白雪姫と鏡の女王の紹介:2012年アメリカ映画。幼い頃に両親を亡くし義理の母である現女王に城に幽閉されていた白雪姫。18歳の誕生日に城を抜け出し村へ行くとそこはかつて父親と来た村とは様子が違っていた。女王の勝手気ままな贅沢暮らしのせいで貧困で悩んでいたのだ。そんな時たまたまこの国に来ていたある国の王子アルコットに出会う。そして彼にこの状況の打破をお願いしようとするも女王に見つかり城を追い出されてしまった。怪物がいると噂の森に追放された白雪姫、そこで彼女は7人の小人に出会う。
監督:ターセム・シン 出演:白雪姫(リリー・コリンズ)、邪悪な女王(ジュリア・ロバーツ)、アルコット王子(アーミー・ハマー)、ブライトン(ネイサン・レイン)ほか
映画「白雪姫と鏡の女王」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「白雪姫と鏡の女王」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「白雪姫と鏡の女王」解説
この解説記事には映画「白雪姫と鏡の女王」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
白雪姫と鏡の女王のネタバレあらすじ:貧困の村
幼い頃から城に幽閉されている白雪姫はある日城から抜け出し城の外の森へと足を踏み入れた。そこで木にぶら下げられている二人の男を見つける。巨人に襲われたという二人を助けると彼らはお礼を言い行ってしまう。白雪姫はその一人の男に惹かれていた。白雪姫が向かった先はこの国にある活気で溢れるある村だった。しかしそれは彼女がまだ幼い頃の話。今ではその名残はなく村の住人は貧困に苦しんでいた。それは白雪姫のいた城に住む彼女の義理の母。この国の女王の贅沢三昧のせいだった。その事実に驚いた白雪姫はこの状況を打破しようと考える。
白雪姫と鏡の女王のネタバレあらすじ:追放
城に二人の男がやってきた。その内の一人が遠い国の王子であることを知った女王は盛大なパーティを開き彼と結婚することを考えた。そうすればもっと贅沢ができると考えたのである。白雪姫もまた王子にこの国を助けてもらおうとしていた。そしてパーティ当日、白雪姫は王子と対面し驚いた。彼はあの森で出会った巨人に襲われたという男だった。白雪姫は王子に頼もうとした、しかしすぐに女王に捕まってしまう。女王の狙った相手と話をしたことで怒りを買ってしまったのだ。女王は側近のブライトンに白雪姫を殺すように命令する。命令に逆らえないブライトンは白雪姫を森へ連れ出した。しかし本当は心優しい彼には殺すことはできず彼は白雪姫を逃がしたのだった。白雪姫が死んだことを女王に伝えると女王はおおいに喜んだ。
白雪姫と鏡の女王のネタバレあらすじ:七人の小人
目を覚ました白雪姫は自分の周りに人がいることに気づいた。そして自分が小屋のような所にいることにも。昨夜白雪姫は森の中で倒れたところを彼らに助けられたのだ。彼らは自分よりも幾分身体が小さく年を取っているように見えた。追い出そうとした彼らだったがなんとかお願いしもう一晩泊めてもらうことになった白雪姫は彼らと寝食を共にし、しだいに打ち解けていった。そんなある日、かれらが仕事から持ち帰った物を見て驚愕した。たくさんの金だった。彼らは森を通る人間を襲い金を奪っていたのだ。その日彼らが襲ったのは城へ向かう馬車。村から税金とし巻き上げた金だった。村の貧困を知っていた白雪姫はそれを村へ返しにいった。そしてこれを奪い返したのはこの七人だと教えた。
白雪姫と鏡の女王の結末:結婚式
女王は王子を虜にするため鏡の精に惚れ薬を頼んだ。さらに白雪姫が生きているのを知り彼らの住む小屋を魔法を使い攻撃し始めた。突然の襲撃をなんとか乗り切った白雪姫達は王子の結婚式の知らせを耳にする。そしてその結婚式に皆で乗り込むことを計画した。結婚式当日、女王が到着するとそこには身ぐるみをはがされた来賓の姿が。そして王子の姿はそこにはなかった。王子を小屋に連れてきた白雪姫達、しかし彼は魔法にかかり以前の彼ではなくなっていた。なんとか彼の魔法を解くため殴る蹴るを繰り返していると彼らの内一人がある方法を思いつく。キスで目覚めさせるのだと。無事白雪姫のファーストキスで目覚めた王子だったがそこい女王の魔の手が襲い掛かった。森に女王が現れた。そしてさらに森に棲むという怪物が現れたのだ。それは女王が使役していた怪物だった。襲いくる怪物に手も足もでない白雪姫達、しかし怪物が女王と同じネックレスをしているのに気づいた白雪姫はそれを壊した。すると怪物は消え現れたのは彼女の父親だった。彼は女王に怪物にされていたのだ。そしてネックレスが壊れたことで女王の魔法も消え王国は再び明るい光に包まれた。
「白雪姫と鏡の女王」感想・レビュー
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デザインセンスがとても高い作品です。みんなが知っているディズニーの白雪姫のストーリーよりコメディ要素も組み込まれており、パロディの様な感覚で観るといいです。キャストも豪華で、特にリリーコリンズの白い肌と凛々しい眉毛が白雪姫のイメージにぴったりでした。
白雪姫役のリリー・コリンズが白くて柔らかそうで、とってもかわいいです。また、パーツの大きな顔立ちのジュリア・ロバーツも魔女役がぴったり。白雪姫の素直で勇敢な姿がよく表現されています。また、白雪姫の最後の鮮やかなブルーのドレスがとってもかわいいです。