フリーダム・ライターズの紹介:2007年アメリカ映画。新米国語教師のエリン・グルーウェルは学級崩壊したある底辺クラスを受け持つことになる。はじめは聞く耳を持たず喧嘩に明け暮れる少年少女たちだったが、次第に心開き始める…。
監督:リチャード・ラグラヴェネーズ 出演:ヒラリー・スワンク(エリン・グルーウェル)、パトリック・デンプシー(スコット)、スコット・グレン(スティーブ)、イメルダ・スタウントン(マーガレット・キャンベル教科主任)、マリオ(アンドレ)、エイプリル・リー・エルナンデス(エバ)、ジェイソン・フィン(マーカス)、ハンター・パリッシュ(ベン)、ほか
映画「フリーダム・ライターズ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「フリーダム・ライターズ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
フリーダム・ライターズの予告編 動画
映画「フリーダム・ライターズ」解説
この解説記事には映画「フリーダム・ライターズ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
フリーダムライターズのネタバレあらすじ:起
エリン・グルーウェルは結婚を機に、新米国語教師としてロサンゼルスの高校の1・2年生の教鞭を執ることになりました。エリンは目を輝かせて生徒たちを迎えますが、クラスメイトはアジア人・ヒスパニック・黒人、そしてたった一人の白人の少年に分かれ、いつ喧嘩が起こってもおかしくない状態でした。
ある日、黒人のジャマルを嘲笑した絵がクラス中を周り、本人の目にも止まりました。エリンは地域に根付いた人種差別意識をここでも感じ、激怒しました。ホロコーストという言葉で強い非難を示したのです。生徒のほとんどがこの言葉を知らず、エリンは驚きを隠せません。
フリーダムライターズのネタバレあらすじ:承
彼らに教育の機会を与えようと、教師の仕事の後にアルバイトを始めました。彼女はノートを用意し、生徒たちの宿題として毎日日記を書くように言いつけました。詩や日記や愚痴を思い思いに書き連ね、もし見てほしければクラスの戸棚に入れるように言ったのです。
その後、戸棚には生徒の日記がどっさり。そこでエリンは生徒たちが置かれている状況や壮絶な家庭環境を知りました。エリンは生徒が人種を超えて、お互いが癒えない傷を持っていることを知ってもらおうと、ゲームやラップを授業に取り入れ、打ち解けさせました。
フリーダムライターズのネタバレあらすじ:転
次第に人種の壁は取り除かれ、クラスメイトの間に友情が築かれ始めました。彼女は自腹で教材用の本を買い与えました。その中には「アンネの日記」もありました。この本やホロコーストについての社会見学で多くを学んだ生徒たちはアンネをかくまった勇気あるオーストリア人女性ミープ・ヒースを学校に招待するという偉業を成し遂げました。
しかし教育主任は、エリンを職権乱用だと非難。さらに生徒から3・4年生の授業も受け持ってほしいという強い要望で、彼女は主任と対立することに。
フリーダムライターズの結末
同じころ、エヴァという女生徒が同じグループの仲間をかばい、無実の黒人を投獄させるか否か、裁判所で審問が行われていました。これまでであればエヴァは仲間をかばっていたところ、法廷では恐れず真実を話したのです。
2年生の後期、エリンは教育委員会の諮問に主任と校長とともに応じました。彼女が学校に戻ると、生徒たちが待ち構えていました。「3年も4年も受け持つ」という言葉に生徒たちは歓喜するのでした。
以上、映画「フリーダム・ライターズ」のあらすじと結末でした。
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