キリング・タウンの紹介:1996年アメリカ, カナダ映画。小さな町で退屈を持て余していた少年3人の前に、警官を名乗る負傷した男が現れる。その男を信じ、かくまって世話をやく3人だったが、やがて恐ろしい事実が明るみになる。
監督:ジョン・フォーセット 出演:クリス・ペン(ルーク・クーパー)、デヴォン・サワ(エリック)、ドミニク・サンプローナ(カイル)、スチュアート・ストーン(ブラッド)、エイミー・スチュワート(メーガン)、ジャレッド・ブランチャード(ジェイク)、ほか
映画「キリング・タウン」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「キリング・タウン」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
キリング・タウンの予告編 動画
映画「キリング・タウン」解説
この解説記事には映画「キリング・タウン」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
キリングタウンのネタバレあらすじ:起・見知らぬ男
とある小さな町。パイロットを目指すカイル、悪ぶってはいるが不良になりきれないエリック、真面目なブラッドは、退屈な日々を持て余し、森の中にある使われなくなった小屋を“基地”にしていつもつるんでいた。
ある日、いつものように小屋へやってくると、そこには足を撃たれた見知らぬ男がいた。その男ルークは警察官で捜査中に銃弾を受けたと言い、自分がここにいることは黙っていてほしいと言う。このドラマティックな出来事に心躍らせた3人は彼を小屋に匿うが、ルークは徐々に彼らをアゴで使うようになっていく。
キリングタウンのネタバレあらすじ:承・小さな疑問
そんな中、カイルは以前から想いを寄せていた同級生のメーガンに思い切ってデートに誘うことに成功、意気揚々と家に帰ると、パイロットの養成学校からの試験の結果通知が捨てられているのを目にする。お金がかかることを理由に反対していた父親の仕業に怒ったカイルは家を飛び出し、ひとりで小屋に向かう。
ルークと2人で話しをしていたカイルだったが、彼は以前から感じていた「警官ではないのでは?」という疑問をぶつける。ルークはあっさり認め、重犯ではないが追われる身だと話し、他の2人は黙っているよう言う。そして町を出るため地図を持って来るよう命じる。
キリングタウンのネタバレあらすじ:転・匿ったのは犯罪者
翌日の晩、エリックとブラッドは先に小屋へ着くと、エリックは父親からくすねてきた銃弾をルークに渡してしまう。一方メーガンとのデートを楽しんでいたカイルだったが、いい雰囲気になったところで彼女の口からジェイクの名前が出たことで一転、失望したカイルはその場を後にして小屋に向かう。
3人とルークでデートの顛末を話している時、カイルを追ってメーガンが小屋にやってくる。するとルークはメーガンに服を脱げと強要、3人が何もできずにいるとメーガンは隙をついて逃げ出し、追って来たカイルに通報する、と言って帰っていく。メーガンを逃がしたことで態度を豹変させたルークは、エリックを人質にしてカイルとブラッドに車を調達してくるよう命じる。ルークは警官を殺して逃走中の犯人だったのだ。
キリングタウンの結末:勇気と友情
2人はジェイクの車を盗もうとするが、ぶつけてしまい失敗、警察に追われて一晩身を隠す。翌朝、カイルたちが戻る前に車を傷つけられて怒ったジェイクが小屋に火をつけようとしてルークに撃たれる。小屋に戻ってきたカイルたちは瀕死のジェイクを目にする。助けたければ車を調達してこいと言われた3人は途方に暮れ、カイルは父親に助けを求めようとするが、ジェイクを見限ると言う父には相談できずじまいだった。
そしてカイルは自分の手でルークを倒す決意をする。ひとり小屋に入ったカイルを援護しようとブラッドとエリックが控えていたが、気配に気づいたルークがカイルを伴って屋根に上がったところで待ち構えていたブラッドがルークを一撃、落ちたルークをカイルとブラッドが袋叩きにする。動け亡くなったルークにカイルは銃を向けるが、ブラッドに止められる。
全てが明らかになり、小屋は警察によって捜査されていた。3人はぼんやりとその様子を眺めているのだった。
以上、映画「キリング・タウン」のあらすじと結末でした。
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