シャフトの紹介:2019年アメリカ映画。幼馴染みのカリムが突然亡くなり、その死に疑問を感じたFBI分析官のJJは、私立探偵である父のシャフトと調べ始めました。そして祖父のシャフト・シニアまで加わり親子3代によるギャングとの戦いが始まりました…と言う内容のアクションコメディ映画です。『黒いジャガー(1971年)』のリメイク作品『シャフト(2000年)』の続編です。
監督:ティム・ストーリー 出演者:サミュエル・L・ジャクソン(ジョン・シャフト)、ジェシー・T・アッシャー(ジョン・シャフト・ジュニア/JJ)、レジーナ・ホール(マヤ・ババニコス)、アレクサンドラ・シップ(サーシャ・アリエス)、リチャード・ラウンドトゥリー(ジョン・シャフト・シニア)、アヴァン・ジョーギア(カリム)ほか
映画「シャフト(2019年)」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「シャフト(2019年)」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
シャフトの予告編 動画
映画「シャフト(2019年)」解説
この解説記事には映画「シャフト(2019年)」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
シャフトのネタバレあらすじ:起
1980年代、ジョン・シャフト(サミュエル・L・ジャクソン)は妻のマヤ(レジーナ・ホール)の小言を車の中で聞いていました。後ろのシートには幼い息子ジョン・シャフト・ジュニア[通称JJ]がいました。マヤの言葉を聞き流しながらシャフトは背後の車を見張っていました。そして銃撃戦になり、相手を全員射殺したシャフトの横で、悲鳴を上げながら文句ばかり言うマヤでした。
月日が流れ、JJ(ジェシー・T・アッシャー)は分析官としてFBIの刑事になっていました。幼馴染のサーシャ(アレクサンドラ・シップ)とカリム(アヴァン・ジョーギア)の酒を飲み、楽しんだ翌日、カリムが死んだと言う知らせを聞きました。検死報告書を持って病院に勤務するサーシャに調べてもらうと、カリムは薬物の過剰摂取での死亡でした。
麻薬中毒を完全克服したカリムの薬物死に疑問を持ったJJは、単独で調査を始めました。真面目一筋で育ったJJにハーレムは恐怖でした。情報を聞いた少年には金を巻き上げられ、マニーと言う名前を教えられ、訪ねるとギャング達に絡まれ殴られました。そこでJJは私立探偵をやっている父のシャフトを訪ねました。
シャフトのネタバレあらすじ:承
JJと正反対の、やりたい放題の父シャフトは、JJの話を聞いた後、車を走らせ、ギャング達の元へ向かいました。シャフトが銃を持てと言うと、JJは断り、自分は平和主義だと言いました。そんなことはお構いなしのシャフトは、ギャングのアジトに乗り込み、いきなり発砲して口を割らせました。
次に向かったのが麻薬患者を見守る会でした。カットワースとドミングスがいました。運営者のカットワースに話を聞くと、カリムも運営者の一員だったが、急に抜けたいと言い出した。そしてアナムという女性とモスクに通い始めたと言いました。
その夜はシャフトとディスコで楽しんだJJは、男に絡まれケンカになりますが、意外にもケンカ上手で男を倒しました。これを見たシャフトは、自分の血を引いていると感じていました。そしてモスクを訪れ、アナムに会って話を聞いて調べていると、モスクには麻薬カルテルの大物ゴルディトが来ていることがわかり、そしてベニーというスーパーを経営する女が浮かび上がりました。しかしJJは捜査妨害をしたとして署長から警察バッジを取り上げられました。
シャフトのネタバレあらすじ:転
ベニーに会った二人は話を聞きますが、有力な情報は得られませんでした。隙を見てJJは隠しカメラを仕込んで、帰りました。JJはサーシャと、ジャフトは一人で、それぞれ別のレストランにいました。シャフトの店に別れた妻のマヤがいました。マヤと話していると突然命を狙われ、銃撃戦になりました。テーブルで盾をして応戦しました。その横でマヤは若い頃のように叫びながら文句ばかり言っていました。シャフトがギャング達を射殺し終わると、マヤはJJだけは守れ、と言って立ち去りました。
JJのいるレストランでもJJが命を狙われました。銃は持たないと言ったJJでしたが、銃を手にギャング達を射殺しました。そしてシャフトと落ちあうと、ギャングの持っていたスマホがベニーに繋がっていることが分かりました。
これでベニーのいとこであるドミングスが手配をし、カットワークスが運んだ麻薬をゴルディトが売り、ベニーが金を浄化していたことがわかりました。そしてこの事実を知ったカリムを仲間に入れようとしたものの、カリムが断ったため殺されたのでした。
シャフトの結末
シャフトはJJを連れ、シャフト・シニアの家に行きました。シャフトの父でJJの祖父でした。武器庫の扉を開けると強力な武器が並べられていました。親子3代が武装し、ゴルディトをやっつけようと乗り込みました。そのころサーシャを拉致していたカットワークスとドミングスが仲間割れをし、ドミングスが射殺されました。
3人は次々ギャング達を射殺しました。そしてサーシャを助け、ゴルディトを追い込みました。ビルの窓際に追い詰めて銃撃すると、ゴルディトは撃たれて割れた窓から転落しました。その時シャフトが倒れました。銃弾を受けていたのでした。
目覚めたシャフトの傍らにはシャフト・シニア、JJ、マヤがいて、サーシャが手当てをしていました。そしてJJは、好きだったのに告白できなかったサーシャを抱き寄せてキスをしました。その様子を3人が見つめていました。一躍ヒーローになったJJは警察署に行くと、署長が返そうとした警察バッジを受け取らず、父と祖父の道を歩む決心をしました。そして親子3代が再び揃って歩きはじめました。
以上、映画「シャフト」のあらすじと結末でした。
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