白雪姫の紹介:1937年アメリカ、ディズニーアニメ映画。ディズニーの最初の長編アニメーション映画であり、世界初のアニメーション映画でもある作品です。城に住む白雪姫は、継母の女王にこき使われながらも美しい心と容姿をしていました。しかし、彼女の美しさに嫉妬した女王に殺されそうになった白雪姫は、森に入り込みます。白雪姫は、助かることができるのでしょうか。思わず口ずさんでしまう曲にも注目です。
監督:デイヴィッド・ハンド 出演:白雪姫(アドリアナ・カセロッティ/小鳩くるみ)/女王(ルシル・ラ・ヴァーン/里見京子)/魔法の鏡(モローニ・オルセン/大木民夫)/狩人(スチュアート・ブキャナン/八代駿)/先生(ロイ・アトウェル/熊倉一雄)ほか
映画「白雪姫」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「白雪姫」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
白雪姫の予告編 動画
映画「白雪姫」解説
この解説記事には映画「白雪姫」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
白雪姫のネタバレあらすじ:この世で最も美しいのは?
城で暮らす白雪姫は、継母である女王に下働きとして扱われていました。みすぼらしい格好ですが、白雪姫は美しく成長し、心も美しい少女でした。女王の日課は、魔法の鏡に「この世で最も美しいのは?」と聞き、自分であると答えてもらうことでした。しかし、ある日、魔法の鏡は「最も美しいのは白雪姫である」と答えてしまいます。嫉妬と怒りから、女王は狩人に白雪姫を殺すよう命じます。
白雪姫のネタバレあらすじ:森への逃亡
次の日、白雪姫は狩人に連れられ美しい花畑へとやってきます。女王から白雪姫の心臓を捧げるよう命じられていた狩人ですが、白雪姫を哀れに思い、森に逃がします。そして、狩人は豚の心臓を女王に捧げるのでした。一方、森に逃げた白雪姫ですが、暗い森の中恐ろしくなり泣き出してしまいます。白雪姫をかわいそうに思った森の動物達が、小さな小屋まで案内するのでした。小屋はとても汚く、白雪姫は家中を掃除します。そして、疲れてしまった白雪姫は、寝室でとても小さなベッドが7つ並んでいるのを見つけると、ベッドで寝てしまうのでした。
白雪姫のネタバレあらすじ:7人の小人
7人の小人達は、洞窟で宝石を採掘する仕事をしていました。仕事から戻ると、誰もいないはずの小屋の煙突から煙があがっています。誰かが入り込んでいると気がつき、慎重に家に入ると、ベッドで寝ている白雪姫を発遣します。彼女の事情を聞いた小人達は、家事をすることと引き換えに、小屋にとどまることを認めてあげます。その晩、白雪姫の作った美味しい料理を囲みながら、森の動物達も交えて楽しい一夜を過ごします。
白雪姫のネタバレあらすじ:毒リンゴと王子様
翌朝、仕事に出かける小人達は、誰も家に入れてはいけないと忠告をします。白雪姫は、森の動物達と共にアップルパイを作り始めますが、そこへリンゴ売りの老婆が現れます。そのリンゴはとても美味しそうで、願いをこめながらかじると願いが叶うと言われ、白雪姫はリンゴをかじってしまいます。すると、そのリンゴは毒リンゴで白雪姫は死んでしまいました。リンゴ売りの老婆は女王だったのです。意気揚々と帰る女王ですが、異変に気がついた動物達に知らされて、小人達が戻ってきます。追いかけられる女王は、小人達の上に大きな岩を落とそうとしますが、足を滑らせ崖から落ちて死んでしまいました。家に戻った小人達は、白雪姫を花に覆われたガラスケースに入れ、彼女の死を悲しみます。そこへ、隣国の王子が通りかかり、白雪姫の美しさに目を奪われ、白雪姫にキスをします。すると、死んでいたはずの白雪姫が目を覚まします。王子は彼女を連れて国へと戻り、白雪姫は幸せに暮らしました。
以上が「白雪姫」のあらすじと結末です。
ロマンチックな恋愛映画・・・と、見せかけて意外と迫力のあるシーンもたくさんあります!
魔女の城のドロドロとした雰囲気がすごく印象的でした。魔女が牢屋にいた骸骨の頭を蹴っていたシーンが、妙に頭に残っています。
白雪姫が森の中を逃げる場面が、幻想的でスピード感がありお気に入りです。そのあとの、白雪姫の友達になった動物たちが可愛かったです!
背景や動物たち、衣装、人の動きなど、細かいところまで配慮が行き届いていて、美術的にも素晴らしい作品だと思いました!