バリスティックの紹介:2002年アメリカ映画。国防情報局“DIA”長官のガントの息子が女に誘拐され、元FBI捜査官のエクスが呼び出されました。女を追ううち、死んだはずの妻が生きていることを知り、DIA長官のガントがFBI時代の元同僚だということがわかり…という内容のアクション映画です。タイ出身のカオス監督のハリウッドデビュー作品です。
監督:カオス 出演者:アントニオ・バンデラス(ジェレミー・エクス)、ルーシー・リュー(シーバー)、グレッグ・ヘンリー(ロバート・ガント)、レイ・パーク(A・J・ロス)、タリサ・ソト(ヴィン)、ミゲル・サンドバル(FBIフリオ・マーティン副長官)ほか
映画「バリスティック」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「バリスティック」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
バリスティックの予告編 動画
映画「バリスティック」解説
この解説記事には映画「バリスティック」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
バリスティックのネタバレあらすじ:起
国防情報局“DIA”長官のガントの息子マイケルを迎えた母ヴィンでしたが、夫ガントの部下達によってガントの所へ行こうと車に乗せられました。マイケルを乗せた車は女の運転するトラックに激突され、マイケルを誘拐されました。ガントは失敗した部下を殺し、後をロスにまかせました。
あるバーでは、元FBI捜査官のエクスが飲んだくれていました。エクスの元へFBIのフリオ副長官がやってきました。フリオはエクスの妻のヴィンは生きていると音声テープを聞かせ、居所を知りたかったらオレの仕事をしろと言いますが、エクスは自分で探すと言って出て行きました。
その後、エクスはフリオの所へやってきました。フリオはDIAのガントがベルリンから超小型暗殺兵器『ソフトキル』盗んで帰ってきたが、調べても出てこないと言います。そして息子のマイケルを誘拐した女が何かを知っていると言って、その女を探してくれというものでした。
バリスティックのネタバレあらすじ:承
ガントはロスに、マイケルを誘拐した女を殺さず捕えろと命じました。ロスはDIAの捜査官や警官、機動隊を配備し、女を追いました。街中で女を見つけますが、女の先制攻撃に遭い、街中は戦場のようになりました。エクスはFBI捜査官ハリーと組んで攻防を見守っていました。
女が去った後を見たエクスはフリオに、女は去っていないと言った瞬間、女はフリオを撃ちました。フリオは倒れ、エクスに「ヴィンの居場所はあの女が知っている」と言いました。エクスは女を追い、逃げる車を破壊し、ビルの屋上まで追い詰めました。
そして女と闘いますが、女は強く倒せませんでした。やがてDIAの狙撃隊に狙われ、女は逃げて行きました。アジトに帰った女は、誘拐したマイケルの手をパソコンで解析していました。『ソフトキル』はマイケルの手に埋め込まれていました。
バリスティックのネタバレあらすじ:転
エクスはDIAに不正ログインし、女を調べました。名前はシーバーで、中国の一人っ子政策によってDIAに売られた女性で、DIAで殺人兵器として訓練されていました。一方、シーバーもFBIにログインし、エクスの事を調べていました。
エクスはフリオへの殺人未遂罪でDIAに逮捕されました。エクスは護送されている時、自分で手錠を外して逃げようとしました。その時シーバーがロケット弾を撃ちこみました。シーバーはバイクで逃げ、エクスもバイクで追いました。後ろからはDIAのロスらが車で追っていました。やがて追い詰めるもシーバーに打ちのめされました。
倒れたエクスにシーバーは『奥さんはガントの所にいる』と言って立ち去りました。その頃、ヴィンは帰ってこないマイケルのことでガントにきつく当たっていました。そして家を出るとエクスと再会しました。エクスの車を爆破したのはFBIの同僚だったクラークでした。そのクラークこそ、DIAのガントでした。
バリスティックの結末
シーバーはヴィンとエクスを車に乗せ、アジトでマイケルに合わせました。エクスはヴィンとマイケルを隠れさせ、シーバーと一緒に武器弾薬を装備し、ガントらを待ちました。
ガントらがやって来ました。爆薬を爆破させ、先手を取った二人は手下を次々殺しました。シーバーがロスを殺しました。ヴィンはエクスに「マイケルは貴方の子供だ」と言いました。そこにガントがやってきました。ガントはエクスの車を爆破させた後、ヴィンと乗るはずだった車を爆破させ、自分を死んだことにして、DIAのガントと名乗っていました。そしてマイケルを返せと言い、マイケルの手をセンサーで調べました。するとマイケルの手の中には『ソフトキル』はありませんでした。
その時、DIA時代に家族をガントに殺された恨みを持つシーバーが小型装置を手に持ち、ガントを手を触れず殺しました。『ソフトキル』はシーバーの手に埋め込まれていたのです。シーバーは去り、エクス、ヴィン、マイケルの3人は家族の絆を確かめました。
以上、映画「バリスティック」のあらすじと結末でした。
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