリュー・スコット(C(マックス・デンビー))、ロリー・キニア(タナー)、イェスパー・クリステンセン(Mr.ホワイト)ほか
映画「007 スペクター」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「007 スペクター」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
007 スペクターの予告編 動画
映画「007 スペクター」解説
この解説記事には映画「007 スペクター」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
007 スペクターのネタバレあらすじ:メキシコでの死闘
11月2日の死者の日、メキシコでは多くの人が骸骨で装飾し、通りを練り歩いています。そこにジェームズボンドは美女とともに歩き、彼らはホテルへ着くと休むと思いきや、ボンドは仕事があるといい、屋根づたいに歩いていきました。彼は目標の場所に着くと、銃口を窓に向けます。彼は向こう側の部屋で行われている会話を傍聴し、敵であると確定すると銃撃をします。するとガス管が爆発し、隣の建物は崩壊していきます。ボンドは地上へとジャンプしますが、そこで部屋で会話をしていた人物と目が合ってしまい、彼は不思議な男を追跡します。男もボンドの姿を見かけたようで彼らは骸骨の群衆の中をかき分けながらチェイスを行いました。そして男はメキシコシティの広場へ到着したヘリコプターに乗り込み、その場を後にします。そこへボンドもヘリコプターの内部へ入り、彼らは内部で乱闘を繰り広げます。ヘリコプターは安定を失って危険な飛行となります。ボンドはその男をヘリコプターから墜落させると、ヘリコプターを操って男から奪ったタコのマークが描いてある指輪を確認するのです。
007 スペクターのネタバレあらすじ:過去の写真
MI6へ戻ったボンドは、メキシコでの破壊行動をMから戒められます。家へ戻った彼はマネーペニーと会い、彼女からスカイフォールで焼け残った写真を見せられます。その写真にはボンドの幼きころともう一人の人間が写っていました。
007 スペクターのネタバレあらすじ:秘密の会議
ボンドは次にQ課から同僚の009用に作られたアストンマーティンDB10を奪い、イタリアのローマへ行きます。ローマについたボンドは自分がメキシコで殺した男の妻と会い、彼女から情報を聞き出そうとします。そしてボンドは謎の組織が集う会議に出席します。そこで彼はフランツオーベルハウザーと名乗る人物を見つけますが、彼に自分の正体をバラされ、ボンドはその場を後にするも殺し屋のヒンクスに狙われます。2人はローマの市街で壮絶なカーチェイスを行い、ヒンクスの追撃を避けます。
007 スペクターのネタバレあらすじ:ミスターホワイトの最期
彼は旧敵であるミスターホワイトの居場所へ行き、彼にタコマークの指輪について尋ねます。そこでホワイトはオーベルハウザーが率いている組織は世界的な闇の組織であるといい、ホワイト自身はオーベルハウザーから毒を盛られていることをボンドに語ります。そしてホワイトはボンドの銃によって自殺をしたのでした。
007 スペクターのネタバレあらすじ:ミスターホワイトの娘
ボンドはホワイトの遺言を頼りに彼の娘へ接触をするも、殺し屋ヒンクスが現れ、彼女を拉致してしまいます。それでもボンドは飛行機を使って彼らを追い詰め、娘を保護することに成功します。その後彼らはホワイトの思い出のホテルへ行き、彼からの秘密情報を取得すると、ある場所へ列車で行きます。しかしその列車でも殺し屋ヒンクスが現れ、ボンドはピンチとなりますが、娘が協力してくれたおかげでなんとか撃退することができました。
007 スペクターのネタバレあらすじ:オーベルハウザーの基地
そしてボンドと娘はオーベルハウザーの秘密基地へと案内されるも、ボンドは気絶させられてしまいます。ボンドが目を開けるとそこはオーベルハウザーがおり、ボンドは彼から拷問を受けます。そこでオーベルハウザーは自分の名前がブロフェルドであると答えます。しかしQからもらった時計を使って脱出を図り、基地は大爆発します。
007 スペクターの結末:ロンドンでの戦い
ボンドたちはロンドンへ戻りますが、娘が誘拐されたため、ボンドは以前爆発して廃墟となった旧MI6本部へ入り、そこに捕らわれた娘を救出し、ヘリコプターで逃げるブロフェルドを追い詰めていきました。彼の乗ったヘリコプターは墜落し、身柄はMへと渡すと、ボンドと娘はロンドンの街へと消えていくのです。
「007 スペクター」感想・レビュー
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レア・セドゥがイマイチ過ぎて、何故この人が選ばれたのだろう…と言う思いがずっと離れなかった。
ボンドガールって大事だな。
ダニエル・クレイグの007最終作と目される本作。正直、クレイグのシリーズの中では一番インパクトが弱い。レア・セドゥの美しさに文句はないが、ヴェスパーやセヴリンの存在感には到底かなわない。そして散々喧伝されていたイタリアの至宝、モニカ・ベルッチもホントにちょい役。彼女の背中のたくましさは印象的でしたが… 何より悪役もインパクトがない。「あれもこれもぜーんぶ私の仕業だったのだ!」と、過去の作品とムリヤリこじつけてる感が否めず。それでも、最終回?の総ざらいと思えば許せる範囲ではありますが。シリーズの中では一番さらっと、軽く見られるという印象です。