ゾンビ2009の紹介:2007年イタリア映画。遭難した救助船ダークスターの唯一の生き残りのシャロンは、漂着した島がゾンビで溢れ、皆殺されたと証言します。当初、シャロンの証言は妄想だと片付けられますが、その後島を見つけたタイラー社がゾンビを見つけ、研究員を送りこむものの連絡が取れなくなり、救出作戦への参加をシャロンに頼みます。そして軍隊と一緒に島に向かったシャロンが見たものは…という内容のサバイバルゾンビ映画です。
監督:ウィリアム・シュナイダー 出演者:イヴェット・イゾン(シャロン)、アルヴィン・アンソン(テイラー)、ポール・ホーム(バーカー)、ジェームズ・パオレッリ(大佐)ほか
映画「ゾンビ2009」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ゾンビ2009」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ゾンビ2009の予告編 動画
映画「ゾンビ2009」解説
この解説記事には映画「ゾンビ2009」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ゾンビ2009のネタバレあらすじ:起
洋上で漂流する女性シャロンが救出されます。病院のベッドでシャロンは、毎夜ゾンビの夢にうなされていました。退院後シャロンは、自分が乗っていた大型救助船ダークスターの遭難について、会議で「ダークスターは洋上で爆発し、島に漂着したものの、その島はゾンビだらけで、他の乗組員は全員食われたり、噛まれてゾンビになった」と説明します。
しかし会議に参加した全員が、島が海図にも載っていない事から話を信じず、シャロンの精神状態を疑います。何度言っても信じないメンバーに暴言を吐いたシャロンはクビになりました。
6カ月後、シャロンはスン寺院で僧になっていました。しかし毎夜ゾンビの夢に襲われていました。ある日、タイラー社のポール・バイカーが訪ねてきます。バイカーは「君の話は本当だった。6か月前、島を見つけて研究員を送り込んで研究を続けてきたが、数週間前から連絡が取れなくなった。そこで軍と一緒に捜索に行く。君に高い報酬を出すから一緒に来てほしい」と言います。しかしシャロンはきっぱり断ります。
その後、毎夜ゾンビの夢にうなされるシャロンは、逃げ続けても解決できないと思い、参加することにしました。
ゾンビ2009のネタバレあらすじ:承
大佐をトップとする兵士たちと共に潜水艦で島に向かいます。上陸すると、軍曹ら兵士が施設の調査に向かい、大佐、バーカー、シャロンらは軍曹の映像を見ながら状況を確認します。軍曹たちは、転がる死体や肉片を映しながら進み、動体反応がない事を確認後、シャロンらを施設に呼びます。
施設の中を進むと、研究室があり腹を裂かれた女性と、取り出された胎児、ゲージの中に数人の女性がいて一人だけ生きていました。奥に進むと胎児のゾンビが襲ってきて、兵士が射殺します。
指令室のモニターでタイラー社の社員のGPSを確認していたバーカーは、火薬庫で固まって反応が出ていることを見つけ、大佐に報告し兵士を向かわせます。火薬庫には裸の女性が3体、台に乗せられていて、一人は妊娠していました。調べていると、妊娠した女性が目を覚まし、お腹が破裂して胎児が出てきます。その姿は化け物のようだったため、兵士は火炎放射器で焼き払いました。
すると残りの二人の女性も蘇って迫ってきます。二人も火炎放射器で焼き殺します。その時、背後から多数のゾンビが襲ってきました。カーターと軍曹が食われるをモニターで見たシャロンは、大佐に「撤去させた方がいい」と言いますが、大佐は動きませんでした。
ゾンビ2009のネタバレあらすじ:転
シャロンは指令室を飛び出し、車で火薬庫へ向かいます。5人を救出し、車で指令室に帰ると、シャロンは「施設を爆破してここを出よう」と言います。するとバーカーが「施設には金がかかっている、それに新種の生物を見つけ、研究が終わっていないからダメだ」と言います。
兵士のテイラーが「軍曹がいなくなったから、オレが指揮を執る。新種生物に襲われているんだから、施設を爆破して退去する」と言います。そこでクレイマーに通信機をセットさせに行かせますが、クレイマーは食われてしまいました。
シャロンの提案でバリケードを作ることになり、シャロンが研究室に入ると実験台のゾンビがいませんでした。急に扉が閉じられ、シャロンはゾンビに襲われます。異変に気付いたテイラーが助けますが、施設を破壊しようと言うシャロンを抹殺しようとしてバーカーがやったことだと知り、テイラーはバーカーを尋問します。
その時、ゾンビ達が襲ってきます。バーカーは一人で研究室に逃げ込みますが、研究していたゾンビに食われました。シャロンはテイラー、トンプソンと逃げますが、トンプソンが襲われます。
ゾンビ2009の結末
テイラーとシャロンの行く手はゾンビだらけで、テイラーが腕を噛まれます。一方、指令室もゾンビに攻め込まれ、大佐たちはソンビともども自爆しました。テイラーを車に残し、施設を奥まで進んだシャロンは、ゾンビの子供達が遊んでいる部屋を見つけます。
更に進むと、吊るされた死体が多数ある部屋があり、その奥には、人間を飲みこむゾンビの巣がありました。巣の真ん中には、話をする脳の塊があり、シャロンに向かって「仲間になれ!」と呼びかけます。するとゾンビの子供たちがシャロンの周りに集まります。
シャロンは火炎放射器を取り出し、子供たちを焼き払います。そして巣の中を順番に焼いていると、頭脳の塊が爆発し、巣の中は炎に包まれました。施設内に一気に火の手が回り、その上、死体達が次々ゾンビになり、シャロンはゾンビをかき分けて逃げます。
車に戻るとテイラーが応戦しますが、無理とわかったテイラーは自分を囮にしてシャロンを逃がします。必死で逃げたシャロンは海岸線に着きました。目の前には潜水艦が浮かび上がっていました。
以上、映画「ゾンビ2009」のあらすじと結末でした。
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