心霊音 THE MOVIEの紹介:2010年日本映画。心霊映画監督の阿見松ノ介(劇中では役者)が、情報を元に女優二人と探索した心霊ビルの様子と、関係者のインタビューをドキュメンタリータッチで映画にした作品です。エンドロールのあとに、この撮影で本当に映ってしまったとされる心霊現象が紹介されます。
監督:阿見松ノ介 出演者:松平哲郎(阿見松ノ介)、品川美月(品川美月)、松永美規(松永美規)、みぶ真也(山川和)、浅尾典彦(心霊研究家)、沖一文字(不動産業者)ほか
映画「心霊音 THE MOVIE」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「心霊音 THE MOVIE」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
心霊音 THE MOVIEの予告編 動画
映画「心霊音 THE MOVIE」解説
この解説記事には映画「心霊音 THE MOVIE」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
心霊音 THE MOVIEのネタバレあらすじ:起
心霊映画専門の監督の阿見松ノ介のナレーションから始まります。阿見監督は情報を提供してもらい、その情報に基づいて調査し、映像に収めて映画にしていました。今回も提供された情報により、ある心霊ビルへの調査に乗り出しました。
女優である品川美月、松永美規を調査隊員とし、阿見監督がレポートをしながら撮影隊が後を追うパターンで、深夜12時、心霊ビルの調査が始まりました。調査の前に情報提供者であるビルのオーナーの山川に話を聞いていました。深夜に音がして、物が飛ぶというポルターガイスト現象でした。実際に撮影中も様々な事が起りました。そして結論付けられたのは、髪の乱れた女性の霊がビルの中を徘徊しているということでした。
心霊音 THE MOVIEのネタバレあらすじ:承
撮影後、阿見監督による女優のインタビューが始まりました。松永美規は霊感は強くなく、品川美月が怖がることで同調され、その気になるという返答でした。一方、品川美月は、話の途中で確信に触れると、話したくないと頑なに拒みました。
そこで阿見監督は、心霊研究科の浅尾に話を聞きました。ビルで起こった現象を順に検証してもらいました。更に撮影スタッフにインタビューすると、定点カメラの映像なのに、画面がブレたり、さらには女性らしき霊も映っているという事実を聞かされました。
そこで阿見は、このビルを山川に販売した不動産屋に話を聞きました。異常に安い価格に対し、不動産屋は安い物件だから買って、山川氏に売っただけだの一点張りでした。
心霊音 THE MOVIEのネタバレあらすじ:転
再び撮影風景に戻りました。品川美月と松永美規は、恐怖のあまりパニックになり、そして何かに憑依され、これ以上前に進めなくなり、座り込んでしまいました。阿見の必死の状況説明と説得も無駄で、阿見はカメラを止めろとスタッフに指示しました。
このことがあり、阿見は品川に、ビル内であった事を話してくれと言いますが、品川は「話したくないし、インタビューは撮影の予定になかった」と、逆切れし始めました。ただ一つ、徘徊する女の霊は手首が無い事がわかりました。阿見は山川を追求しました。山川は、撮影中止と、映像の公開を禁止しました。阿見がしつこく追求すると、前オーナーの女性が、手首を切断されて殺されたらしいと言う事を山川が話しました。裏付けを取る為に、不動産屋を追求した阿見ですが、結局不動産屋は何も話しませんでした。
心霊音 THE MOVIEの結末
阿見は最後は感情的になり、品川美月、山川、不動産屋に、今までにない激しい言葉で責め立てました。それでも結局真相はつかめませんでした。撮影とインタビューが終了し、阿見は浅尾に今までの事を話し、これは心霊現象か?と聞きました。浅尾は間違いなく心霊現象だと断言しました。
ここで映像は終わり、エンドロールが流れます。そして流れ終わった後、撮影中に実際に映ってしまった心霊現象として、9つの動画が再生されます。通常モードとスローモードでそれぞれ再生されます。それは『赤ちゃんの泣き声』『ポルターガイスト』『忍びよる手』『ボルターガイスト其の二』『浮かび上がる顔』『白く浮かぶ影』『部屋に立つ女』『憑依現象』でした。
以上、映画「心霊音 THE MOVIE」のあらすじと結末でした。
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