沈黙の終焉の紹介:2018年イギリス,ハンガリー,フィリピン映画。“史上最強オヤジ”ことスティーヴン・セガール主演の『沈黙シリーズ』の1作品にして、セガール芸能生活30周年記念作品です。セガール演じるCIAの凄腕エージェントが選りすぐりのメンバーを集めて処刑人チームを結成、部下を殺した犯罪組織に立ち向かいます。キャッチコピーは「セガール引退?!」「ここが、最後の戦場」「セガール死す?! アクションヒーローの歴史を変えた大ヒットシリーズ、遂に衝撃の決着へ!」「オヤジらぶ この男気に日本中が恋をする」「君(オヤジ)に会えてよかった」。
監督:フィリップ・マルチネス、ロス・W・クラークソン 出演者:スティーヴン・セガール(ジェイク・アレクサンダー)、ソーニャ・クーリング(ソニア・デッカー)、バイロン・ギブソン(トム・ベントン)、マイカ・ジャビア(マリア・ロペス)、ソラヤ・トレンス(アンナ・ローゼン)、ジェイ・デイ(ベン・ハリスン)、メーガン・ブラウン(ジェシカ・トンプソン)、エドアルド・コスタ(オルテッセイ)、エルデトゥヤ・バツク(トゥーヤ・アレクサンダー)ほか
映画「沈黙の終焉」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「沈黙の終焉」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
沈黙の終焉の予告編 動画
映画「沈黙の終焉」解説
この解説記事には映画「沈黙の終焉」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
沈黙の終焉のネタバレあらすじ:起
毎月8000人を超える患者が臓器移植を望み、毎日約25人の患者が受けられずに命を落としていく2017年現在。巨大市場と化した臓器移植ビジネスの裏側で、闇市場でもまた貴重な臓器が巨額で取引されていました。
アメリカCIAのベテラン捜査官ジェイク・アレクサンダー(スティーヴン・セガール)はタイ・バンコクのCIA支部に呼び出され、上官のジェシカ・トンプソン(ミーガン・ブラウン)2週間前の任務失敗の責任を追及されていました。
時を遡ること2週間前のカンボジア・プノンペン。ジェイクのチームは臓器を密売する闇ブローカー組織を摘発すべく、部下で親友のザック・スティーヴンズ(ビリー・レイ・ガリオン)を囮として組織の女(アリシア・ファウベル)に接近させました。
沈黙の終焉のネタバレあらすじ:承
ザックをホテルに連れ込んだ女は彼に睡眠薬を盛り、組織の者たちが生きたままザックの臓器を摘出しようとしたその時、ジェイクのチームは一気に突入して組織の者たちを逮捕しようとしましたが、ザックは人質に取られた挙句に銃撃戦に巻き込まれて死亡してしまいます。
時は現在に戻り、ジェシカに尋問されたジェイクは引き続き任務の続行を求めますが、ジェイクのチームのメンバーである暗殺のエキスパートでザックの恋人だったソニア・デッカー(ソーニャ・クーリング)、天才ハッカーのアンナ・ローゼン(ソラヤ・トレンス)、スパイのプロフェッショナルでバイク乗りでもあるマリア・ロペス(マイカ・ジャビア)、射撃のスペシャリストであるトム・ベントン(バイロン・ギブソン)、元海兵隊員で格闘技の達人であるベン・ハリスン(ジェイ・デイ)もジェシカに尋問され、ジェイクたちはチーム解散と捜査から外されたことを通達され、全員にアメリカへの帰国命令が出されてしまいます。
沈黙の終焉のネタバレあらすじ:転
臓器密売組織のボスであるオルテッセイ(エドアルド・コスタ)は逮捕された組織の女を口封じに抹殺するなど暗躍を続ける一方、ジェイクら6人全員はザックの仇を討つためにもこの地に留まる決心を固めていました。部下たちの想いを受け止めたジェイクはCIAを脱退する決意をし、香港を拠点とするロシア人大富豪カタリーナ・ソコロフ(エフゲニヤ・アクレメンコ)のバックアップを受け、全員がアメリカへの帰国を拒否してフィリピン・マニラに集結していたソニア、ローゼン、ロペス、ベントン、ハリスンをスカウト、新たな処刑人チーム「ジェネラル・コマンダー」を結成しました。
一方、ジェイクの行動を快く思わないCIA本部は彼の元に刺客を差し向けましたが、ジェイクは刺客を返り討ちにするとCIA側に対して今後一切手を出すなと警告しました。
ジェレラル・コマンダーは闇取引に使われる仮想通貨の動きをハッキング、着実にオルテッセイの組織に近づくとソニアを囮役として再び取引に乗り出しました。
沈黙の終焉の結末
ソニアはまんまと仲介者を通じて組織との接触に成功、ジェイクらはオルテッセイらの取引の現場に乗り込むと銃撃戦に持ち込み、組織の者たちを次々と血祭りに挙げていきました。オルテッセイはソニアを人質に取って車で逃亡を図り、武装したヘリコプターを飛ばしてジェイクらを襲撃させましたが、ソニアはマリアの協力を得て脱出に成功、ヘリはベントンのロケットランチャーによる撃墜されました。ジェイクは遂にオルテッセイを追い詰め、ナイフを使った格闘戦の末に倒しました。こうしてジェネラル・コマンダーはザックの敵討ちに成功しました。
フィリピンの田舎町に渡ったジェイクは恋人トゥーヤ(エルデトゥヤ・バツク)の待つ隠れ家へと向かい、彼女と抱き合いましたが、ジェイクの動向は全てCIAの監視衛星によって筒抜けになっており、CIAはジェイクの隠れ家に無人戦闘機を飛ばし、爆弾を投下させました。映画はジェイクの生死が不明なまま幕を閉じます。
以上、映画「沈黙の終焉」のあらすじと結末でした。
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