同窓会の紹介:2018年日本映画。7年ぶりに中学校の同窓会に参加した吉田は、同級生がほとんど死亡し、集まったのは4人だけでした。そして4人だけの同窓会が始まるのですが、直後に一人の男性が殺されて・・という内容のオカルトホラー映画です。
監督:脊尾篤弥 出演者:松本岳(吉田)、輝山立(鈴木)、瀬戸啓太、大原海輝(中西)、宗田淑(佐藤)ほか
映画「同窓会」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「同窓会」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「同窓会」解説
この解説記事には映画「同窓会」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
同窓会のネタバレあらすじ:起
吉田は同窓会に出る為、長野県の宮久保中学校に向かいました。途中、声の聞き取れない電話がかかりますが、結局何を言っているのか分からないまま切れました。学校に着くと鈴木が受付をしていました。鈴木は「中西はもう来ている、あと山下が来る」と言いました。山下は、吉田と鈴木が共に恋した女性でした。吉田が3年A組に入ると、中西がいて、来ない人に電話しようということになりました。
中西の電話した同級生は全員死んでいました。吉田は山下に電話すると、母親が昨日から帰って来ないと言われました。受付に佐藤が来ました。佐藤は意味不明な事を言っていました。そして時間が来たから始めようと言って、教室に集合しました。しかし吉田は山下を探しに行くと言い学校を出ようとしましたが、扉は閉ざされ外に出ることは出来ませんでした。
同窓会のネタバレあらすじ:承
佐藤は同窓会が始まったら外に出ることは出来ないと言い、学校内を歩こうと言い出しました。中西と佐藤、吉田と鈴木のコンビで歩き始めました。吉田が血の付いた髪留めを見つけました。それは吉田が山下にプレゼントしたものでした。一方、佐藤と中西は、井上という生徒の行方不明のポスターの前にいました。佐藤が井上の事を話し始めると、中西は井上をいじめていたらしく、馬鹿にして罵りました。すると佐藤は「友達じゃないのに」と言って中西に迫りますが、中西は「あんな奴友達じゃない」と言いました。すると中西の叫び声が聞こえました。吉田と鈴木が駆けつけると佐藤しかいませんでした。3人は窓を割って逃げようとしますが、ガラスは鉄のように固く割れませんでした。
同窓会のネタバレあらすじ:転
教室に戻った3人にマイク放送が始まりました。よく聞き取れないものの『井上りく』という名前が聞こえました。あの失踪している井上でした。その時教室に悪霊と化した井上が現れました。吉田と鈴木は佐藤から「井上は1か月前に自殺している」と聞きました。そして「中学時代、クラスの全員にいじめられ、友達がいなかったため、井上は本当の友達が欲しかった」と言いました。悪霊となった井上は「クラスの全員を殺す」と言って佐藤に迫って来ました。佐藤は井上に「私は友達だ」と言うと、井上は「山下を殺して友達の証拠を見せろ」と言いました。そんな理由でクラスの同級生が次々死んでいるのだと言いました。吉田と鈴木はそのために山下を殺したのか?と佐藤を責めました。佐藤は屋上へ逃げようと言い、3人は屋上へ行きました。しかしそれは佐藤の陰謀で、井上の悪霊が待っていました。佐藤は『山下を探して』という言葉を残し井上に殺されました。
同窓会の結末
吉田と鈴木はマイク放送したのは山下だと言い出し、放送室に向かいました。そして吉田に、来る途中に掛かってきた電話も山下だと考えました。山下はいなかったものの、古いスクラップブックを見つけました。そこには中学校の下に戦時中の防空壕の入り口が見つかった記事がありました。ここから地上へ逃げられると思った二人は、井上をまきながら防空壕につながる部屋に入りました。しかし改装で入り口が壁となって塞がれていました。井上がやって来ました。そして友達なら二人で殺し合いをしろと言いました。斧を手にしたのは鈴木でした。
テレビでは長野県宮久保の連続殺人事件の報道をしていました。唯一の生き残りの男性に刑事が事情を聞きに来ました。その男は吉田でした。吉田の側には山下の霊が憑いていました。
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