マリリン&モナ 踊って、泣いて、輝いての紹介:2012年イギリス,アメリカ,フランス映画。夫、家庭や仕事に絶望して家を出た2人の女性がベリーダンスのオーディションを受けるために旅を続ける。男女間、人種間など様々な差別を考えさせられる映画です。
監督:ラシッド・ブシャール 出演:シエナ・ミラー(マリリン)、ゴルシフテ・ファラハニ(モナ)、バハー・スーメク(ソーハ)、ティム・ギニー(ジョルジュ)、ロシュディ・ゼム(ムーラ)、ほか
映画「マリリン&モナ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「マリリン&モナ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
マリリン&モナ 踊って、泣いて、輝いての予告編 動画
映画「マリリン&モナ」解説
この解説記事には映画「マリリン&モナ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
マリリン&モナ踊って泣いて輝いてのネタバレあらすじ:起・マリリン
シカゴ。働きながらベリーダンスのレッスンに通っているマリリンは、その実力を買われて講師のピーターからサンタフェの舞踏団のオーディションを受けることを勧められるが、失業中の夫ハーヴィを気遣って決心がつかずにいたものの、一向に働こうとする様子もなく、自分の給料をアテにして飲みに出かける夫にうんざりもしていた。
ある日、出勤したマリリンは突然不景気を理由に解雇され、失意の中帰宅すると夫は浮気の真っ最中。ショックを受けたマリリンはオーディションを受けるためサンタフェに向かうことを決意し、家を出る。
マリリン&モナ踊って泣いて輝いてのネタバレあらすじ:承・モナ
顔も知らない相手と結婚した後、夫、義母とともにシカゴで雑貨店を営むアラブ系移民のモナ。結婚してから5年経っても子供ができないことで義母から執拗に責められ、夫ムラトは優しいが気弱で義母をたしなめることができずにいた。
その日も激しく罵られたモナは、動揺から義母に与える薬の量を誤り、翌朝、昏睡状態で発見された義母は病院へ運ばれる。故意を疑われることを恐れたモナは、ムラトが義母に付き添って留守の間に家を出て、あてもなくバスに乗り込む。
マリリン&モナ踊って泣いて輝いてのネタバレあらすじ:転・希望のサンタフェへ
公園で休憩中だったマリリンは、そこに偶然居合わせたモナに呼び止められる。近所に住んでいた2人はベリーダンスを通じて親しく話す間柄だった。マリリンは家を出てきたと言うモナを誘い、2人はピーターに紹介された道中のレストランでダンスをしながら旅費を稼ぎつつ、サンタフェを目指す。
途中、モナが義母殺害で指名手配されていることを知ったマリリンは、自分を巻き込んだことを怒り行動を別にしようとするが、夫の浮気に傷ついていた彼女はモナのことも受け入れ、再び2人で目的地に向かう。
マリリン&モナ踊って泣いて輝いての結末:逃げずに進む勇気
オーディションを翌日に控え、キャンプ場でダンスの練習をしていた2人だったが、そこに居た別の一家がアラブの音楽に嫌悪を示していた。
翌朝、その一家と言い争いになったことがきっかけで、マリリンは暴行を加えられ重症を負う。オーディションを受けられなくなり嘆くマリリンを見かねたモナは、ムラトに電話し、シカゴに戻って自首するがムラトとの関係は終わりだと告げると、マリリンの名前でオーディションを受ける。
オーディションの合格結果を聞いたモナはその足で駅に向かう。人づてにそのことを知りモナを追って駅にやってきたマリリンは、モナの決心を聞き自分も戻ることに決め、2人はシカゴへ向かって再び車を走らせるのだった。
以上、映画「マリリン&モナ 踊って、泣いて、輝いて」のあらすじと結末でした。
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