最前線物語の紹介:1980年アメリカ映画。肩章にちなみ「ザ・ビッグ・レッド・ワン」というあだ名をもつ、伝統あるアメリカ陸軍第1歩兵師団。その師団に属する古参軍曹とその部下4人の若者たちの北アフリカ上陸からドイツ降伏までの戦い。第1歩兵師団の一兵士として第2次世界大戦を戦ったサミュエル・フラー監督(映画の中でナレーションをするザブがフラーその人を最も彷彿させる)にとって長年実現を切望していた企画だったが、興行上の理由で編集作業は最終的に監督のコントロールを離れ、多くのシーンが削られて上映時間113分の作品になった。
監督:サミュエル・フラー 出演者:リー・マーヴィン(軍曹)、マーク・ハミル(グリフ)、ロバート・キャラディン(ザブ)、ボビー・ディ・シッコ(ヴィンチ)、ケリー・ウォード(ジョンソン)、ジークフリート・ラウフ(シュローダー)そのほか