寄生獣Zの紹介:2016年アメリカ映画。砂漠に囲まれた街ゴールデン・トーチに配属された新任警官のケリー。このひっそりと佇む街にも溶け込んできたある日の夜、行きつけの店にアイスを買いに行くと、顔なじみの客と亭主が突然豹変し、女性に襲いかかっていた。この日を境に街には原因不明の伝性病が蔓延し始めた…。
監督: ケヴィン・ヴァン・スティーヴンソン 出演者:ダニー・ハンセン(ケリー)、シェニク・テイラー(マリアマ)、シャノン・フレデリクソン(町長)、ジョナサン・カゼンズ(ガス)、エイミー・ウォーラー(アン)、ほか
映画「寄生獣Z」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「寄生獣Z」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
寄生獣Zの予告編 動画
映画「寄生獣Z」解説
この解説記事には映画「寄生獣Z」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
寄生獣Zのネタバレあらすじ:起
都会に暮らしていた新任警官のケリー(ダニー・ハンセン)は、砂漠に囲まれてひっそりと佇む街ゴールデン・トーチに配属となった。
赴任して2ヶ月が経ったある日の夜のこと、アイスを買いに店へと向かったケリーは、同じく店に来ていた住人のマリー(トニー・パンドルフォ)の様子がおかしい事に気づく。頭が痛いと訴えるマリーは白目に泡を噴いて震えていた。
居合わせたコートニー(アシュリー・ディヴェイン)が心配して駆け寄ると、店の主であるエディ(ダン・サター)が突然彼女に襲いかかる。興奮するエディに手錠をかけたケリーだが、背後からマリーが襲いかかろうとしていた。
身の危険を感じたケリーはマリーを射殺した。呆然とするケリーから銃を奪ったエディは、その場で自害する。警察署に戻ったケリーは町長(シャノン・フレデリクソン)に事情を説明するも納得してもらえず、銃を奪われてしまう。
寄生獣Zのネタバレあらすじ:承
翌日、この街の住人でありケリーの恋人であるマリアマ(シェニク・テイラー)から連絡を受け、事件現場へと向かったケリー。そこにはカフェでアルバイトをしていた女性の死体があった。
外へ出るとスコップを片手に牧師が死体を埋めるための穴を掘っていた。ケリーが声をかけると牧師は自ら首を折り自害する。
ゴールデン・トーチで起こっているこの不可解な事件を、ケリーとマリアマは捜査していく。そこへ町長から連絡が入り、町長が経営するレストランを訪れた。
レストランの床に男性が射殺されて死んでいた。町長の話によると、肉を食べた男が突然豹変し、そこに居合わせた女性客を襲ったとのこと。男性の顔に見覚えのあったケリーは妻に連絡をとった。
男性の死ぬ間際の行動を不審に思ったマリアマは、男の妻アン(エイミー・ウォーラー)から死体解剖の許可書にサインをもらうようケリーに促す。
過去に、都会生活をしていた頃のケリーは、アンと不倫関係にあった。その名残があったためアンと対面することに躊躇いを感じながらも、街を救うためアンと対面したケリーは同意書にサインをもらい、マリアマに死体解剖をお願いする。
寄生獣Zのネタバレあらすじ:転
検視結果から、突然変異は男性だけに起こりその症状は女性の匂い、特に血液(生理)に反応し、性的衝動と暴力の衝動に抑えが効かなくなることがわかった。
ケリーにもその兆候が現れていた。マリアマはケリーに特殊な薬で作った匂い防止マスクを装着させた。
そして住人たちの感染の根源となった町長のレストランへと足を運んだマリアマとアンは、寄生虫のわいた牛の肉を発見する。原因を突き止めたマリアマはすぐにケリーに連絡を取る。
しかし、通話口の相手はケリーではなく町長だった。ケリーの命と採取した肉を引き換えに保安官事務所へと呼び出されるのだった。
寄生獣Zの結末
街を失いたくない町長はケリーたちを殺そうとするのだが、マスクを外されたケリーが凶暴化して町長の首を絞めて殺した。
再びマスクをケリーに装着し、アンと共に3人で街を出ようとするマリアマ。しかしマスクの薬品が切れてしまい、再び発作が起こるケリー。
ケリーは突然変異する前にと、アンの持っていた銃で自殺を図る。マリアマは車を止めてケリーに心肺蘇生を行う。その隙にアンは車を走らせ去って行く。
息絶えるケリーを抱きかかえ、マリアマは泣き崩れるのだった。一方、走り去ったアンの車のトランクには、突然変異した住人が入っていた。トランクを突き破り、住人はアンに襲いかかるのだった。
以上、映画「寄生獣Z」のあらすじと結末でした。
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