最後の1本 ~ペニス博物館の珍コレクション~の紹介:2012年カナダ映画。アイスランドにある世界で唯一の博物館。そこには館長であるシッギの長年集めてきた様々な動物達のペニスの標本が飾られていた。しかしそこにはある生き物の標本だけが置いていなかった。人間のもの。それがこの博物館最後の1本となっていた。ある日シッギにその最後の1本を提供するという人物から連絡が入る。アイスランドの博物館で起こる一幕を記録したドキュメンタリー映画。
監督:ジョナ・ベッカー、ザック・マス 出演:シグルズル・シッギ・ヒャールタルソン、パゥットル・アラソン、トム・ミッチェル
映画「最後の1本 ペニス博物館の珍コレクション」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「最後の1本 ペニス博物館の珍コレクション」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「最後の1本 ペニス博物館の珍コレクション」解説
この解説記事には映画「最後の1本 ペニス博物館の珍コレクション」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
最後の1本 ~ペニス博物館の珍コレクション~のネタバレあらすじ:収集
北極から約50キロの所にあるアイスランド。そこに世界で唯一となるある博物館が存在する。ペニス博物館。そこは館長であるシッギが長年掛けて集めた動物達のベニスの標本を置いていた。始まりは友人からもらった牛のベニスだった。それをきっかけにアザラシやイルカなど様々な生物のベニスを集めた。そしてある日彼の妻がそのベニス収集を見て博物館を開くことを提案したのだ。今ではさらに多くの生物のベニスが集まり、大きなものではクジラから小さなものではハムスターと様々なベニスが博物館に飾ってある。
最後の1本 ~ペニス博物館の珍コレクション~のネタバレあらすじ:2本
その博物館には足りないものが一つあった。様々な生物のベニスを展示する中ただ一つ足りないもの。それは人間、ホモ・サピエンスのベニスであった。それは博物館の最後の1本となり館長シッギにとっても集大成としてどうしても手に入れなければならないものだった。ある日そんな館長の元にあるアイスランド男性から連絡が入った。内容はベニスの提供。シッギの長年の夢であったベニスを提供してくれるという連絡だった。そして時を同じくしてアメリカのもう一人別の男性からもベニスの提供希望の連絡が入る。同じ時期に二人の男性から提供の相談が入ったのだ。
最後の1本 ~ペニス博物館の珍コレクション~のネタバレあらすじ:騒動
シッギには博物館に展示するベニスにあるこだわりがあった。それは地元アイスランドの人間のものでさらにある規定の大きさ以上のもの。最初の提供者パゥットルは適格だった。彼はアイスランドでは有名な探検家でありその有名さから過去の女性遍歴もなかなかだった。二人目トムはアメリカ人。しかし彼は生きている内にベニスを切除して、博物館初の人間のベニス提供者になりたいという。ここからシッギは二人の提供者に振り回され始める。二人共個性の強い二人でありその主張を全て聞こうとしたシッギは次第に困惑の色を見せるようになる。
最後の1本 ~ペニス博物館の珍コレクション~の結末:展示
提供の相談を受けてからしばらく経つ頃、トムのあまりのわがままっぷりにシッギは少し距離を置き始めた。そして数か月後、年老いたアイスランド人のパゥットルが亡くなってしまう。そしてシッギの元に連絡が入る。パゥットルは生前遺書を残していた。その遺書通りシッギに彼のベニスが提供された。それはシッギが望んでいたアイスランド人のベニス。大きさも申し分なくこれで博物館の最後の1本は見事展示された。その知らせを聞いたアメリカ人提供希望者のトムはがっかりするも、自分のベニスを世界一有名にするための別の目標ができていた。博物館は人間のベニスの提供により完成を意味し、年を取ったシッギは近々の引退も考えていた。世界で唯一の博物館は彼の息子に継がれることになる。2011年シッギは館長を引退する。自分のベニス(エルモ)を主人公にしたアニメを制作している。
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