シークレット・パーティーの紹介:2012年アメリカ映画。コールガールの運転手をするジョンが、街の広場でビデオカメラを盗み撮影をやってみると、生きがいを感じ、コールガールの二人の過去から現在までをインタビュー形式での撮影をはじめます。カメラ越しなら言いたいことが言えるジョンは、二人から色々な話を聞きだし、ジョンと二人の関係はグッと近づき…という内容の人間ドラマです。主演のキアヌリーブスが汚れ役を演じます。
監督:マーク・マン 出演者:キアヌ・リーブス(ジョン)、ボヤナ・ノヴァコヴィッチ(ヴァイオレット)、アデレイド・クレメンス(ミア)、ダニエル・サンジャタ(チャールズ)ほか
映画「シークレット・パーティー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「シークレット・パーティー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
シークレット・パーティーの予告編 動画
映画「シークレット・パーティー」解説
この解説記事には映画「シークレット・パーティー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
シークレットパーティーのネタバレあらすじ:起
ジョン(キアヌ・リーブス)はコールガールのヴァイオレット(ボヤナ・ノヴァコヴィッチ)とミア(アデレイド・クレメンス)を送り迎えする運転手の仕事をしています。ヴァイオレットとミアはルームメイトとして一緒の部屋に住んでいます。
ヴァイレットは喜怒哀楽が激しく、ミアは冷静沈着な性格で、それぞれお互いを干渉せず気ままに暮らしています。ジョンは従兄のリッキーと同居しますが、物静かなジョンに対し、リッキーはお調子者でした。仕事の帰り、二人と一緒にバーに入ったジョンは、トイレでヴァイオレットに口でイカされます。
翌日、気分のモヤモヤが晴れないジョンが行きつけのレストランに行くと、ミニスカートの中年女性店員がいつものように気を配ってくれます。そこにチャーリーがやって来て、パーティーにヴァイオレットとミアを呼んでくれと頼みます。
チャーリーはミニスカ中年店員に目を奪われていました。そしてジョンに「あの女いいじゃないか?」とそそのかしますが、ジョンは興味がありませんでした。
シークレットパーティーのネタバレあらすじ:承
レストランを出たジョンは、広場でフラフープを踊る集団を見つけます。異様に盛り上がっているのを見て違和感を感じますが、この様子を撮影していた男が、ビデオカメラを地面に置いて話し込んでいます。
ジョンはビデオカメラを盗み走って逃げます。何人かに追いかけられますが、地下鉄に駆け込み、逃げ切りました。そしてジョンはビデオカメラで風景、生き物、部屋の様子、置物など色々な物を撮影し始めます。レンズ越しに見る世界に生きがいを感じたジョンは、昼間は撮影、夜は二人の運転手をしていました。
そしてジョンは二人の部屋を訪ねます。ヴァイオレットがインタビューするかたちで、ミアが話し始めます。5歳の時、妊娠9カ月の母親の腹を父親が蹴っているのを見ました。その後、母は女の子を死産しました。それ以来ミアは、母に対し暴言を放ち、暴力まで振るうようになったと言います。
シークレットパーティーのネタバレあらすじ:転
ヴァイオレットが初体験の話をし始めます。19歳の時、相手はジムという彼氏でした。ベッドは血で赤く染まり、泣き叫ぶヴァイオレットを見て、怖くなったジムは逃げ出したと言います。
カメラ越しなら言いたいことが言えるジョンが、「体目当てだけの男をどう思うか?」と二人に聞きます。二人は持論を話し始めます。続いてジョンが、「その男たちの中に理想の男はいたのか?」と聞くとヴァイオレットは、「男200人、女3人を相手にしたけれど、そんな男は一人もいない」と言います。
そして人生初めて本音で自分をさらけ出したヴァイオレットは、突然泣きだしました。ジョンは寄り添い、悪かったと話をすると、二人は体を寄り添い、抱きしめ合います。
シークレットパーティーの結末
今まで、コールガールと運転手という関係でしかなかった3人でしたが、ジョンのカメラ越しの撮影と話で、完全に打ち解けます。そして二人は「このテープは記念になる、大女優になれるかも」と冗談まで飛び出します。
そしていつものようにジョンは二人を乗せ、ホテルに向かいます。二人が入った部屋はチャールズ(ダニエル・サンジャタ)のパーティでした。参加者は全員男で、ヴァイオレットとミアは追加料金をもらいながら、複数の男たちの相手をします。
やがてパーティが終わると、いつものようにジョンを呼び、車に乗り込みます。車内ではいつものように、売り上げの一部をジョンに渡し、ジョンは金を封筒に入れ、しまいこみます。そしてジョンは二人を自宅に呼び、リッキーと一緒にパーティーを楽しみました。
以上、映画「シークレット・パーティー」のあらすじと結末でした。
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