ヒルズ・ラン・レッド 殺人の記録の紹介:2009年アメリカ映画。上映禁止になった伝説の残虐ホラー映画『血塗られた丘(ヒルズ・ラン・レッド)』を探して映画監督志望のタイラーらが行方不明の映画監督の娘と森に入ります。そこには映画の中にしかいないはずの殺人鬼がいて、タイラー達は絶望的な状況にさらされるというスラッシャー映画です。映画の中で映画が流れるという手法が取り入れられています。
監督:デイヴ・パーカー 出演:タッド・ヒルゲンブリンク(タイラー)、ソフィー・モンク(アレクサ)、ウィリアム・サドラー(コンキャノン監督)、ジャネット・モンゴメリー(セリーナ)、アレックス・ウィンドハム(ラロ)、イワン・バレー(ソニー) ほか
映画「ヒルズ・ラン・レッド 殺人の記録」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ヒルズ・ラン・レッド 殺人の記録」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ヒルズ・ラン・レッド 殺人の記録」解説
この解説記事には映画「ヒルズ・ラン・レッド 殺人の記録」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ヒルズ・ラン・レッド 殺人の記録のネタバレあらすじ:起
1982年に公開されたホラー映画『血塗られた丘(ヒルズ・ラン・レッド)』は自分の顔を切り刻みマスクをつけた殺人鬼が現れるという過激な描写から上映中止になり、作ったコキャノン監督は姿を消し、フィルムも見つからない状態でした。ホラー映画監督志願のタイラーにとってこの映画は幻の傑作に値する作品で何としても探して見たいと思っていました。映画の内容はベビーフェイスと呼ばれる子供が自分の事を可愛がってもらいたいがために、自分の顔を切り刻みマスクをかぶって愛情を懇願します。そして大人になったベビーフェイスは殺人鬼と変貌するという内容でした。タイラーはコンキャノン監督の娘を探し当てます。今ではストリッパーになり、薬中毒になっていました。それでも映画が見たいタイラーは誘惑する娘アレクサを辛抱強くささえ薬中毒から抜け出させました。
ヒルズ・ラン・レッド 殺人の記録のネタバレあらすじ:承
アレクサはタイラーの真剣さに負け、コンキャノン監督の話をし始めまた。父である監督はすでに死んでいましたが、自宅がそのままなので案内すると言ってくれました。タイラーは映画仲間のラロを呼びましたが、タイラーの恋人セリーナも一緒に行くことになりました。実はラロとセリーナはタイラーの眼を盗んで関係を持っていました。それでもセリーナはタイラーとアレクサの関係を疑っています。そしてアレクサも交え4人で監督の家に向かいました。途中映画の中に出てきたガソリンスタンドに立ち寄り話を聞きます。そして4人は車を降り撮影機材を持って歩き始めました。『ヒルズ・ラン・レッド』を探す旅としての映画も撮っていました。途中アレクサが人骨を踏みタイラーは森の中で体を真っ二つににするシーンの撮影場所だと感じました。そして帰りたがるアレクサをなだめ4人はキャンプし一夜を明かすことにしました。
ヒルズ・ラン・レッド 殺人の記録のネタバレあらすじ:転
やがて4人は何者かに襲われ監禁されました。ガソリンスタンドにいた息子達でした。そしてアレクサとセリーナをレイプしようとした時ベビーフェイスがやってきてツルハシなどで息子たち3人は殺されました。ベビーフェイスがアレクサを殺そうと追いかけます。タイラーも後を追います。セリーナとラロは逃げ出し警察に連絡するも場所が特定出来ないと言われます。やがてラロがベビーフェイスに捕まり、セリーナは一軒の建物に逃げ込みました。そこはベビーフェイスの住処でした。多数惨殺死体が置かれていました。そしてタイラーも監禁されました。
ヒルズ・ラン・レッド 殺人の記録の結末
監禁されたタイラーとラロの所へコンキャノン監督がやって来ました。監督はアレクサを使ってここへ人を呼び込んでいたのです。そして殺人をくり返し、映画に残していました。そしてベビーフェイスは二人目でアレクサの子供でした。12歳で監督が妊娠させた近親相姦の子供でした。その子供は映画と同じように顔を自分で切り刻みマスクをかぶっていました。タイラーが映画監督をめざし、映画を撮っていることを知ると監督一家は揉め始めました。アレクサとベビーフェイスが監督を襲います。逃げてきたセリーナも襲い掛かりますが、再び拘束されラロは殺されます。気が付くと小劇場のような部屋で観客席には死体が並べられていました。アレクサがいまから自分が撮った映画を上映すると言います。内容は殺戮のシーンです。ラロや監督の殺害シーンも収められていました。それを見たタイラーは発狂してしまいます。ラスト、妊娠したセリーナのお腹の上に耳を当てるアレクサの姿が写ります。お腹の中には新たなベビーフェイスがいるのです。
以上ヒルズ・ラン・レッド 殺人の記録のあらすじと結末でした。
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