スター・トレック BEYOND(スタートレックビヨンド)の紹介:2016年アメリカ映画。スター・トレックシリーズ13作目で、リブート版3作目。長い任務の途中立ち寄ったヨークタウン。その周辺で一人の女性が遭難しているのを発見する。彼女の仲間を助けるため未知の惑星へと駆り出されたのはキャプテンカーク率いるエンタープライズ号。しかしそこに待ち受けるのは無数の小型船の数々だった。敵の攻撃を受けその惑星に墜落したエンタープライズ。そこで一人の原住民と会うことになる。スタートレックシリーズのリブート作3作目。主演は前2作から引き続きクリス・パイン。製作にJ・J・エイブラムスが参加。
監督・ジャスティン・リン 出演・ジェームズ・T・カーク(クリス・パイン) スポック(ザカリー・クイント) レナード・マッコイ(カール・アーバン) ウフーラ(ゾーイ・サルダナ) モンゴメリー・スコット(サイモン・ペッグ) ヒカル・スールー(ジョン・チョー) パヴェル・チェコフ(アントン・イェルチン)ほか
映画「スター・トレックBEYOND」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「スター・トレックBEYOND」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
スタートレックBEYONDの予告編 動画
映画「スター・トレックBEYOND」解説
この解説記事には映画「スター・トレックBEYOND」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
スタートレックBEYONDのネタバレあらすじ:遭難
長い期間に及ぶ任務を遂行中のキャプテンカーク率いるエンタープライズ号はある人口的に作られた都市へとやってくる。燃料補給などで立ち寄る傍らカークはその都市にあるものを見出していた。彼の中で広い宇宙を航海することに少しの疑問が湧きあがっていたのだ。そして今回の任務を機にこの都市での生活を考えていた。それは長年の相棒スポックも同じだった。カークと共に歩んできた彼だったが一人の尊敬に値する人間の死によりその船を降りることを考えていた。そして自分の種を存続させるため恋人ウフーラとも別れた。ある日カークの元に連絡が入る。ヨークタウンの側で正体不明の船が確認されたという。そこには言葉も分からない一人の異星人の女性が乗り込んでいた。彼女を救出し翻訳機を使い事情を聞くとどうやら未知の惑星へと仲間が墜落してしまったという。
スタートレックBEYONDのネタバレあらすじ:襲撃
カークの乗るエンタープライズがその未知の惑星へと行くことになった。そして彼女の仲間を探す、そんな単純な任務のはずだった。その惑星までの道無き道をしばらく進むと目の前に反応が現れた。それは一つや二つではなかった。数え切れない程無数の小型の宇宙船だった。それらはエンタープライズ目がけ襲撃を始める。カーク達はその襲撃に応戦しようと試みる、しかしシールドも聞かずワープも使えないまま無数の敵の攻撃を受けてしまった。その小型艇にはそれぞれ異星人が乗っていた。彼らはエンタープライズに突き刺さった小型艇から中に侵入、乗組員を攻撃しながら船の制圧を開始した。このままでは船も船員も失ってしまう、そう考えたカークはある賭けに出た。船の上部にある円盤型の部分を切り離し動力を本体に注ぎ込めばなんとか惑星に不時着できるのではないか。
スタートレックBEYONDのネタバレあらすじ:脱出
切り離しを手動で動かすしかないと判断したカークは操縦を船員にまかせ自ら向かった。そこでこの襲撃のボスを見つける。彼はここで何かを探しているようだった。そしてついに彼は見つけることになる。それは先日カークがある異星人との友好の証に使った大昔の遺物。この異星人はこれを探していた、そして見つけたのだ。カークは本体の切り離しにかかった。しかし異星人の邪魔が入り上手くいかない、と思ったのもつかの間突然本体は切り離されてエンタープライズは惑星へと猛スピードで突っ込んでいった。そして切り離されたそこにはウフーラの姿が。カークが彼らと戦闘している間に切り離し取り残されてしまったのだ。カークには時間がなかった。彼は残った船員達を連れ脱出ポッドに乗り込んだ。目の前に広がる宇宙に投げ出されたカークはそのままいくつかのポッドと共に惑星へと不時着した。
スタートレックBEYONDのネタバレあらすじ:修理
