映画「青い体験」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
青い体験の紹介：1973年イタリア映画。母が亡くなり、葬儀が終わって家に帰ると、若い美人の家政婦がいました。母が亡くなる前に契約した家政婦で、次男のニーノは夢中になりますが、ニーノ同様、父と兄も夢中になり、親子3人による家政婦争奪戦が始まりました…という内容の、思春期の少年の性への憧れと初体験を題材にした大ヒット映画です。
監督：サルバトーレ・サンペリ 出演者：ラウラ・アントネッリ（アンジェラ）、テューリ・フェッロ（イグナツィオ）、アレッサンドロ・モモ（ニ－ノ）、ティナ・オーモン（ルチアナ）、ジャンルイージ・キリッツィ（アントニオ）ほか
この解説記事には映画「青い体験」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
イグナツィオの妻マルゲリータはアントニオ、ニーノ、エンツィーノの3人の息子を残して亡くなりました。葬儀の日、車の中で思春期真っ最中のニーノは、後家のコラッロの太ももを触りました。葬儀が終わり家に帰ると、新しい若く美人の家政婦のアンジェラが来ていました。母が亡くなる数日前に契約していた家政婦で、イグナツィオが気に入りそのまま働かせました。
家事をこなし、まじめに働くアンジェラに、父のイグナツィオ、兄のアントニオそしてニーノが夢中になりました。脚立に上がって窓を拭くアンジェラのスカートの中を3人が覗いていました。更にアントニオはアンジェラの尻を触って頬を叩かれました。
学校で遊んでいたニーノは股間にガラスが刺さり、自宅でアンジェラの前で裸になり手当てをしてもらいました。美しい家政婦に夢中になったニーノは、友人のポルチェロの家に行って話をしました。ポルチェロには美人の姉ルチアナがいて、寝姿を覗かせてくれました。足を開いてパンティを見せる姿にニーノは動揺しました。
親子3人によるアンジェラ争奪戦になりますが、ニーノはアンジェラの部屋に忍び込みエプロンに薔薇の花を忍ばせました。途中で気付いたアンジェラは口に出さず知らぬふりをしていました。やがてアンジェラの事でアントニオとニーノが喧嘩になりました。
夜には父がアンジェラの部屋に入ろうとしていました。アンジェラを取られたくないニーノは、グラスを窓に投げつけ警報機を鳴らしました。父の会社は洋裁店でした。コラッロの注文の生地を父の代わりに見せに行ったニーノはコラッロに誘惑されますが、ポルチェロが来たため逃げ出しました。
ニーノが家に帰ると父がアンジェラに求婚していました。そして父のイグナツィオは母親の了承をもらうため、実家に息子たちとアンジェラを連れて帰りました。母親はイグナツィオに厳しく、決して賛成しませんでした。そしてニーノは弟のエンツィーノに『ママ』と叫んで泣かせました。アンジェラがなだめに来ますが、エンツィーノは「アンジェラじゃない」と泣き続けました。
自宅に帰ると、アンジェラが出ていくと言って荷物をまとめていました。ニーノがエンツィーノを泣かせたことで、自分が嫌われていると思いました。ニーノは必至で説得し、アンジェラは踏みとどまりました。
その夜リビングでテレビを見ている時、ニーノはアンジェラの太ももを触りました。その後、アンジェラに「明日はブラジャーをしないで」と頼みました。翌朝アンジェラはノーブラでした。気をよくしたニーノは今度は「パンティーを履かないで」と頼みました。そして、棚の上の本を取ってくれと脚立に上がらせて覗きました。アンジェラはスカートを捲し上げ、パンティーは履いていると見せました。
イグナツィオが神父を呼び、家族で食事をしました。アンジェラとの結婚を認めさせようというものでした。この席でニーノはアンジェラのパンティをテーブルの下で脱がせました。その後、ニーノは自分の部屋でアンジェラに嫌がらせをし続けました。
するとアンジェラは裸が見たいの？と聞きました。本音を突かれたニーノは怒ってアンジェラを追い出しました。そして父と兄のいない日、アンジェラに約束を果たしてもらうと言いました。
ニーノはポルチェロに会いに行きました。すると姉のルチアナが「自転車の乗り方を教えて」とパンティもあらわな姿で自転車にまたがりました。ルチアナもまたニーノを誘惑していました。ポルチェロに家に来いと言って、アンジェラの部屋を二人で覗きました。パンティに手がかかた時、ニーノが止め、ポルチェロを帰しました。
友達を呼んだことに怒ったアンジェラに、今度は「父に肌を露出して見せろ」と言いました。すると興奮した父はアンジェラに襲いかかりました。頬を叩かれて我に返った父は、神父を連れて母の実家へ、結婚の承諾をとりつけに向かいました。
その夜は嵐になり、父は帰れず、兄も出て行きました。エンツィーノが寝て、二人きりなった時、停電になりました。ニーノは懐中電灯を持ち、アンジェラに服を脱がせて追いかけました。するとアンジェラが懐中電灯を取り上げ、ニーノの上に乗りかかりました。そして教えてあげると言って、ニーノに初体験を味あわせました。
帰ってきた父にニーノは、アンジェラとの結婚を認めると言いました。父のイグナツィオとアンジェラは結婚式を挙げました。そしてニーノはアンジェラを「ママ」と呼んで抱き合いました。
以上、映画「青い体験」のあらすじと結末でした。
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