ワイルド・サバイバルの紹介:2016年カナダ, 南アフリカ映画。父の勤めるアフリカの鉱山へ向かったエマとライアンの姉弟でしたが、途中で戦闘地域に入り銃撃を受けてセスナ機が不時着してしまいます。動けない操縦士を救うため二人は鉱山まで歩いて行く決心をします。この作品は、二人が救出されるまでの6日間、動物たちと触れ合いながらのサバイバルの様子を描いたアドベンチャー映画です。
監督:リチャード・ボッディントン 出演者:ジェリ・ライアン(ジェニファークロフト)、ジョン・ポール・ルタン(ライアン・クロフト)、エラ・バレンティーン(エマ・クロフト)、アシュリー・ダウズ(ポール・クロフト)、フロムラ・ダンダーラ(イボリ大佐)ほか
映画「ワイルド・サバイバル」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ワイルド・サバイバル」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ワイルド・サバイバルの予告編 動画
映画「ワイルド・サバイバル」解説
この解説記事には映画「ワイルド・サバイバル」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ワイルドサバイバルのネタバレあらすじ:起
とあるアフリカの地に、エマ(エラ・バレンティーン)とライアン(ジョン・ポール・ルタン)の姉弟がやって来ました。これからクルーガー(L・J・ウルバニ)が操縦するセスナ機に乗って、父ポール(アシュリー・ダウズ)の勤める鉱山へ向かう予定です。セスナ機には、鉱山の社長の飼い犬チヌークも乗っています。
中継事務所のマンディーサが血相を変えてクルーガーに近づきます。「飛行コースで敵対組織との戦闘が起こっている、出発を明日にしたらどうか?」と言うと、クルーガーは「国境にさえ近づかなければ大丈夫だ」と言ってセスナ機を離陸させます。
クルーガーは二人に、象やキリンの群れを見せながら低空飛行を続けます。しばらく飛ぶと、前方に黒い雲がかかりはじめました。クルーガーは「悪天候を避けよう」と少しコースを変えて飛んでいた時、突然銃撃を受け、セスナから煙が出始めます。やがて操縦不能になり、グルーガーは必死に平地へ不時着します。
目覚めたライアンがエマを起こし、ぐったりしたクルーガーを助け出します。エマが「チヌークが残っている」と言うと、ライアンは物資の奥に入れられたチヌークを助け出します。その直後、セスナ機は爆発しました。
ワイルドサバイバルのネタバレあらすじ:承
クルーガーが「セスナの火を薪につけて焚火をするんだ、ライオンよけになる」と言うと、二人は薪を集めて火をつけます。
夜になり、母のジェニファー(ジェリ・ライアン)がマンディーサの事務所にやって来ました。イボリ大佐(フロムラ・ダンダーラ)もいて「明朝から捜索を始めるが、避難信号が発せられていないので難航する」と話すと、父のポールもやってきました。
朝を迎えると、クルーガーはほとんど動けなくなっていました。二人は自分たちの水をクルーガーのために少し残し、「鉱山まで二人で行って助けを呼ぼう」と、チヌークを連れて歩きはじめます。
途中、倒木で動けない象を助け、ルンバと名付けます。するとルンバも二人に付いてきて、水たまりで水遊びをして遊びます。やがて夕方になると、ルンバはいなくなりました。二日目の夜を迎え、エマが虫眼鏡で火を起こして焚火を囲みます。ハイエナに取り囲まれたものの、ライアンの作ったタイマツで追い払いました。
そのころ、全く手がかりのつかめない捜索隊に苛立ちをおぼえたジェニファーは、パニック状態になっていました。
ワイルドサバイバルのネタバレあらすじ:転
3日目の朝、クルーガーが原住民に助けられイボリ大佐に報告されます。早速両親に連絡したものの、「二人の子供は現場を離れていて見つかっていない。更に悪い事に国境付近の為、敵対組織が多く捜索が出来ない」と伝えます。
チヌークの姿が見えなくなった二人は、歩き続けて3日目の夜を迎えました。二人は木の上に登って一夜を明かし、キリンに起こされて4日目の朝を迎えました。しばらく歩くと水もなくなり、二人は脱水症状もあって倒れ込みます。そこへ惠の雨が降ってきました。二人は口を開けて雨水を飲み、ペットボトルにも汲みます。
山岳地帯へ入った二人は川を見つけ、再び水の補給をします。そして橋を渡っていた二人でしたが、橋が壊れてライアンが落ちそうになります。下にはワニがいます。その時、チヌークが帰って来てライアンを咥えて助けます。
そのころ、原住民の救助部隊が、二人の焚火の跡を見つけていました。4日目の夜を迎えた二人に、遂にライオンが襲いかかって来ます。一度はタイマツで追い払ったものの、再び襲ってきて、2本のタイマツでどうにか追い払いました。
ワイルドサバイバルの結末
5日目の朝、原住民の救助部隊が二人の足跡を見つけ、イボリ大佐に報告します。イボリ大佐は両親に「大体いる場所はわかった」と話すと、両親も捜索に参加することになります。
5日目の夜、再びライオンが襲ってきます。二人がかりでタイマツで追い払い、6日目の朝を迎えると、二人は足早に歩きだします。しかしライオンが追ってきます。走って逃げる二人は水たまりのきわに落ちてしまいました。上にもあがれず、水たまりからはワニが狙っていました。そこへ、象のルンバがやって来ました。ルンバは鼻を伸ばして二人を助け出しました。
再び歩きはじめた二人は、遠くに走るジープを見つけます。大声をあげて手を振りながらジープに向かって走ります。二人に気づいたジープが止まると、両親が乗っていました。両親はジープを飛び降り、子供たちの元へ走って行って抱き合って喜びました。
ライアンとエマは、今まで起った出来事を両親に話します。すると父が「本が出せるな」と言いました。ライアンは「映画が出来るよ」と言うのでした。
以上、映画「ワイルド・サバイバル」のあらすじと結末でした。
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