至福のときの紹介:2002年中国映画。モー・イエンが原作者の小説、幸福時光をもとにチャン・イーモウ監督が映画化した作品で、ある盲目の女の子と男の温まる交流が描かれます。
監督:チャン・イーモウ 出演:チャオ・ベンシャン(チャオ)、ドン・ジェ(ウー・イン)ほか
映画「至福のとき」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「至福のとき」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「至福のとき」解説
この解説記事には映画「至福のとき」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
至福のときのネタバレあらすじ:盲目の少女
中国の東北地方、近代化が進んでいる都市、大連での出来事です。ここに住む一人の少女、ウーは目が不自由なため、太っている義母と義弟に毎日いびられながら生きていました。
至福のときのネタバレあらすじ:無職の男
そんなある日、義母にある男が現れます。その男は彼女に求婚を行い、自分を至福旅館の経営者であると義母に伝えます。しかし、彼の本当の正体とはリストラされ、失業している人間でした。そんなことを知らない義母はウーをその旅館で按摩係として働かせるように彼へ伝えます。
至福のときのネタバレあらすじ:按摩室の客
彼もなんとかウーの義母と結婚したいがために彼が仕事をもっていないことは彼女に知らせず、町の閉鎖している工場の一室に按摩室を作ります。そこで彼の同僚に客のふりをしてもらい、ウーはそこで働くこととなりました。男と同僚たちは必死になってお客のふりをしながら彼女に接することで、男はウーのことを次第に娘と思うようになり、可愛がります。
至福のときのネタバレあらすじ:ウーの決断
ウーのために芝居を続ける彼らでしたが、ウーは彼らの演技をすでに見破っていました。ウーはこれ以上ここにいることはできないと思い、彼らにはお世話になったので、感謝の気持ちをテープに残し、その工場内にある按摩室から去ります。そして一人行方不明となった父の姿を探しにいきました。
至福のときの結末:交通事故に遭う男
ウーの義母も男が嘘をついていると分かり、彼との婚約を取り消してしまいます。失意の男は道端で酔いつぶれ、交通事故に遭い、病院へ担ぎ込まれます。男の仲間が心配で駆け付けたとき、彼らは医者から手紙をもらいます。その手紙は男がウ―に宛てた手紙でした。彼らはウーからのテープを聞き、ウーが去ったことを知るのです。
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