レプリカズの紹介:2017年アメリカ映画。クローン人間の研究を続ける科学者が、自分の家族を交通事故で失ってしまった事から、家族をクローン人間として再生し普通の生活を取り戻しました。しかしこの事実を知った研究所の所長らが、クローンの技術とクローン人間の家族を奪うために動き始めました…という内容のSFサスペンス映画です。
監督:ジェフリー・ナックマノフ 出演者:キアヌ・リーブス(ウィリアム・フォスター)、アリス・イヴ(モナ・フォスター)、トーマス・ミドルディッチ(エド・ホイットル)、ジョン・オーティス(ジョーンズ)、エムジェイ・アンソニー(マット・フォスター)、エミリー・アリン・リンド(ソフィー・フォスター)、アリア・リリック・リーブ (ゾーイ・フォスター)ほか
映画「レプリカズ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「レプリカズ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
レプリカズの予告編 動画
映画「レプリカズ」解説
この解説記事には映画「レプリカズ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
レプリカズのネタバレあらすじ:起
プエルトリコのある研究施設に、死亡したケリー軍曹が運ばれてきました。科学者のウィリアム・フォスター(キアヌ・リーブス)は助手のエド(トーマス・ミドルディッチ)たちと処置を始めました。それは目玉を通してケリー軍曹の脳の内部をデータ化して取りこむ作業でした。それは死後数時間であれば可能で、取りこんだデータを345型というロボットに送りました。するとロボットはケリー軍曹のクローンとして蘇りました。
しかし自分の体を見たケリー軍曹のクローンロボットはパニックに陥り、自分の体を壊し始めました。慌てたウィリアムは配線を切り、ロボットを止めました。今回も実験は失敗に終わった為、所長のジョーンズ(ジョン・オーティス)は膨大な資金をつぎ込んでいることもあり、今後の事を話し始めました。やがて自宅に戻ったウィリアムを待っていたのは大切な家族達でした。
レプリカズのネタバレあらすじ:承
ウィリアムには、妻のモナ(アリス・イヴ)、息子のマット(エムジェイ・アンソニー)、娘のソフィ(エミリー・アリン・リンド)とゾーイ(アリア・リリック・リーブ)がいました。そして家族で旅行に行くことになり、車で出発しました。夜の道路でトラックとぶつかりそうになった車は道路から湖のほとりに落ちました。ウィリアムが家族を確かめると全員死亡していました。
ウィリアムはエドに電話し、脳のデータを読み取る装置を持ってこさせました。訳の分からないエドでしたが、現場を見て理解しました。データを抜き取り、研究室の1室に遺体を運びますが、エドが体を蘇生させるポットが3つしかないと言います。
悩んだ末ウィリアムは末っ子のゾーイをあきらめ、モナ、マット、ソフィの3人を『クローン』として蘇生させることを決め、実行しました。そして3人の記憶からゾーイを消し、再びデータを3人に送りました。エドはやってはいけない事だと自分を責めながらもウィリアムを助けました。
レプリカズのネタバレあらすじ:転
妻や子供がいないことで、関係者が次々訪ねてきました。17日後、ポットから3人のクローンを取り出し、自宅に運びベッドに寝かせました。そして自宅のゾーイの存在を証明するものを全て処分しました。やがて順番に意識が回復しました。4人の生活は普通に戻りますが、食品の賞味期限が切れていることにモナは気づき、何かがおかしいと思い始めました。
モナはウィリアムに疑問をぶつけました。そしてウィリアムはモナ達をクローンとして蘇生させたことを全て話しました。一方、ジョーンズはウィリアムが事故死した家族をクローン人間として蘇生させたことを知り、ウィリアムの持つデータと家族を奪う計画を立て始めました。このことに感づいたウィリアムは自分の脳をデータ化し、記憶装置に取りこみました。
レプリカズの結末
ジョーンズ達がウィリアムの自宅にやって来ました。エドを射殺し、家族を引き渡せと迫りました。このままでは家族も自分も殺されると思ったウィリアムは、自分のデータを全て渡すと言って研究所に向かいました。そして抜き取っていた自分の脳のデータを345型ロボットに転送しました。
ウィリアムの意識を持った345型ロボットはジョーンズの首を絞めて殺しました。そしてロボットはジョーンズの脳のデータを抜き取りました。ロボットはウィリアムに家族を守ってやれと言い、ウィリアムらは逃げました。
17日後、ウィリアムたちは海辺の街で過ごしていました。一方、研究所はウィリアムのロボットが所長となり、ジョーンズのクローンが部下として働いていました。
以上、映画「レプリカズ」のあらすじと結末でした。
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