サイレント・ナイトの紹介:2021年イギリス映画。地球に毒ガスが蔓延し、次々と人が死んでいく世界。毒ガスで死ぬか毒薬で死ぬかの選択を迫られます。人生最後となったクリスマス、人はどのように思い、何を選択するのか、この恐怖のシチュエーションをコメディタッチで描いています。
監督:カミラ・グリフィン 出演:キーラ・ナイトレイ(ネル)、マシュー・グード(サイモン)、ローマン・グリフィン・デイヴィス(アート)、アナベル・ウォリス(サンドラ)、リリー・ローズ・デップ(ソフィ)、ソペ・ディリス(ジェームス)、ダビダ・マッケンジー(キティ)、ルーファス・ジョーンズ(トニー)、ほか
映画「サイレント・ナイト」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「サイレント・ナイト」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「サイレント・ナイト」解説
この解説記事には映画「サイレント・ナイト」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
サイレント・ナイトのネタバレあらすじ:起
ネルとサイモン夫婦には長男のアートと双子の兄弟ハーディ、トーマスがいました。毎年クリスマスには皆を招いてパーティをするので、その準備で大忙しです。
ネルの親友サンドラと夫のトニー、娘のキティ家族、ベラと恋人のアレックス、ジェームスと恋人のソフィもパーティに参加するためにやってきました。皆やってきたものの、あまり乗り気ではない様子でした。
夜になり、パーティが始まります。サイモンは必死で盛り上げようとしますが、ソフィが口にした話でそれは台無しになってしまいます。環境破壊が原因で毒ガスが発生し、人類が次々と死んでいっています。
サイレント・ナイトのネタバレあらすじ:承
サイモンたちが住んでいる場所にもガスが迫っていて、今夜が最後の夜になってしまったのです。ガスを吸って死ぬか、政府が配布した自殺薬を飲んで死ぬかの2択が迫られます。このパーティは、人生最後のパーティを楽しみ、皆で自殺薬を飲んで死のうというものだったのです。
パーティは楽しめるわけもなく、不穏な空気が流れたままです。プレゼント交換がバカらしくなったアートは部屋を飛び出します。サンドラは学生時代にジェームスを愛していたとぶち撒け始め、トニーは明らかに動揺してしまいます。
さらに、ベラが過去に一度だけ過ちを犯したと告白、ぶっちゃけ大会と化した現場に、何のネタも持ち合わせていなかったアレックスは酔い潰れてしまいました。
サイレント・ナイトのネタバレあらすじ:転
ネルとサイモンはその場を離れ、海外にいる母親にチャットで別れを告げます。その様子をアートが神妙な思いで見ていました。アートはスマホで、実際は毒ガスなどはなく、政府や科学者が嘘の情報を流して人類選別をしているという情報を見て、それを信じ始めていたのです。
アートは不安な気持ちをソフィとジェームスに相談しました。すると、ソフィは毒薬は飲みたくないが毒ガスで死ぬことは受け入れていると話します。話した事で気持ちの軽くなったアートは、ある決断を母に話します。
それは、最後のその時までソフィと一緒にいたいということでした。しかし、家族は一緒でと考えるサイモンは反対します。どうにか説得しようと試みますが、アートに拒否されてしまいます。
サイレント・ナイトの結末
アートは飛び出していきました。その先の道端でアートは、自殺薬を服用して死んでいったとされるたくさんの人々を見つけてしまい、発狂してしまいました。
アートが帰宅しました。時間は日付を越えていて、いよいよ薬を飲む時間となります。外に出てガスを吸ってしまったアートの皮膚が赤く爛れ、気を失ってしまいます。アートが死んでしまったと理解したネルとサイモンは、後を追うように薬を飲み、家族全員穏やかに死んでいきます。
他の皆も薬を飲み、眠るように死んでしまいました。やがてガスが消え、澄んだ青空が広がります。その瞬間、ガスで死んだと思われたアートが目を覚ましました。
以上、映画「サイレント・ナイト」のあらすじと結末でした。
この映画の感想を投稿する