ナイアド ~その決意は海を越える~の紹介:2023年アメリカ映画。64歳でキューバ~フロリダ間、フロリダ海峡177kmを泳いで渡った実在の人物、ダイアナ・ナイアドの実話を元にした作品。幾度なる失敗にも負けずに、不屈の闘志で挑んだダイアナの姿がとても感動的に描かれています。
監督:ジミー・チン 出演:アネット・ベニング(ダイアナ・ナイアド)、ジョディ・フォスター(ボニー・ストール)、リス・エヴァンス(ジョン・バートレット)、ルーク・コスグローブ(ルーク)、エリック・T・ミラー(エンジェル・ヤナギハラ)、ほか
映画「ナイアド ~その決意は海を越える~」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ナイアド ~その決意は海を越える~」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ナイアド ~その決意は海を越える~」解説
この解説記事には映画「ナイアド ~その決意は海を越える~」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ナイアド ~その決意は海を越える~のネタバレあらすじ:起
遠泳で名を馳せ、数々の偉業を成し遂げたスイマーのダイアナ・ナイアドは、1979年その偉業の締めくくりとして、荒波で渡り切るのは人間には不可能とされるキューバ~フロリダ間170kmを泳ぎ切ることに挑戦します。しかし、その挑戦は失敗に終わりました。
それから30年が過ぎました。ダイアナは親友のボニー・ストールと暮らしていました。現役の頃の経験を活かし、スポーツキャスターに転身し、長年生計を立てています。
そしてダイアナの60歳の誕生日、抱えたモヤモヤを晴らすべく30年ぶりに泳ぐことにしました。その後、何か吹っ切れたダイアナは過去に失敗したキューバ~フロリダ間を泳ぎ切ることに再び挑戦することを決意します。
ナイアド ~その決意は海を越える~のネタバレあらすじ:承
無理に決まっている…。ボニーは反対しますがダイアナの決意は揺るがず、挑戦は決定しました。資金を提供してくれるスポンサー集めや、協力してくれるチームを探しながらダイアナは特訓を開始します。
メキシコ湾での初日の特訓で、まさかの4時間しか泳げず散々なスタートでしたが、日を重ねるごとに時間を伸ばして行きます。諦めず交渉を重ね、スポンサーを獲得して腕利きの航海士のジョン・バートレットや、船長のディ、サメ対策のエキスパートのルーク等、最強チームを作り上げていきます。
ついにキューバ~フロリダ間制覇の挑戦が始まりました。波が強すぎて進むことが出来ず断念したり、クラゲに刺されたことによるアレルギー反応が出たことで断念したり、悪天候のため断念したりと、数々の失敗を繰り返したダイアナ。
ナイアド ~その決意は海を越える~のネタバレあらすじ:転
ボニーやジョンはダイアナの体を心配し、断念することを進言しますが、止めることをしないダイアナ。周りのことを考えないダイアナについていけないと、ボニーやジョンはダイアナから離れてしまいます。
しばらくして、ダイアナはジョンに電話で謝り和解、ボニーにも謝り、14歳の頃の水泳のコーチに受けた性的虐待がトラウマになっているという胸の内を伝え、二人は和解しました。
4回目の失敗のあと、再びチームが集結します。ダイアナ64歳5度目の挑戦でした。滅多とない好天候に恵まれてダイアナは泳ぎだします。途中、サメ避けのシールドが故障し、サメに襲われかけるも、どうにか持ち直し再び泳ぎ出しました。
ナイアド ~その決意は海を越える~の結末
幻覚が見えるほどに疲弊したダイアナを、ボニーたちが鼓舞します。夜が来て、ついにフロリダの明かりが見えてきました。あと少しを懸命に泳ぎます。夜が明け、もうすぐフロリダという所でダイアナの様子がおかしくなります。このままだと流され、距離が遠のいてしまいます。
ボニーが飛び込み、触らないようにダイアナに近づいてダイアナを励まします。すると、限界だったダイアナがまた泳ぎだすのでした。「愛してる」ボニーに告げ、ラストスパートです。いよいよ岸が見えゴール間近。ダイアナの偉業を見るためたくさんの観衆が集まっていました。
フラフラになりながらゴールを向かえたダイアナは、ボニーやチームの皆と抱き合って喜びました。
以上、映画「ナイアド ~その決意は海を越える~」のあらすじと結末でした。
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