スターリングラードの紹介:2000年アメリカ,ドイツ,イギリス,アイルランド映画。スターリングラード攻防戦での伝説的な狙撃兵ヴァシリ・ザイツェフの半生を、ドイツ側のライバル狙撃手と絡めて描いた戦争映画。「プライベート・ライアン」の影響を受けた冒頭の戦闘場面が凄まじい。
監督:ジャン=ジャック・アノー 出演:ジュード・ロウ(ヴァシリ・ザイツェフ)、ジョセフ・ファインズ(ダニロフ)、レイチェル・ワイズ(ターニャ)、ほか
映画「スターリングラード」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「スターリングラード」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「スターリングラード」解説
この解説記事には映画「スターリングラード」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
スターリングラードのネタバレあらすじ:起
1942年、酸鼻を極めたスターリングラード攻防戦に多くの徴集兵が投入されましたが、その中にヴァシリ・ザイツェフも混じっていました。まるで消耗品のように訓練もなくスターリングラードの市街地に放り出され、バタバタと死んでゆく徴集兵たち。しかし元々ウラルの羊飼いで、狼を撃つのに長けていたヴァシリは死骸に隠れながら隙を伺い、手にした銃でドイツ兵を倒し、難を逃れます。
スターリングラードのネタバレあらすじ:承
そばにいて一緒に助かったのがダニロフという政治将校。政治委員であるフルシチョフから戦意高揚のアイデアを求められた彼はヴァシリを政治宣伝に利用しようと考えます。狙撃兵となり、次々とドイツ兵を撃ち殺してゆくヴァシリ。ダニロフは彼の活躍ぶりを軍の機関紙で盛んに書き立て、ヴァシリは全国に知られた英雄となります。2人は立場を離れて友だちになっていましたが、彼らの前に魅力的な女兵士ターニャが現れます。ダニロフはヴァシリから遠ざける意味もあって彼女を情報部に配置、前線から離れさせます。
スターリングラードのネタバレあらすじ:転
やがて、ヴァシリの活躍を戦局の障害と考えたドイツ軍はツォッセン狙撃兵学校教官のケーニッヒ少佐を現地に派遣。ヴァシリを倒すことを指令し、ソ連側の戦意を失わせようとします。ケーニッヒはヴァシリを罠にかけ、仲間の狙撃兵を仕留めますが、ヴァシリは助かります。思わぬ敵の出現にヴァシリの自信は揺らぎかけますが、ある少年兵が二重スパイとなることを志願。ケーニッヒに従うふりをして、彼の居所をヴァシリに伝える役目に。おかげでケーニッヒに怪我を負わすことは出来ますが、とどめの一撃を撃つ前にヴァシリは寝不足のせいで寝入ってしまい、彼を逃します。それにヴァシリが身につけていた狙撃記録を手に入れたことでドイツ軍は彼が死んだと判断。ケーニッヒはお役御免とばかり国に返されそうになりますが、彼はヴァシリの死を信じません。
スターリングラードの結末
やがてターニャが前線に来てヴァシリと関係を持ったことでダニロフが嫉妬。ヴァシリへの非難を上官への手紙に書きつけます。一方ケーニッヒは二重スパイの少年兵を使ってヴァシリをおびき出そうとします。しかし、嫉妬したことを反省したダニロフは自分がおとりになることでケーニッヒを騙し、ヴァシリはおかげでケーニッヒを射殺。市街戦がようやくソ連の勝利で終わった後、ヴァシリは病院で元気になりつつあるターニャと再会するのでした。
たまたま見る機会があり見てみました
すると圧巻の冒頭映像!!これは「プライベートライアン」に匹敵します
そしてラスト。いままで目立たなかった音楽が一気に来ます。
もうほぼ音楽に泣かされたようなもんでした(笑)
DVDやブルーレイを借りてでもみる価値ありです