LUPIN THE IIIRD 峰不二子の嘘の紹介:2019年日本映画。モンキー・パンチの代表作『ルパン三世』の劇場版第9作にしてスピンオフシリーズ『LUPIN THE ⅢRD(ルパン・ザ・サード)』第3弾です。本作はヒロイン・峰不二子をメインに据え、とある陰謀に巻き込まれた不二子が驚異の身体能力を誇る謎の殺し屋との対決に挑みます。なお、本作にはレギュラーメンバーの石川五エ門と銭形警部は登場しません。
監督:小池健 声の出演:栗田貫一 (ルパン三世)、沢城みゆき(峰不二子)、小林清志(次元大介)、宮野真守(ビンカム)、半場友恵(ジーン)、小原雅人(ランディ)、原康義(コドフリー)、浅野まゆみ(カーラ)、佐藤美一(ラルク)、早川毅(ヒューゴ)、土屋直人(スミス)ほか
映画「LUPIN THE IIIRD 峰不二子の嘘」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「LUPIN THE IIIRD 峰不二子の嘘」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
LUPIN THE IIIRD 峰不二子の嘘の予告編 動画
映画「LUPIN THE IIIRD 峰不二子の嘘」解説
この解説記事には映画「LUPIN THE IIIRD 峰不二子の嘘」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
LUPIN THE IIIRD 峰不二子の嘘のネタバレあらすじ:起
峰不二子(沢城みゆき)は会計士のランディ(小原雅人)という男に雇われ、彼の一人息子ジーン(半場友恵)の世話をしていました。ところがある日、ランディの潜伏先に怪しげな車が近づき、ランディは不二子にジーンを託すと1時間後に指定した場所で落ち合おうと約束しました。
不二子がジーンを連れて去った直後、ランディの元に殺し屋のビンカム(宮野真守)が仲間のラルク(佐藤美一)とカーラ(浅野まゆみ)と共に現れ、体内から黒い砂を出すと「我が呪いにかかれ」とささやきました。ところが、ランディは予め仕掛けていた爆弾を爆発させ、家ごと吹き飛びました。
ビンカムたちは雇い主である大会社「コドフリーマイニング」社長のコドフリー(原康義)にランディが金の在り処を白状する前に死んだことを報告しますが、通話の内容はルパン三世(栗田貫一)と次元大介(小林清志)によって盗聴されていました。
コドフリーマイニングに会計士として雇われていたランディは心臓に疾患を持つジーンの手術費用と高飛び用の費用として5億ドルを着服したのです。コドフリーはビンカムたちにジーンと不二子の追跡を命じました。
LUPIN THE IIIRD 峰不二子の嘘のネタバレあらすじ:承
不二子とジーンは待ち合わせ場所に着きましたが約束の時間を過ぎてもランディは現れず、ジーンは父が死んだのではないかと思いました。その時、不二子たちの前にビンカムが現れ、黒い砂を使った催眠術で金の在り処を吐かせようとしました。危うく情報を漏らしそうになったジーンを不二子は連れて逃げようとし、ルパンと次元に助けられました。
父の死を確信したジーンはルパン、次元、不二子に仇を取ってほしいと依頼、ルパンたちは引き受けることにしました。不二子とジーンは囮となってビンカムを誘き寄せ、ルパンと次元が襲撃をかける手筈を整えましたが、作戦は既に相手に読まれており、不二子の攻撃もビンカムには効きませんでした。不二子はジーンを連れてその場から撤退、ルパンも危うくビンカムに洗脳されそうになりますが次元に連れられて脱出しました。
不二子はジーンを連れてモーテルに身を隠しましたが、ジーンは不二子が金を狙っていると疑い騒ぎ出したため、ジーンは駆け付けた警察官に保護されることになりました。しかし、警察官はコドフリーに買収されており、ジーンはコドフリーマイニングへと連れていかれました。
LUPIN THE IIIRD 峰不二子の嘘のネタバレあらすじ:転
不二子はジーンを追ってコドフリーマイニング社内に入り、ルパンと次元も潜入しました。
コドフリーはビンカムの催眠術を使ってジーンに金の在り処を吐かせようとしますが、不二子はそれを阻止するとビンカムに色仕掛けを使って挑発しました。ビンカムは今までにない欲望に困惑するなか、不二子とジーンはルパンと次元に助けられて脱出、高級ホテルに潜伏することにしました。
ジーンは初めて不二子と共に風呂に入りました。その後、ジーンの警戒心を解いた不二子は彼から金の在り処を聞き出し、単身で5億ドルを手に入れました。
一方、コドフリーの動向を追っていたルパンと次元は、彼が所有するペーパーカンパニーの正体が人造人間による殺し屋量産工場であることを知ります。
その頃、不二子は手にした5億ドルと共に記念撮影し、その写真をコドフリーの元に送りつけて挑発しました。コドフリーはビンカムを不二子が指定した場所へと向かわせました。
LUPIN THE IIIRD 峰不二子の嘘の結末
不二子はビンカムとの一騎打ちに臨みますが、抜群の戦闘能力を誇るビンカムの前に追い詰められていきます。そしてビンカムは不二子にとどめを刺すべく身体から砂を出しますが、既に彼の弱点(砂を使った場所は乾燥地帯でのみ有効であり、湿気があると通用しなくなること)を見抜いていた不二子は砂に水を撒いてビンカムの技を封じました。
続いて不二子は色仕掛けでビンカムを責め落とし、彼がすっかり自分に魅了された隙を突いてとどめを刺しました。
一方、ルパンと次元は殺し屋量産工場について更に調べようとコドフリーの元に向かいましたが、コドフリーはかつて次元と対決した殺し屋のヤエル奥崎に暗殺されました。
ランディは爆破の瞬間、地下室に身を隠すことで生き延びていました。しかし、不二子はジーンにランディが死んだものと思わせることによって上手く5億ドルを巻き上げたのでした。
ランディはジーンと再会を果たす一方、不二子はなぜビンカムと戦ったのかと問うルパンに「私のことを忘れない男が、ひとりでも多いほうがいいでしょ?」と告げました。
以上、映画「LUPIN THE ⅢRD 峰不二子の嘘」のあらすじと結末でした。
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