ブラック・オプス 超極秘任務の紹介:2015年オーストラリア映画。民間警備会社の面接を受けに訪れた一人の元特殊部隊隊員の男。ところが、この施設の内部には死んだ傭兵の遺体を蘇らせた不死身の戦士“ゾンビ忍者”が潜んでいました。そして施設には事実を隠蔽しようと目論む者の影も・・・。人間の能力を遥かに超えるパワーと戦闘能力を秘めたゾンビ忍者とその背後にうごめく陰謀に立ち向かう主人公の死闘を描いたバトルアクション作品です。
監督:ロディ・クロード 出演者:アダム・T・パーキンス(ディロン)、ジェイソン・ブリッツァ(AK)、キーラ・リー・ケイン(マリ)、コルム・エリス(エディ)、セレナ・フィルゲイラ(アニータ)ほか
映画「ブラック・オプス 超極秘任務」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ブラック・オプス 超極秘任務」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ブラック・オプス 超極秘任務の予告編 動画
映画「ブラック・オプス 超極秘任務」解説
この解説記事には映画「ブラック・オプス 超極秘任務」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ブラック・オプス 超極秘任務のネタバレあらすじ:起
とあるパーティー会場に驚異的な身体能力を秘めた“ゾンビ忍者”たちが襲来、参加者たちを襲って惨殺し始めました。ゾンビ忍者には銃撃など全く効かず、逃げ惑うカップルは会場の無残な状況を見て緊急連絡しましたが応答はありませんでした。時を同じくして、警察の特殊部隊が現地に飛ぶことになりました。
その頃、元警察の特殊部隊に13年間勤めた経歴を持つ男ディロン(アダム・T・パーキンス)は夜遅くに民間警備会社「再生セキュリティ」の面接を受け、面接官の女性アニータ(セレナ・フィルゲイラ)と面会しました。ディロンは再生セキュリティでは機密事項を取り扱っていると説明を受け、警察を辞めてまで面接を受けた理由について金銭であり、特殊部隊での激務の割には安い給料だったとしながらも世の人々を守りたいという正義感を熱く語り、あらゆる過酷な任務に耐えられるよう訓練を積んできたことをアピールしました。
アニータはディロンの経歴から、彼がショッピングモールで人質を見事に解放したことを知ると、採用するには特殊なテストを受けてもらうと説明しました。その時、社内に突然「セキュリティー侵害」との警報が鳴り響きました。
ブラック・オプス 超極秘任務のネタバレあらすじ:承
警報を受け、女性研究員マリ(キーラ・リー・ケイン)は急いでサンプルの撤収を開始しました。面接室の照明は消え、懐中電灯で周囲の状況を確認したディロンはなぜか会社ビルの周りに人が誰もいないことに不信感を抱きました。その頃、パーティー会場から脱出しようとしたカップルの男は取り乱す女を励まし、ひとまずどこかに隠れて助けを待つことにしましたが、カップルは襲い掛かってきた1体のゾンビ忍者になすすべもなく殺害されてしまい、女の死体はどこかに引きずられていきました。
警察の特殊部隊は現場に到着、敵がいないことを確認して“作戦”を開始しようとしましたが、ゾンビ忍者は目にも止まらぬ素早い動きで部隊を翻弄、銃弾にも当たらず格闘戦にも優れ、隊員は次々と血祭りにあげられていきました。隊員は敵の正体について情報がなく、応援も来ないことからこのまま戦い続けるしかありませんでした。
ディロンはアニータを連れてオフィス内を捜索、警備員の死体を見つけて拳銃を手に入れました。そしてディロンはモップを持って潜んでいた清掃員の男に通信ルームまで案内してもらうことにしました。ところが、ディロンたちの前にゾンビ忍者が現れ、清掃員はあえなく殺されてしまいました。ディロンはアニータを連れて逃げ、机の下に隠れてやり過ごそうとしましたが見つかってしまいました。ディロンはゾンビ忍者と必死の格闘戦を繰り広げ、発砲して何とか追い払いました。
