映画「遺体安置室 死霊のめざめ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
遺体安置室 －死霊のめざめ－の紹介：2005年アメリカ映画。夫に先立たれた妻が息子と娘を連れ、田舎の町で葬儀屋を営むため、昔葬儀屋をしていた古い屋敷に引っ越してきました。しかしその屋敷は町ではいわくつきの噂のある屋敷でした・・・という内容のフリークスゾンビ映画です。監督は名作『悪魔のいけにえ』のトビー・フーパーです。
監督：トビー・フーパー 出演者：ダン・バード（ジョナサン・ドイル）、デニス・クロスビー（レスリー・ドイル）、ステファニー・パットン（ジェイミー・ドイル）、アレクサンドラ・アディ（リズ）、ロッキー・マークエット（グレイディ）、リー・ガーリントン（リタ）、 コートニー・ペルドン（ティナ）、タラ・ペイジ（サラ）、バグ・ホール（カル）、マイケル・シャムス・ウイレス（グレン・ハウエル保安官）ほか
この解説記事には映画「遺体安置室 死霊のめざめ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
夫を亡くしたレスリーは、二人の子供ジョナサンとジェイミーを車に乗せ、引っ越し先に向かっていました。6時間以上走り、たどり着いたのは廃墟のような屋敷でした。あまりの汚さにジョナサンとジェイミーは嫌がりますが、墓地の付いた葬儀屋だった屋敷のため、これから葬儀屋をやろうと言うレスリーにはうってつけの物件でした。
広い屋敷でジョナサンは自分の部屋を決めました。部屋の中にはボビー・ファウラーと彫られた名前を見つけました。レスリーはジェイミーと一緒に地下にある遺体安置所の掃除をしていました。ジョナサンは車で一人、町に食べ物を買いに向かいました。そしてリタの経営するレストランに入りました。ジョナサンが食べる物を注文し、ここで働きたいと言うと、リタはぶっきら棒ですが、サンドイッチを無料で渡し、明日来なさいと言いました。ボックス席には地元のチンピラのカル、ティナ、サラがいました。
深夜、自宅に帰るとジョナサンは墓地で煙草を吸いました。そして墓地で人影を見かけました。翌日、ジョナサンはリタの店で働き始めました。姪のリズを紹介されたジョナサンは一目ぼれしました。早速カルが絡んできて、けんかになりました。リタが飛び出てきて、カルら3人を追い出しました。するとリズの所へクレイディという幼馴染がやって来ました。
二人はとても仲良く、ジョナサンは二人は良い関係だと思っていましたが、クレイディがゲイだと知り、単なる幼馴染の仲良しと知ったジョナサンは、リズに急接近しました。カル、ティナ、サラの3人は深夜、墓地に行きました。スプレーで天使の像や墓に落書きを始め、カルは墓石におしっこをかけました。そのうち扉を見つけた3人は中に入りました。墓の中でいちゃついていると、何者かに襲われました。
ジョナサンはリズとクレイディからボビーの話を聞きました。ジョナサンが住んでいる家は元々牛を飼っていましたが、牛が全滅し、その子供夫婦が葬儀屋を始めたと言います。そして二人の間にボビーという男の子が生まれましたが、化け物のような容姿で、両親が殺したのではないかと噂されるように、忽然と姿を消しました。しかし10年後、夫妻は惨殺されました。
このことからボビーは墓の中で生きていると言うのでした。レスリーは遺体安置所で遺体の修復をしていました。保安官が訪ねてきて、カルらが居なくなったことを聞かされました。翌日、店でジョナサンはリズに告白しました。そこへカルとサラがやってきました。顔色が悪く、突然血を吐きました。そしてカルがリタの顔に血を吐くと、リタは狂ったように店を飛び出していきました。
自宅では死体が蘇っていました。レスリーはゾンビに吐かれた血を浴びました。そしてジョナサン、リズ、クレイディを家に呼び、夕食を食べさせました。様子がおかしいレスリーは、突然血を吐きました。するとゾンビ達が次々襲ってきました。
ジェイミーを部屋に隠し、3人は逃げました。地下室に逃げ込むと、生き延びたティナがいました。しかしゾンビ達が襲ってきて自宅に舞い戻って来ました。ジェイミーがボビーに連れ去られました。ジェイミーを助ける為、再び地下へもぐった3人は、ゾンビが塩に弱い事を知り、塩をかけて次々殺しました。そして井戸のような穴が、化け物の口のようになっていました。
レスリーとボビーがジェイミーを生贄にしようとしていました。ジョナサンとリズがなんとかジェイミーを助け出すと、ボビーが化け物に食われました。そして口の中に塩を沢山入れると、暴れて化け物は死にました。すべてが終わり、家の外に出て休息していると、レスリーはジェイミーを叫びながら襲ってきました。
以上、映画「遺体安置室 －死霊のめざめ－」のあらすじと結末でした。
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