キープ・クールの紹介:1997年中国映画。チャンイーモウ監督が2人の男の騒動をコミカルに描いた作品で、監督作品では珍しいカメラワークを使用して撮影が行われました。
監督:チャン・イーモウ 出演:チアン・ウェン(シャオ)、リー・パオティエン(チャン)、チュイ・イン(アンホン)ほか
映画「キープ・クール」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「キープ・クール」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「キープ・クール」解説
この解説記事には映画「キープ・クール」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
キープ・クールのネタバレあらすじ:露天商と元彼女
中国の北京、露天商の本屋を営むシャオは彼の一方的な別れにもかかわらず、かつての恋人であるアンフォンを徹底的に追求していました。彼は彼女のアパートまで追いかけて階下で彼女への愛を叫ぶのです。
キープ・クールのネタバレあらすじ:ナイトクラブオーナーとの衝突
その後、シャオは自転車スタンドで立っているときにナイトクラブのオーナーとその取り巻きである男たちに暴行されてしまう事件が起こります。そのオーナーとは、どうやら現在のアンフォンの男だったようです。
キープ・クールのネタバレあらすじ:チャンに助けられる
オーナーはシャオに対して2度とアンフォンに近づくなと警告を発します。殴られて地面に這いつくばり、震えていたシャオはそこで中年のおじさん、チャンという人間から助けられ、病院へと行きました。
キープ・クールのネタバレあらすじ:チャンの狙い
しかし、チャンはただ彼を助けたのではなく、裏心があったのです。それはシャオが倒れたとき、チャンの真新しいラップトップが壊れてしまったため、シャオに対して同時に弁償を求めようとしたのでした。これにはシャオも怒り、絶対に弁償をしないと声を荒げてしまいます。厄介なチャンは執拗にシャオに迫り、最後にはシャオが折れてしまいます。
キープ・クールのネタバレあらすじ:オーナーを攻撃してしまうシャオ
2人はチャンのラップトップを保障させるためにナイトクラブへ行こうと結論付け、ナイトクラブへ行くのですが、そこでシャオはオーナーを見て激昂してしまい、オーナーへ対して身体的な攻撃をしてしまいます。そのためシャオは7日間の間警察署でお世話になることになりました。シャオは警察署長からお叱りの言葉を受け、釈放されます。
キープ・クールのネタバレあらすじ:謝罪の場
チャンはシャオにオーナーが謝罪をするという事実を言います。それを受けたチャンとシャオは謝罪の場をカラオケ店で行うことに決めるのですが、シャオは包丁を持ち出し、オーナーの右手を切ろうと躍起になりますが、そこはチャンがなんとか落ち着かせ、チャンのラップトップは無事に弁償されたことでことは終わりに見えました。
キープ・クールのネタバレあらすじ:オーナーの狂いと負傷
しかし今度はオーナーが怒り狂い、レストランのテーブルをひっくり返し、チャンを縛ってしまうのです。レストランの下にはシャオがおり、オーナーは彼を好意的に払いのけようとしますが、思いがけず壁にある拡声器がオーナーを直撃し、彼はひどく負傷します。
キープ・クールの結末:チャンの騒ぎと新たなラップトップ
シャオはチャンの様子を見ようとレストランの二階へ上がりますが、そこではチャンが怒り狂っていました。そしてシャオの制止も効かず、チャンは自らのラップトップを破壊してしまいます。この一連の騒ぎはレストラン側を困惑させ、今度はシャオのようにチャンが警察署に勾留されてしまいます。7日間の勾留後、シャオはチャンに出会い、新たなラップトップを渡すのでした。
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