ディロンとアニータは特殊部隊と鉢合わせし、かつての同僚のエディ(コルム・エリス)らと再会しました。ディロンは任務について聞き出そうとしましたが、実験の失敗の収拾という以外は詳しいことは明らかにされませんでした。
ブラック・オプス 超極秘任務のネタバレあらすじ:転
特殊部隊は目撃者をも口封じのため抹殺しようとしており、ディロンは助命と引き換えに協力を求められました。アニータは会社の秘密が漏れたと言った直後に隊員に射殺され、キレたディロンは隊員に殴りかかって銃を向けました。
マリは実験のデータをUSBメモリにコピーして脱出しようとし、隊員のAK(ジェイソン・ブリッツァ)らに保護されました。その時、ゾンビ忍者がAKらに襲い掛かり、マリはその隙に逃げ出しました。AKは消火器で何度もゾンビ忍者を殴り、銃弾を浴びせて鎮静化させました。AKは隊長からビルを完全封鎖してマリからデータを回収すること、マリは生かしておくことを命じられました。
ディロンはエディと組んでオフィス内を進み、倉庫に隠れていたマリと遭遇しました。ディロンはエレベーターならば封鎖されていないと読み、手動で動かして脱出しようとしました。ところが、エレベーターの上にゾンビ忍者が乗り移って暴れだし、エレベーターから脱出したディロンとエディは協力してゾンビ忍者をナイフでめった刺しにして倒しました。マリは実験失敗の原因を探るべくゾンビ忍者の血液を採取しよとしましたが、何とゾンビ忍者には血液が1滴も流れていないことに気付きました。そこでマリは組織細胞を採取しながら、ディロンらにこの会社で極秘に行われていた実験の全容を語り始めました。再生セキュリティは“スーパーソルジャー”を作る目的で死んだ元兵士たちを復活させる血清を研究開発していたのですが、失敗で肉体だけが蘇った結果理性のなく本能のままに殺戮を愉しむ不死身のゾンビ忍者が誕生したというのです。
ブラック・オプス 超極秘任務の結末
マリは何者かがゾンビを操っていると感じ、ディロンたちは真相を突き止めに動き出しました。一方、AKはゾンビ忍者の弱点が火であることに気付いて焼き殺し、隊長に任務から降りると告げて連絡を切りました。
ディロンらが研究室に入ると、一際屈強なゾンビ兵士が襲い掛かってきました。エディはディロンとマリを逃がすとゾンビ兵士と格闘戦を繰り広げ、頭を撃ち抜いてナイフでとどめを刺しました。
地下駐車場に逃げ込んだディロンはマリからこの会社の目的を聞き出そうとしましたが、マリは取り乱したままでした。すると今度は刀を持ったゾンビ忍者が現れ、ディロンは負傷しながらもゾンビ忍者と激しい肉弾戦を展開しましたが、助けに駆け付けたエディはゾンビ忍者に刺し殺されてしまいました。マリは拳銃を拾うとディロンにとどめを刺そうとしたゾンビ忍者に発砲、刀を奪ったディロンはゾンビ忍者にとどめを刺しました。そこにAKが現れ、ディロンらに銃口を向けながらマリの持つデータを奪おうとしましたがディロンは拒絶、AKの喉元を撃ち抜いて殺害しました。その時、封鎖されていた駐車場のゲートが開き、車の中から隊長が現れました。隊長は会社の命令でマリからデータを回収しようとしてディロンに発砲しましたが、その時ゾンビ忍者が現れて隊長に襲い掛かてなぶり殺し、瀕死の重傷を負っていたディロンはマリに逃げるよう告げると息を引き取りました。外に逃げ出したマリの元にゾンビ忍者が追い付いてきましたが、ゾンビ忍者は吠えるだけで何もせずに走り去り、マリはそのまま街の中へと逃げ出していきました。
以上、映画「ブラック・オプス 超極秘任務」のあらすじと結末でした。
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