エンタープライズのメカニック担当スコットもまたその惑星へ不時着していた。しかし周りに仲間の姿は見つからない。右も左も分からない森の中を彼は一人歩き回った。そこで彼らを襲撃したと思われる異星人と遭遇する。スコットに敵意を向ける彼らと丸腰のスコット。するとさらに一人の女性が現れてその異星人達を倒してしまう。彼女は英語を話すことが出来た。そしてメカニックだというスコットに家のある物の修理を頼む。その代わりにスコットの仲間探しを手伝うという。彼女の名前はジェイラー、一人この惑星で暮らす戦闘に長けた原住民だった。彼女が自分の家と称して日々修理に明け暮れるのは一つの大きな船だった。それはかつてこの船に墜落したスコット達の所属する連邦の船だった。ジェイラーの好きなラジオの音楽を大音量で流しながらスコットは彼女の修理を手伝っていた。そんな時どこかで不審な音が聞こえてくる。
スタートレックBEYONDのネタバレあらすじ:罠
音の正体はジェイラーの家の外に付けられた罠が作動した音だった。慌ててその場所へと行く二人。その正体に身構えるジェイラーだったが罠にかかったのはなんとカークと船員のチェコフだった。二人に話を聞くと先日ヨークタウンで救出された女性の異星人はカーク達をここに誘い込むための罠だったのだという。彼らはまんまと罠にはめられたのだ。しかし彼らの目的であるあの大昔の遺物はまだ彼らの手には渡っていなかった。その頃惑星への不時着を果たしたスポックとマッコイは二人で険しい道をさ迷っていた。スポックは不時着の際傷を負い緊急の手当が必要だった。しかし二人の前にあの小型艇が現れる。そしてついに捕まってしまう、そう思われた時二人の身体は見覚えのない船の中へとワープした。それはジェイラーの家。カーク達が二人を見つけ救出したのだった。
スタートレックBEYONDのネタバレあらすじ:囮
エンタープライズの船員達はまだ生きていた。それを知ったカークは救出に急いだ。そこへ行くにはジェイラーの協力が必要だった。しかし彼女はその場所へ行くことを拒否する。そこは彼女の両親とこの惑星に住んでいた彼女の仲間がことごとく殺されてしまった。場所だった。しかしカークは諦めるわけにはいかなかった。そしてなんとか彼女を説得し彼らは船員の救出に向かった。囮となるのはカーク自らが買ってでた。そしてカークが標的になっている間に他の者で救出に当たった。彼らとの戦闘を経て見事全員の救出に成功する。しかし敵のボスであるクラルの力を間近に見たウフーラはさらなる危機を予感する。クラルはカークの隠していた遺物を発見していた。それは凶悪なバイオ兵器でひとたび使えば宇宙を滅ぼしてしまう程の力だった。クラルはそれを手始めにヨークタウンに使うつもりだった。そしてカークらが救出作戦を実行している間にクラルはこの惑星を離れていた。
スタートレックBEYONDのネタバレあらすじ:ラジオ
ジェイラーの家である古びた船を飛ばす必要があった。かなり危険な賭けだったがなんとか成功、カーク達はクラルを追い飛び立った。カーク達が追いつく頃既にクラルによるヨークタウン襲撃が始まっていた。まだ外郭を壊されていないものの侵入されるのは時間の問題だった。しかしクラルの率いる無数の小型艇を破るのは難しかった。それらは互いに音を出し合い連携を取っていた。その連携を壊す必要があった。それはジェイラーの持っていたラジオが役に立った。無数に飛び交う小型艇の真ん中でジェイラーの船がラジオを大音量で流した。するとまるで連鎖するかのようにそれらは次々と爆破、あっという間に消滅した。しかしクラルを含めその消滅を逃れた3隻の小型艇がヨークタウンに侵入。それらを追いカーク達もヨークタウンに侵入した。
スタートレックBEYONDのネタバレあらすじ:正体
クラルの目的は街の排気口だった。そこにバイオ兵器を流し込めば町全体に行きわたりヨークタウンの破滅に成功する。カーク達は先回りし小型艇の動きを止めることに成功、しかしクラルはまだ生きていた。さらに彼の秘密も判明する。彼は100年以上前に遭難したこのカーク達の乗る船のキャプテンだった。今では英雄とまで語り継がれるそんな人物が街を破壊しようとしていた。クラルはその当時地球の人間としてキャプテンに任命された。そして任務の途中船ごと消息を絶った。彼は連邦の救出を待ち続けた。船員が残りわずかになった頃にはもう彼の心に怒りの炎が燃え始めていた。そしていつしか不思議なパワーを手に入れ姿かたちも変わってしまった。カークの働きでクラルの野望は阻止された。そしてバイオ兵器も宇宙の彼方へと消えていった。
スタートレックBEYONDの結末
カークはこの街に残ることを辞めた。スポックもまた同じ思いだった。そして彼らの元に新たな船員が加わる。戦闘に長け、さらに船の知識にも長けたある惑星の生き残り。そして彼らが乗り込むのは新たに生まれ変わるエンタープライズ号である。
以上、映画スタートレックBEYONDのあらすじと結末でした。
続いて、より詳細なネタバレあらすじを解説します。
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