凶女 KYOU-JO(原題:非常凶姐)の紹介:2002年香港映画。シナリオライターのケンは、ヤクザの親分の娘に手を出してしまい、子分たちの監視の下で二人の生活が始まりました。しかし、彼女のいない隙に、隣の部屋の日本人の女とヤッてしまった事から、ヤクザと日本人の女に追われるハメになってしまうというコメディホラー映画です。
監督:サム・レオン 出演者:サム・リー(ケン・マー)、リー・サンサン(アップル)、春日井静奈(ユー・レイ)、ライ・ユーチョン(ジョージ)ほか
映画「凶女 KYOU-JO」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「凶女 KYOU-JO」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「凶女 KYOU-JO」解説
この解説記事には映画「凶女 KYOU-JO」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
凶女 KYOU-JOのネタバレあらすじ:起
シナリオライターのケンは、サッカー賭博の胴元のジョージとクラブで酒を飲んで女を物色しています。そして好みの女アップルを見つけ、うまく事が運びベッドインします。
翌朝、スチュワーデスの仕事をするアップルから「父親に会ってほしい」と言われ、ついて行くと、アップルの父親は黒社会の親分のドラゴンでした。ドラゴンは「娘が悲しむようなことをしたら、ただでは済まさない」と言って誓約書にサインをさせます。この日からケンは、ドラゴンの子分たちに監視され、全く自由の無くなった生活になります。
アップルのフライトが終わり、一緒にマンションに帰ったケンは、隣の部屋に住む赤い服の女に気を奪われます。話をすると日本人で、名前はユー・レイと言い、スチュワーデスをしていると言います。
楽しく話しているとアップルがやって来て、ケンを部屋に入れ「私の元彼は浮気をして車いす生活になっている」と写真を見せて脅します。ケンにとって日本人とやるのが夢でした。かつて日本の歌舞伎町の風俗で夢を叶えたと思ったら台湾人だった過去がありました。
凶女 KYOU-JOのネタバレあらすじ:承
アップルがクアラルンプールへフライトの日は、ドラゴンの組織の集会日でした。アップルも監視もいない夜、思いっきりハネを伸ばしたいケンは、ジョージと女漁りをしますが、全く見つからず一人帰ります。
夜中、通路に出るとユー・レイの部屋のドアが開いていました。思い切って中に入るとユー・レイが立っていて、ケンに向かい服を脱いで迫って来ます。ケンの夢がかないました。
そしてアップルを迎え行って部屋に戻ると、ユー・レイがアップルの部屋を掃除していました。ユー・レイを追い出しケンを問いただすと、ヤッた事を白状します。早速ドラゴンの部下ファッティに捕らわれ、ドラゴンのビルに監禁され、話をします。
そして「アップルがフライトから帰ってくるまでに女を始末すれば許すが、しなければ殺す」と言われ、解放されたケンは、航空会社にユー・レイの事を聞きますが、「そんなスチュワーデスはいない」と言われます。更に「ユー・レイと言う名は日本語で幽霊だ」とも言われます。
凶女 KYOU-JOのネタバレあらすじ:転
フライトから帰ってきたアップルがマンションのエレベーターに乗ると、ユー・レイも乗って来ます。そしてアップルの部屋に一緒に入ります。アップルが怒り、殴った後、包丁を振りかざしました。その時、アップルがユー・レイの赤い靴を踏みつけます。狂ったように怒ったユー・レイは包丁でアップルを刺し殺し、バラバラに切り刻みます。
その後、ケンが帰って来てユー・レイともみ合っていると、ファッティらがやって来て、二人を拉致して事務所へ連れて行きます。ケンは拷問され殺されるのを待つばかりでした。ユー・レイはドラゴンの乳首が気になり、つまみ始めます。ドラゴンが「バカにするな」と殴り続けている時、ユー・レイの赤い靴を踏みつけます。
怒ったユーレイはドラゴンらを刀で切り殺します。ケンは事務所にあった戦闘機のパイロットの服を着てユー・レイに命令すると、素直に従いました。そして警察に通報したものの、死体はなくなっており、逆にケンは逮捕されます。
凶女 KYOU-JOの結末
無実とわかり釈放されたケンは、ジョージと歩いています。そこへドラゴンの子分たちがケンを捕まえに来ます。逃げるケンを追う子分たち、更にユー・レイが追っていました。
追いかけるユー・レイとジョンがぶつかり、赤い靴を踏みつけます。ユー・レイはジョンを誘惑しケンの部屋に呼び込み、浴槽で殺します。どうにか逃げ切ったケンが部屋に戻ると、ジョージの死体を見つけます。
ケンはユー・レイの部屋に入り物色します。するとユー・レイが、スチュワーデスの試験に高所恐怖症の理由で落ちたことがわかりました。その後、ユー・レイは逆恨みし、スチュワーデスをナイフで刺した記事も見つけます。
その時、部屋にユー・レイが現れ、ケンを椅子に縛り、自分のスチュワーデスの夢を語り、スチュワーデスになりきって乗務案内を始めます。どうにか逃げ出したケンでしたが、ユー・レイに高架の工事現場に追い詰められます。そして高い端で倒され、殺されそうになった時、ユー・レイの高所恐怖症が出た隙に下の道路に突き落とします。
ケンは精神病院にいました。医師とナースにシナリオライターの話をしていました。
以上、映画「凶女 KYOU-JO」のあらすじと結末でした。
この映画の感想を投稿する