Mr.&Mrs.スミスの紹介:2005年アメリカ映画。お互い殺し屋でありながら相手には秘密にして夫婦で生活していたが、同じ標的を狙うことになったことで、お互いの素性が相手にばれてしまう。このことで巻き起こる騒動をスリリングかつラブロマンスに溢れたストーリーで綴る。ラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーは、本作での共演がきっかけで親しくなった。
監督:ダグ・リーマン 出演:ブラッド・ピット(ジョン・スミス)、アンジェリーナ・ジョリー(ジェーン・スミス)、ヴィンス・ヴォーン(エディ)、アダム・ブロディ(ベンジャミン・ダンズ)、ケリー・ワシントン(ジャスミン)ほか
映画「Mr.&Mrs.スミス」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「Mr.&Mrs.スミス」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「Mr.&Mrs.スミス」解説
この解説記事には映画「Mr.&Mrs.スミス」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
Mr.&Mrs.スミスのネタバレあらすじ:夫婦の秘密
スミス夫婦ばれてごく平凡な共働き夫婦でしたが互いに秘密を抱えて暮らしていました。お互い何か相手が自分に心を開いていないことを悟っており、夫婦仲ばれて上手くいっているとは言えませんでした。カウンセラーに相談する毎日でした。実はこの夫婦はお互いに違う組織に属する殺し屋でした。もともとの出会いが任務中の出来事であり、その場からお互い上手く逃れるために相手を利用したことが出会いでした。ある日、夫婦はそれぞれの組織から共通のターゲットを狙う任務を受けます。ターゲットを狙っているうちに相手の素性をお互い知ることになります。相手を殺さなければ自分の身が危うくなります。その時から夫婦の戦いが始まりました。
Mr.&Mrs.スミスのネタバレあらすじ:恐ろしい夫婦ゲンカ
相手を殺さなければ自分の命が危ぶまれる状況になった夫婦は相手の命を狙う恐ろしくて壮大な夫婦ゲンカを始めます。二人とも同じくらいの優秀な体力と頭脳を持ち合わせているためなかなか勝負がつきません。しかも戦っているうちに夫婦は相手を想う愛情を感じていきます。相手の命を狙う瞬間が訪れてもとどめを打つことができません。二人は二人で暮らした家で壮絶な戦いをしますが、結局お互いの愛情に気づいて愛を確かめ合います。
Mr.&Mrs.スミスのネタバレあらすじ:夫婦であり相棒となる
二人が家にいるところを両方の組織が二人の命を狙ってきました。ジョンは親友のエディから共通の標的を抹殺しなければ生きる道はないと言われます。夫婦は協力して両組織の標的であるベンジャミンを狙います。ところがベンジャミンを拘束すると彼から思わぬことを言われます。自分はダミーであり、本当の標的はお前たち夫婦だと。両組織は二人が夫婦だと知った時から二人を殺すことを決めていたと言います。両組織は二人の命を狙ってきました。夫婦二人は手を携えて逃げます。
Mr.&Mrs.スミスのネタバレあらすじ:逃げるか戦うか?
スミス夫婦は外国へ逃げるか組織と戦うことにするか悩みます。しかしこれから組織から逃げ回って生きることはまっぴらごめんだと夫婦の意見は一致します。夫婦は共に両組織と戦うことにします。壮絶な戦いを繰り広げます。
Mr.&Mrs.スミスの結末:本当の夫婦へ
場面は変わり、カウンセリングを受けるスミス夫婦がいます。カウンセラーから「夫婦仲が良くなったようで。」と声をかけられます。おかげさまでと言う夫婦ですが、「相手を殺したいほど憎い時もありますけど。」と笑顔で笑い合います。「それが夫婦というものですよ。」というカウンセラーに二人は意味ありげに微笑みます。本当の夫婦になったスミス夫婦ですが、これからも何か起こりそうな気配を残して物語は終わります。
以上がMr.&Mrs. スミスのあらすじと結末でした。
「Mr.&Mrs.スミス」感想・レビュー
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とにかくストーリーが面白い!派手なアクションに興奮し、ちょっとしたセリフにもクスッとするような言い回しがあったり、目が離せない展開で、あっという間に見終わってしまった感じでした。「その女のソーシャルナンバーを教えて!」「殺させないぞ」というようなやり取りにはまり、旦那が女性の話しをすると、よくやきもちをやいたふりをして「その女のソーシャルナンバーを教えろ!」ってやっていました(笑)ブラピとアンジーのリアルカップルの演技だけあって、二人が愛を確かめ合う場面では思わずため息が出て目が離せなくなるほどきれいな絵です。
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印象を一言でいうと「カッコいい~」という映画でした。
ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーの格好の良い部分が前面に出ています。
アクションも最高にクールですが、随所にコメディ要素が存分に取り込まれていて、格好良いだけでなく笑える映画でもあり、同時に家族とは何かを考えるような部分もあり、内容盛りだくさんでした。
脇役陣も個性的な人が多く楽しめました。
アクションあり恋愛あり笑いあり、内容も面白く、さらに主演がブラピとアンジーという豪華さ。とても面白かったです。殺し屋ということをお互い知らず一夜で恋に落ち、スピード婚するところも好きなのですが、中でも好きなのはアンジー演じるジェーンが涙目になりながら「打って」とジョンに懇願するシーン。散々夫であるジョンを騙し、任務を全うしようと自分を押し殺していたのにやっぱり最愛の人を殺すなんてできないという彼女の演技は素晴らしかったです。結局ふたりともお互いを殺すことなんてできず、偽りだらけであっても相手を本気で想っている姿が見え隠れするのがたまらない。
強い女性が好きな方は恐らくハマるのではないでしょうか。