ホーンテッド・タワーの紹介:2014年アメリカ映画。母の虐待により家出したサラは、保護された世話人によって25階建ての高層アパートに住むことになりました。しかしこのアパートは不法侵入者が多く住み、更に住人を制御室のゾンビ女が支配していたのでした・・という内容のオカルトゾンビホラー映画です。
監督:オーウェン・トゥース 出演:ロクサーン・キャロリン(サラ)、ジェイソン・ミューズ(シド)、フランシズ・ラフェル(キム)、ジェシカ・ジェーン・スタッフォード(ケイト)、エマ・バックリー(ルーシー)、ほか
映画「ホーンテッド・タワー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ホーンテッド・タワー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ホーンテッド・タワー」解説
この解説記事には映画「ホーンテッド・タワー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ホーンテッド・タワーのネタバレあらすじ:起
高層アパートに忍び込んだジョンとフィオナの若いカップルは、屋上に上がりSEXしようとします。突然ジョンがフィオナの首を絞め始めると、今度はフィオナがジョンの首に爪を立てます。血を流すジョンは、苦しみながらフィオナの首を折ると二人は死んでしまいました。
母・キムの虐待を受け続けるサラは家出し、保護されました。一人暮らしを始める為、紹介された高層アパートに着きます。仲介人のワインガードに入り口で会うと、清掃人の老人が「不法侵入者が多くて困っている何とかしろ」と怒鳴りつけます。
話が終わり、アパートに入ると不法侵入者がたむろし、エレベーターで管理人のカーナッキが待っています。カーナッキは「問題を起こすな、何かあったら連絡しろ」と言って、部屋に戻ると、監視モニターでサラの動きを追います。
サラが、20Fに着くと、スーザンとマイケルの老夫婦に会います。「203号室だ」と言うサラに、「あの殺人部屋?」と返すマイケル。スーザンが取り繕って別れ、サラは203号室に入ります。早速隣人のケイトがやって来ます。ケイトはおしゃべりで「このアパートには幽霊がいる」と言い、「今度パーティーやるから来て!」と言って出て行きました。
ホーンテッド・タワーのネタバレあらすじ:承
夜になると、ケイトとマークの激しいSEXの声が聞こえ始めます。マイケルは壁に耳をあて聞きます。友人のルーシーと酒を飲んでいたサラも気づき、二人で聞き入ります。その時、20Fが停電になります。マイケルが「直しに行く」と言って配電盤に向かいます。一旦は復帰したものの、再び電気がおかしくなりマイケルはエレベーターの中に何者かに惨殺されてしまいます。
異変に気づき、サラ、ケイト、ルーシーが集まります。ケイトは「連続殺人事件よ。サラの前に住んでいた2人が怪しい」と言い出します。警察の聴取を受けたサラは「若い二人組を見た」と言いますが、警察は「殺人事件とは言っていない」と言いました。
翌日サラは自宅に荷物を取りに戻りますが、母のキムに見つかります。キムは「いままで育ててやった恩がある」と言いながら、サラが持ち帰ろうとした父の形見のライターを奪い取り、更に持ち金の25ドルを分捕ります。逃げるように家を出たサラがアパートに戻りエレベーターに乗ると、「サラ・・」と呼び声がし、その声に導かれるように最上階の25Fに上がったサラ。するとカーナッキがやって来て「ここは立ち入り禁止だ」と注意をし、正気に戻ったサラは自分の部屋に戻りました。
ホーンテッド・タワーのネタバレあらすじ:転
部屋にいると、ポールとシドが忍び込んできます。気づいたサラはフライパンで叩いて二人を追い出します。通路にいたポールらはカーナッキに見つかり、最上階へ逃げたポールは、254号室へ導かれます。中にはTVがあって、その中に映ったポールがナイフで自分を傷つけると、TVの前のポールは死んでしまったのです。一方シドはポールが居なくなったことで、サラに謝りに行き、仲良くなった二人はポールを探しますが見つかりません。
サラの部屋にキムがやって来ます。育てたことを恩着せがましく言って、金をせびろうとする母を見たサラは、母を平手打ちをし、ライターを取り返すと暴言を吐いて追い出します。キムはぶつぶつ言いながらエレベーターに乗ると、見えない霊に襲われ血まみれになって倒れました。
ケイトの部屋でパーティーが始まります。ルーシーはパーティーに行き、サラはシドの部屋に行きます。この様子を制御室のゾンビ女が見ていました。ゾンビ女が指令を出すと、シドがサラをレイプしようとし、逆の指令を出すとサラがシドをレイプしようとします。
ケイトの部屋では、SEXするカップル、レズるカップルと売春宿の様相になっていて、ケイトがマークに「あんたの友達酷い、追い出して!」と切れまくっています。そのころゾンビ女は、エレベーターで死んでいるキムをモニター越しに蘇らせました。
ホーンテッド・タワーの結末
キムは制御室のゾンビ女の部屋に行き、ゾンビ女の精気を吸い取り、自分が支配者になります。サラは管理人のカーナッキに、誰かに操られていることを相談に行くますが、カーナッキは「警察の仕事だ」と言って取り合ってくれません。
キムは、モニター越しに死んだポールらを蘇らせ、ケイトの部屋に向かわせます。まずマークが襲われゾンビになると、次々友人が襲われゾンビだらけになります。更にキムはシドに命令をし、サラを襲わせます。正気になったシドがサラに「この人はお母さんじゃない」と言うと、キムは「私はメアリー・バトラーだ。4年間ここに座って、ここの住人の物語を作って操っている」と言います。
管理人室でゾンビ達に襲われる様子を見ていたカーナッキが遂に立ち上がります。斧を持ったカーナッキを見てシドの斧で参戦します。カーナッキが「こうやるんだ」と言って見本を見せると、シドと二人でゾンビ達を手当たり次第殺し始めます。
そのころサラは母のキムと屋上で対峙していました。キムがサラに襲いかかると、サラは父の形見のライターで母をあぶります。すると母は屋上から地上へ転落し、体が砕け散ります。するとゾンビ達は次々倒れ、立ち上がっているのは人間だけになったのです。屋上にルーシーとシドが集まり、倒れているケイトをシドが抱えると、4人はエレベーターに乗りこみました。
以上、映画「ホーンテッド・タワー」のあらすじと結末でした。
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