悪魔の陽の下にの紹介:1987年フランス映画。ジョルジュ・ベルナノスの同名小説を映画化。人間の苦悩を見つめ、それを救おうと足掻く神父の姿を描いたサスペンス。苛烈な苦行と頑固な懐疑心を抱く神父ドニサンは、神への信頼が揺らいでいた。それでも聖職者であり続ける彼の前に悪魔が現れ、人の心を読む恩恵を与える。ドニサン神父は恋人を殺めた少女ムーシェットを救おうと、必死に心を砕くのだが。第40回カンヌ国際映画祭で最高賞パルム・ドールを受賞。
監督:モーリス・ピアラ 出演者:ジェラール・ドパルデュー(ドニサン神父)、サンドリーヌ・ボネール(ムーシェット)、モーリス・ピアラ(ムヌウ・スグレ神父)、アラン・アルキュール(カディニャン侯爵)、ヤン・デデ(ガレ医師)ほか